pixivは2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
pixivは2023年6月13日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
あてんしょーん
⚠️前回を見ていない方はぜひ前回からお読みください!
⚠️捏造あります
⚠️文章力が拙いです
⚠️主は長い話を書くのが苦手なので、読み応えが無いかもしれません
なんでもいい方はぜひ見てってください!
──────────────────
私はシノ。ここ、フーシャ村の酒場で働いている。元々孤児だった見たいだけど、村長さんに拾って貰えて、働く場まで用意してくれた。感謝してもしきれない。
そんな思いで毎日恩を返すために必死になって働いた。愛想の無い私だったが、村のみんなと触れていくうちにどんどん表情も柔らかくなっていった。
「シノちゃんはいつも偉いな!店の手伝いをたくさんしていて!」
私には前世の記憶が無かった。だけど、村のみんなに褒めてもらう度に、何かが頭の中をフラッシュバックした。
「シノは偉いな!シノみたいにーーも手伝ったらどうだ」
全ての記憶にモヤがかかっているようだったが、ただ1つ、思い出したいけれど、思い出せないことがあった。
「シノ、ーーと一緒に遊んでこい」
「双子でも、シノとーーは全然違うな!」
「ーー、シノ、お前たちは、俺たちの大事な娘だ。」
「ーー」
ずっと、ずっとモヤがかかっているように、記憶の中で曖昧になっていた。
私も、大好きだったはずのーー、思い出すことが出来ない、それが、私にとってそれ以上の無い苦痛だった。
そして、酒場で働くようになってしばらくたった頃、海賊が停泊することになった。
何故か視線を向けざるを得ない赤い髪に見とれていると、話しかけられた。
「この辺に、酒場はないか?」
「この先にありますよ。案内します!」
「そうか!助かる。ありがとな」
「こっちです。着いてきてください!」
赤い髪の船長らしき人率いる海賊たちがみんな着いてきた。一人一人詳しく見ることは出来なかったけれど、黒い長い髪を後ろで束ねた男の人は私と会うと少し目を見開いていた。
「マキノさん!お客さんが来ました!」
「はーい、ありがとねシノちゃん。お客さん、注文はなんでしょうか?」
「ここに少し停泊したいんだが、その間これで船員たちに飲み食いさせて貰えないか?」
そういってジャラジャラと金貨をたくさん出した。
「わかりました。ご注文は私か、そこにいるシノが伺います!」
私は大変そうだけど、やり甲斐のありそうな事だと思ったから、ワクワクと不安が入り交じっていた。
「おーい!嬢ちゃん、こっち注文頼む!」
「はーい!」
慌ただしい店内も、しばらくすると落ち着いてきた。
「嬢ちゃん、ちょっといいか?」
「はーい!」
「俺の顔に見覚えはあるか…?」
黒髪で束ねている人が急に分からない質問してきた…
え、なに?ナンパかな?全く分からないんですが…あ!でもあのモヤっぽい記憶の中で同じような目付きの人はいたかも?わかんない…
「そう言われればどこかで見たことがあるかな…?ってくらいですかね…」
「…そうか。変なこと聞いて悪い」
なんだったんだろ…まぁ、いっか!
しばらく酒場でコミュニケーションをとっていると、わかってきたことがある。彼らは赤髪海賊団と言うらしい。結構強くて大所帯な海賊団で、色んなところを回って航海していると言っていた。また、タイミングが合わずなかなか会えていないが、音楽家のウタちゃんと言う小さな子がいるらしい。会ってみたいなぁ、、
「次は、どこに行くんですか?」
「音楽の国、エレジアに行くんだ。」
一応シリーズの中には入れてますが、ボツなので、別の世界線ではこんなこともあったのかもよ位でご覧下さい!
(自分の首絞めて大丈夫かな……)