富山県の県立高校の再編に関して県民の声を聞くフォーラムが30日、高岡市で開かれ、参加者からは小規模校でも存続できるような再編を求める意見も出されました。

県教育委員会が高岡市で開いたフォーラムには学校関係者や保護者など44人が参加し、県教育委員会が検討を進めている県立高校の再編について説明されました。

少子化に伴う県立高校の再編について、県教育委員会は再編の検討対象とする学校の規模をこれまでとおなじ「1学年4学級未満または160人未満の学校」を基準とする案を示しています。

これに対し、生徒の親からは大規模な学校が望ましいと基準に理解を示す声もありました。

*子育てをする親は
「小中でいろんな人が集まった人と、同じだった人では「15歳の壁」がある。それなりの規模のところで子どもを育てたい」

一方、学校関係者などからは統廃合は基準のみで決定せず、小規模校が存続できるような再編を求める声が上がりました。

*元高校教諭
「単なる数合わせのために自分の高校が無くなったというのではなく、高校教育をよくするために再編したんだと卒業生が感じられるように、そういう検討の仕方をしてほしい」

*高校教諭
「不登校の生徒、いろんな学習歴、成育歴の子供が増えている中、一クラス40人は多い」

また、30日は再編の基準を下回っている大門高校の生徒も出席者の発言に耳を傾けていました。

*大門高校2先生
「小規模校にも魅力があると思う。生徒や教職員、保護者、地域の人、県民の意見を聞いて決めてほしい」
*大門高校2年生
「他人事ではなく、一人の高校生として参加者の意見を聞いて自分の見解を持ちたい」

県教育委員会は今年度中に再編の基本方針をまとめ、来年度の総合教育会議で決定される見通しです。

富山テレビ
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