区長日記 令和2年5月の日記
2024年1月4日
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令和2年5月29日(金曜日) 伝法のお菓子屋さん
此花区の伝法は長い歴史を持つ土地です。
以前の日記にも書きましたが、由来が大化元年(645年)にまでさかのぼると言われているお西念寺や、同じく延暦23年(西暦804年)の第十七次遣唐使にまでさかのぼると言われている澪標住吉神社があるのも、ここ、伝法です。
時代はくだって、伝法は、江戸時代には、廻船(いわゆる千石船)の基地として栄えました。
今日、その伝法の地域の役員を訪ねましたら、そこは昭和の風情がのこるレトロな和菓子屋さん。5月ですし、ついつい、かしわ餅を買ってしまいました。
写真も撮らせていただいたので、ご紹介。
和菓子店のご主人の竹本さん。ええ顔してはりますでしょ! ちなみにこの店は、お父さまの代から続く老舗です。
かしわもち。休憩時間にいただきました。歯ざわりが、もちもち、くにゅくにゅして、なんとも素敵。しかも、餡が甘すぎず上品で、とっても美味しかった! 特筆すべきはヨモギの産地。ヨモギは舞洲産なんですって! 地産地消も素敵です!
令和2年5月28日(木曜日) テレワークその2
昨日、テレワークのことを書いたんですが、今日は私がテレワークをしています。
テレワークをしていてよいことのひとつは、メールや資料、やってくる電子決裁文書をじっくり読んで、落ち着いて考え、処理できること。最近、家からでも職場のパソコンをリモート操作できることになり、助かっています。
なにせ、最近、会議がめっきり減り、かわりにメールや、それに添付されてくる資料がすごく増えた気がします。
しかし、職場では、なんやかやの用事で自席を離れることもあれば、職員が相談や報告にきてくれることもありますので、メールを開くのがついつい後回しになりがち。で、たとえば、2時間ぶりにパソコンを開けると、メールが10件くらいたまっていることもザラ。
そうなると、気持ちが焦ります。
自宅で、メールや資料や決裁文書を見たり、処理できるようにしてくれた関係部署の皆さんに感謝です。
テレワークの日は写真が撮れないので、前に撮った写真を。
この船はポーランドの帆船「ダル・ムウォジェジ」です。2年前に、ポーランドの独立回復100周年を記念した世界一周航海で大阪港は港区の天保山に寄港してくれました。きれいな船でしょ!
え? 此花区と関係ないやん、ですって?
なにをおっしゃいます!? 対岸が此花区の梅町ですやん。此花大橋も夢舞大橋も見えてるし。
つまりこの写真は、帆船と此花区のツーショット写真なのでした。
令和2年5月27日(水曜日) テレワーク
出勤せずにシゴトをする。これが、ごぞんじ、テレワーク。リモートワークともいいます。日本語で在宅勤務といいますが、なんとなく口になじんでいるので、ここでもテレワークといいます。
いうまでもありませんが、テレワークは新型コロナウイルスの感染拡大を抑え込むために、とても大切なことです。
区役所業務は窓口でお客さまの対応をするシゴトが多く、大々的にテレワークをとりいれるのがむずかしい職場ではありますが、大阪市の各区役所はテレワークに取り組んでいます。
もちろん此花区役所もがんばっていまして、テレワークに年次有給休暇などとあわせ、出勤者の3割削減をしております。
ところで、新型コロナウイルスの流行が収まってからも、このテレワークの習慣が続いていくといいな、いや、日本の未来のために続けていかないといけないな、と思っています。
都市で働く勤め人の多くは、これまで、長い距離を通勤して仕事をしてきました。片道1時間だとすると、往復で2時間、1年に250日仕事をするとして、年間500時間。これを40年続けると、2万時間。これ、833日分であり、な、なんと、2年4か月に当たるんです!
この時間を、もっと価値を生み出す時間にあてれば、消費や生産力の増大にも、家族のより強いきずなづくりにもつながっていって、みんながもっとハッピーになれると思います。
そのためには、ICTなどの基盤を強くしていくことも必要ですし、何より、「直接会わないと失礼に当たる」「直接会わないと話が通じない」的な意識も、社会全体で変えていかなくてはなりません。
「災い転じて福となす」
「転んでもただでは起きない」
これまでも大きな災禍のたびに、日本は大切なものを得てきました。阪神淡路大震災ではボランティア文化を手に入れました。東日本大震災では、全国で津波対策がすすむとともに、脱原発の機運が高まり、今につながっています。
今回の新型コロナウイルスの流行では、テレワーク文化を根付かせたいなあ。
ただし、運動不足と体重増加には気をつけないといけませんが……。
この担当では、出勤率を約半分に抑えつつ、かつ、いろいろ工夫を重ねて、仕事をまわしていく努力をしてくれています。
令和2年5月26日(火曜日) 伝法小学校、島屋小学校へ
伝法小学校ができたのは明治6年。今年で創立148年目の伝統校です。学校のなかに、創立80周年の記念碑があります。80周年ですよ、80周年。その碑に、なんと、戦前の旧字体で「傳法小學校……」と彫られているのをみて、なんだか、伝統の重みを感じた次第でございます。
一方、島屋小学校は、児童が876人、2~6年生はすべて4クラスの大規模校。ユニバーサルシティ駅の近くにマンションがたくさんできて、とっても子どもが増えた学校です。
今日は4分の1の児童の登校でしたが、それでも、あとからあとから登校してくる光景に、びっくりしてしまいました。
ちょっと写真も撮りましたので、ご紹介!
伝法小学校に登校してきた子どもたち。南門に「日本鋳鋼所跡」という碑があります。明治期にここに作られた日本鋳鋼所が、後の住友金属(今は新日本製鐵と合併し、日本製鉄)につながっていきます。
伝法小学校の上山校長先生です。人って、体が前かがみになると眠くなり、背筋がシャンとすると頭がしっかり働く。そういう摂理なんです。最近の子どもは、小さなときバギーに乗せられ、その後はゲームにスマホで、ずっと前かがみ。先生は、子どもたちの学習を伸ばすにも、姿勢(体幹、体の軸)が大切とのお考えで、ボルダリングなどを教育の場に積極的に採りいれておられます。
島屋小学校に登校してきた子どもたち。子どもがとっても多いのって、素敵です!
島屋小学校の木村校長先生です。先生は、期待されている、当たり前のことを、普通にすることがいちばん難しく、いちばん大切とのお考えです。たしかに、自らを振り返っても、片付けとか挨拶とか言葉づかいとか、当たり前のことがしっかりできないときに失敗することが多いように思えますねぇ。反省。
令和2年5月23日(土曜日) 高見地域の総会
今日は、夜、高見公民館で、年に一度の高見連合振興町会の総会と、それに高見地域活動協議会の運営委員会が開かれ、市民協働課長と、地域担当の課長代理と、このはなまちセンの方とともに行ってまいりました!
万全の感染対策のもとの会議でした。
例年よりグッとしぼった参加者数。入室時にはアルコールによる手指消毒と検温。窓は開け放たれていて、全員がマスク着用。しかも、宮川会長の進行のもと、要領よく、短時間で終了。いやあ、おみごと!
参加者は、宮川会長や副会長・総務部長・会計などの役員のみなさんのほか、町会長のみなさん、各種団体の役員のみなさんで地域のなかの横つながりをしっかり感じました。
私、前からなんですが、「つながりは宝」だと思っています。ひとりではできないことが、つながることで、できるようになります。1+1が3にも4にもなります。それが、地域のきずな。
区役所は、地域とともに、感染抑制と地域活動の活性化の両立の道を探ってまいりますぞ~!
全体のようすです。写真は、このはなまちセンの方の撮影です。
挨拶をされる宮川会長。感染防止のための、要領を得た短時間の会議運営、お見事でした! 向こうでメモをされているのは進藤副会長。
令和2年5月22日(金曜日) 緊急事態宣言解除!
昨日、大阪府が緊急事態宣言の区域から解除されました! 明日23日(土)の午前0時から、外出自粛などの緊急事態措置も原則解除されます!
これもひとえに、外出自粛、営業自粛などにご協力いただいたおかげであります! ありがとうございました!
が、しかし……
「勝ってかぶとの緒をしめよ」ということわざもあります。
新型コロナウイルス感染症との戦いは、今後、まだまだ続くといわれています。今回の勝利は、これから長く続く戦いの、ほんの緒戦の勝利にすぎません。第二波・第三波に備えなくてはなりません。
今後の流行を抑えるため、ぜひ、マスクをつける、手洗いをしっかりする、身体的距離を保つ、三密を避けるなど、自らも人も感染させない、ひいては感染拡大を生まない「新たな生活スタイル」の徹底、ぜひぜひ、お願いします!m(_ _)m
令和2年5月21日(木曜日) 西九条小学校の登校日
今日は、西九条小学校の登校日で、児童たちの登校のようすを見に行ってきました。
マスクをつけた子どもたちが、元気にやってきては、校門から校内に入っていきました。その途中、校門の外で、中で、校舎の入り口で、先生方が、一人一人に3回も4回も、「熱、計ってきたか」と声かけ。
きっと、こういうふうに根気よく声かけする中で、子どもたちに、新型コロナウイルス下でのあらたな生活が心になじんでいくのだと思います。
ところで、子どもたちのマスクは、とっても色とりどりで、模様もいろいろ。もしかすると、子どもたちは大人よりも、新たな生活スタイルになじみ、楽しんでいるのかもしれない、そんな気もしましたが、さて、どうでしょう。
子どもたちの登校のようす。
令和2年5月20日(水曜日) 高見小学校と伝法幼稚園
今日は、高見小学校と伝法幼稚園の登校・登園のようすを見にいってきました。高見小学校は、高見フローラルタウンの中にある、とんがり屋根のあるとってもおしゃれな学校。ルーツは、大正14年開校の稗島第二尋常小学校にまでさかのぼるといいますから、歴史ある学校でもあります。
伝法幼稚園は、園庭の広さが市立幼稚園でNo1で、とっても緑が豊か。しかも、先生方がとっても熱心! 園長先生がそう言うてはりました。さらに、駅の出口と園の入り口が向かい合っていて、便利さでも市立幼稚園中No1。いろいろなものに恵まれた幼稚園です。
その登校・登園のようすを見に行ってきましたので、写真でご報告!
高見小学校は、とんがり屋根がおしゃれな小学校です!
今年、高見小学校に赴任してこられた大呂校長先生。お話ししいて、ただならぬ熱心さと力強さを感じました!
伝法幼稚園の登園のようす。3歳~5歳の園児たちが保護者につれられ、元気に登園!
伝法幼稚園のドングリの木。季節になると、たくさん実を落とし、園児たちが拾って遊ぶそうです。
伝法幼稚園内には、豆畑もありました。育てて、食べる。素晴らしい食育ですね。
令和2年5月19日(火曜日) 小学校の登校日を見学
大阪市の小中学校では、先週から登校日が始まっています。
今日は、朝から春日出小学校と四貫島小学校へ、お昼は梅香小学校へ登校の様子を見に行ってきました。
集団登校ができないなか、子どもたちがマスクをして、低学年の子どもたちは保護者に付き添われ、三々五々、元気に登校。校門で待つ先生方に挨拶をし、玄関で手指の消毒をして校舎に入っていきました。
外出自粛だし、休校も長いし、もしかすると、ちょっぴりしんどいかな? でも「しんぼうする木に花が咲く」といいます。しっかりがまんしている君たちには、将来、きっと立派な花が咲く! がんばろうな!
令和2年5月18日(月曜日) 新たな感染者、昨日、大阪府はゼロ!!
新型コロナウイルス感染症の新たな感染者なんですが、昨日、大阪府は、なんと、なんと、ゼロでした! 3月9日以来のこと。
ゴールデンウィーク中の外出自粛の成果がいま現れているわけで、みなさまのご理解、ご協力に感謝です!
でも、油断大敵。しっかり、兜の緒を引き締めましょうねっ!
一方で、飲食や観光にかかわるものをはじめ、事業を営まれている皆さまの多くは、いま、苦しい状況にあり、経済が落ち込んでおります。
緊急事態宣言が解除され、大阪府の自粛要請が緩和されれば、経済の回復にも取り組まなくてはなりません。
感染収束と経済の回復。
このふたつの両立を、数々の苦難を乗り越えてきた私たちなら、必ず、成し遂げることができると思っています。
みなさん、がんばりましょう!
が、腹が減ってはいくさはできぬ。
ということで、広報「このはな」6月号では、食育を大きく扱います。
正しい食事をしてウイルスに負けにくい体をつくり、同時に、テレワークとか時差出勤なども活用しながらですが、仕事もがんばる。そのために大切なのは食事!
みなさま、広報「このはな」6月号、お楽しみに!
今日は、広報「このはな」6月号のための写真を撮りました。
令和2年5月15日(金曜日) 花のあるまち、此花区!
区名に「花」の字があるのは、日本全国で此花区だけやないやろか?
外出自粛をしていて、そんなことを思いつきました。
もちろん、大阪24区のなかで「花」がついてる区は此花区だけなのですが、他都市はどやろ? いちどじっくり調べてみよう!
「花がある」で思い出したのが、前の日記でも書きましたが、区内に本当に花が多いこと。公園はもちろんですが、住宅の敷地内などにも本当に花が多いんです!
たとえば、高見住宅44号棟のみなさんが中心になって、敷地の中の通路で、年中、花の絶えないようにお世話をされているそうなんです。
で、用事のついでに、ちょっと見に行ってきました。
ほんで、びっくり!
延長100メートルはあろうかという敷地内通路の左右に、何十種類もの植物が植えられ、花がさいているではありませんか!
しかしまあ、花の名前が、説明できません。「花のある区」の区長になった以上は、花の名前を覚えなあかんなあ~。反省。
令和2年5月14日(木曜日) 酉島小学校の1年生オリエンテーション
今日は酉島小学校の1年生オリエンテーションでした。午後2回に分けて開催されたのですが、そのうちの前半の分を見に行ってきました。
大阪市の小中学校では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2月29日からずっと休校が続いてます。入学式も延期となっています。
よって、1年生にとっては、今日が初めての登校です。
新1年生のみなさん! いつかふつうに学校に行ける日がきます。それまでの間、マスク、手洗い、うがいをしっかりして、校長先生もおっしゃっていたように早寝。早起きして、元気いっぱいでいてくださいね!
オリエンテーションのようす。出入り口や窓が開放され、心地よい風が吹き抜けるなか、席の間隔を大きくとっての開催でした。これなら安心です!
酉島小学校の校庭です。酉島小学校は、昭和13年の開校。その後、戦災で焼け閉校になりましたが、昭和35年、不死鳥のごとく再び開校しました。
令和2年5月13日(水曜日) テレワーク
今日は、感染拡大防止のための、出勤せずにテレワークです。
自宅パソコンで職場のパソコンを遠隔操作し、メールのやり取り、電子決裁、資料を読んだり作ったりなど、たいていの事務作業ができます。
それに、ウェブ会議もできます。
このあたり、市のICT戦略室はじめとする部署が最近特に頑張ってくれていて、本当にありがたい話です。
朝イチは、区長会議の子ども教育部会、という会議を傍聴しました。学校の休校が続く中、一刻も早くWeb授業の体制が整うことを願っています。
さて、巣ごもりなので、お見せできる写真がない。
そうだ、前に撮った北港ヨットハーバーの写真をおみせしよう!
ここ、此花区なんですよ! 素敵なところでしょ!
令和2年5月12日(火曜日) 澪標住吉神社!
此花区は伝法に、澪標(みおつくし)住吉神社があるの、知ってますか? もちろん、知ってますよね!
なんと、この神社のはじまりは、今をさかのぼること約1200年、平安時代の初期の延暦23年(804年)に、この地に遣唐使の航海の安全を祈願して祭壇がつくられ、一行の帰路を迎えるため澪標が立てられたときにまでさかのぼるといわれています。
ちょっと待てよ……延暦23年の遣唐使といえば、最澄や空海が唐の国に旅立った、あの、第十七次遣唐使とちゃうんかいな! おおっ!
その後、伝法が海上交通の要として賑わうにつれ、土地の守護神・海上交通安全の神として信仰を集めたとのこと。
今も、この神社には、大きな澪標があり、1200年前の故事を今に伝えています。
それにしても、此花区の歴史と文化、すごいでしょ!
令和2年5月11日(月曜日)
さて、大阪市でもいよいよ特別定額給付金の手続きがはじまりました。
まずは「オンライン申請」からスタートです。
ところで、申請方法には、オンライン申請とは別に「郵送による申請」もあります。
これは、市から郵送されてくる申請書に記入し、本人確認書類(たとえば免許証、保険証のコピー)と振込口座の確認書類(たとえばキャッシュカードのコピー)をつけて送り返すだけ。
シンプルです!
でも、大阪市の担当部署が大阪市民275万人分の書類を送るのに、それなりの日にちがかかります。
今月の22日から郵送が始まりますので、いましばらくお待ちくださいませ。
マイナンバーカードをお持ちであれば「オンライン申請」で今日から手続きができます。が、しかし……忘れてはならない大切なポイントがあります。
① マイナンバーカードが必要です。
② マイナンバーカードを受け取ったときに決めた暗証番号(2種類)も必要です。
①についてなんですが、新規でお申し込みいただいても発行まで1~2か月かかってしまいます。
②についてなんですが、「暗証番号を忘れた」「まちがえた暗証番号を入力してロックがかかってしまった」ような場合には、区役所にきていただかないと再設定ができません。
で、区役所は、というと、今、この手続きのために来られるお客様が窓口にたくさん来られています。10人待ち、20人待ちがざらです。
しかも、全国的に集中しているためシステム処理にすごく時間がかかっています。
(本日現在)
なので、かなり長時間、お待ちいただく可能性が大です。
そうなると、「三密」が心配です。
オンライン申請のために新型コロナウイルスの感染が拡大したら、なんのこっちゃわからん。
区役所としても、感染防止には努力していますが、なにぶん、こういう状況でありますので、マイナンバーカードをお持ちでない方、暗証番号を忘れた方・ロックされた方は、どうぞ「郵送による申請」もご検討くださいませ~m(_ _)m
なお、特別定額給付金について、詳しくは、こちらをご覧ください。
令和2年5月8日(金曜日) 西念寺
今日は、放置自転車などの現場視察のために、青パトに乗せてもらって、区内に出かけました。その途中で、西念寺という立派なお寺の前を通りましたので、そのお寺のことを少し。
西念寺は、「仏教伝来の地」と伝えられている此花区の伝法にある、全国でも屈指の歴史あるお寺です。
寺伝によると、その歴史は、なんと大化ですよ、大化。わたしたちが学校で習った「大化の改新」のあの大化ですよ! 西念寺の歴史は、大化元年(645年)にさかのぼります。
その年に、天竺南山道宥律師の教伝により、法道仙人が仏法伝導道場を建立されたのがはじまりとのこと。
その後、中世には摂津伝法の船寺として信仰を集め、広大な寺領を持ち、摂・河・泉・三国の四大本山の一つとして栄えたそうです。
ところで、この西念寺には、「木造千手観音菩薩立像」という立派な仏像があり、大阪市の指定文化財となっています。
此花区の歴史と文化、すごいでしょ!
これが西念寺です!
これが今日乗せてもらった青パトです。
令和2年5月7日(木曜日) マスク2000枚のご寄付をいただきました!
今朝、なんと、マスクを段ボール箱に一箱、計2000枚のご寄付をいただきました。
寄付してくださったのは、ネイル用品の輸入販売などを手掛けておられるシーケイ株式会社さん。此花区は西九条に会社があります。
マスクに困っている施設などで使ってほしいとのことでした。
区役所として考えた結果、このマスクは、新型コロナウイルス感染症と戦っている医療従事者はじめ、緊急事態宣言のもとにおいて社会を支えるため業務に携わっているみなさまを保育の面で支えている保育所に配ることとしました。
こういう善意に触れると、なんだか、感染症にみんなで打ち克つ勇気というか、トンネルの出口への希望というか、そういう大切なものをいただいた気がします。
ところで、社名のシーケイは、シェーヌ(chêne:樫)とカルミア(kalmia)の頭文字の『c』と『k』で、それぞれの花言葉からが「勇気」と「希望」を意味するとのこと。
シーケイ株式会社さん、社名どおり、勇気と希望を与えてくださり、ありがとうございました!
令和2年5月6日(水曜日) 私の名前について……
さて、ステイホームです。
今日は、自分の名前について、書きます。ちょっと内向きなネタでアレなのですが、区民の方によく聞かれますもんで、はい。
私、髙橋英樹(たかはし ひでき)と申します。「ええ名前ですなぁ」「同じ名前ですやん」と、初対面の方によく言われます。たいてい言われます。
よくみると「髙」と「高」で、字は違っているのですが、まあ、些細なことは置いといて、そうなんです。あの方と同じ名前なんです。あの方とは、超人気時代劇『桃太郎侍』などに主演された大俳優の高橋英樹さん!
ほんで、「親御さんがファンやったんですか?」と聞かれることが多いので、その答えめいたことを、少しここで。
じつは昔、物心ついたころ、私も同じ疑問をもちました。で、親に、「なんで僕の名前は英樹なん?」と聞きました。
すると、「おじいちゃんの名前から『英』を、お寺さんに『樹』をもらってつけたんや」との答えが返ってきました。
親が高橋英樹さんのファンで、その名にちなんで付けた、ということではなさそうでした。
いちおう、いまでも、聞かれればそう答えております、はい。
その後、ふと気になって、高橋英樹さんのデビューの時期を調べてみました。もし、私が生まれたより後に高橋英樹さんがデビューしたのであれば、この答えが事実であると、より自信がもてるからです。
すると、高橋英樹さんのデビューは昭和36年8月でした。その月に封切られた映画『高原児』がデビュー作とのこと。
ん? これ、私の誕生日の前の月ですやん!
もしかして、私の名前は、親が高橋英樹さんのデビューを記念して、祖父やお寺さんと示し合わせて決めたのか!?
想像は尽きませんが、でもまあ、私も高橋英樹さん大好きですし、人に覚えてもらいやすい名前ですし、ええ名前やと思っています。
親に感謝です。
昔「桃太郎」というあだ名でした。住吉区の友人からは、今も「モモさん」と呼ばれています。
令和2年5月5日(火曜日) 正蓮寺!
正蓮寺川公園のネーミングのもとは正蓮寺川。
では、正蓮寺川のネーミングのもとは……。
それは、正蓮寺!
正蓮寺は、伝法6丁目にあるお寺です。
寛永2年(1625年)に、正蓮日寶というお坊様が小庵を建立したのがはじまりといわれていて、古くは七堂伽藍が備わり、大阪25か寺に数えられていたんです。
毎年8月26日に行われる川施餓鬼は、享保6年(1721年)から始まっており、日本三大施餓鬼の一つとして江戸時代から有名で、なんと、平成16年度大阪市指定文化財(無形民俗文化財)に指定されたんですよー。
此花区、文化もなかなかのもんでしょ。
令和2年5月4日(月曜日) 正蓮寺川公園緑の基金!
昨日、一昨日と、正蓮寺川公園のことを書きました。
じつは、それ、むふふ、今日のこのお願いのためなんですよ!
此花区役所では、正蓮寺川公園に生け垣をつくったり、桜の植樹をするための寄付をお願いしてるんです。
1口1万円。ひとり1口からご寄付いただけます。
区民の長年の願いと運動が実って整備されている正蓮寺川公園を、区民のみなさまとともに、さらに素敵な公園にしていきたい。
これまでに約4300万円の寄付が寄せられています。
ふるさと寄付金として税の優遇措置もありますので
ぜひ、ご協力お願いします!
詳しくは、こちらをご覧ください。↓
生け垣は森巣橋から東、桜の植樹は恩貴島橋から西の予定です。
平成31年の公園拡張のようす。
令和2年5月3日(日曜日) 区民の熱意が計画を変える!
区民のみなさまが正蓮寺川の埋め立てを昭和39年にはじめて要望したことは、昨日、書きました。
その後も区民運動は続けられ、紆余曲折を経て、正蓮寺川には高速道路と公園が作られることになりました。
最初、その構造は「掘割構造」、つまり道路の上部が開いた半地下構造の計画でした。
でも、掘割構造では地域が分断されたまま。公園も道路の左右の細長いものになり、環境整備も限られたものになってしまいます。
そこで、区民は「覆蓋方式」を要望。つまり、高速道路の上を覆い、その上も公園にする方式です。
区民のみなさんの粘り強い運動は身を結び、平成14年、覆蓋方式で整備されることが決まりました。
計画が掘割構造だったころのイメージ図(昭和61年)
覆蓋方式による整備のイメージ図。高速道路の上は広い公園となっています。
令和2年5月2日(土曜日) 昔の千鳥橋
さて、ステイホームです。
この時間を利用して、此花区の歴史を勉強しよう!
人もまちも、歴史という根っこがあって、いまの姿がある。今を知るには、歴史を知らないとね!
で、今日ご紹介するのは、昭和39年撮影の千鳥橋の写真。
三輪トラックやボンネット付きトラックが通っていて、昭和の香りがプンプンするむっちゃ素敵な写真ですやん!
じつはこの年は、はじめて区民のみなさまが、行政に正蓮寺川の埋め立てを要請した年なんです。当時すでに正蓮寺を通る船は少なかったし、それに、とても汚れていた、そういったことなどが要請の理由です。
そこから始まった区民運動が実って、いま、正蓮寺川公園が、順次、整備されていっています。
正蓮寺川公園は、区民のみなさまの、50数年にわたる環境への想いが結実した公園なんですね!
昭和39年撮影
正蓮寺川公園(平成30年撮影)。下に、高速道路と暗渠(地下河川)が通っているんですよ!
令和2年5月1日(金曜日) フェイスシールド
昨日から、1階の窓口職員とともに「フェイスシールド」をできるだけ着用しています。
これは、もちろん、区役所内での飛沫感染を防止するため。
報道によると、慶応義塾大学病院が新型コロナウイルス感染症以外の治療を目的とした無症状の患者さんのうち67人を検査したところ、4人の方が陽性だったとのこと。6%です!
もちろん、この検査数は疫学的判断という観点では少ないかもしれません。
でも、「症状がなくても感染している人」が一定数いる可能性を示しています。
みなさま、今は、みなさま自身の感染防止のためにも、できるだけ、区役所への問い合わせは電話で、書類のやりとりは郵送でお願いしますね!
合言葉は「電話」と「郵送」。
よろしくお願いします!
(でも、法令などの定めによって、でどうしても来庁が必要な手続きもあります。その場合は、お許しくださいませ。m(_ _)m )
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〒554-8501大阪市此花区春日出北1丁目8番4号(此花区役所3階)
電話:06-6466-9683
ファックス:06-6462-0942