FLIP-500 の回路について忘備録。
FLIP-500 の出力トランスの二次側の回路を示します。

GA-1050D でも指摘しましたが、J6 スピーカージャックのスイッチが
GND に接続されています。スピーカープラグを抜くとスイッチが ON に
なり、短絡してしまいます。出力トランスおよび 6L6GC に大きな負荷が
加わるので故障のもとです。スイッチを無効にする配線に変更しました。
この問題は GA-1050D, FLIP-1000MKII でも確認されています。
Guyatone の FLIP シリーズでヘッドフォンジャックが搭載されたのは
FLIP-2000X や FLIP-1500 が最初で、FLIP-500 はそれらに続いて
搭載されています。
その後、FLIP-2000MKII や FLIP-1000MKII にも搭載されますが、
ヘッドフォンジャックにプラグを差すと NFB が無効になる仕様に
なっていました。
FLIP-500 では ヘッドフォン使用時も NFB が有効な配線になっています。
上の回路図で図の上に伸びている線が NFB の線で、ヘッドフォンジャックの
状態に依らない構成になっていることがわかります。
なぜ NFB を無効にするのか謎な仕様だったわけですが(わざわざ)
そういう仕様にしたのが「改良」の結果だったと考えられます。
とすると、 ヘッドフォンジャックを使う時にはダンピングファクタを
低減する必要がないから、という理由が考えられます。
このあたりは他のメーカーのアンプでも例がないので考察が必要です。
FLIP-500 の出力トランスの二次側の回路を示します。
GA-1050D でも指摘しましたが、J6 スピーカージャックのスイッチが
GND に接続されています。スピーカープラグを抜くとスイッチが ON に
なり、短絡してしまいます。出力トランスおよび 6L6GC に大きな負荷が
加わるので故障のもとです。スイッチを無効にする配線に変更しました。
この問題は GA-1050D, FLIP-1000MKII でも確認されています。
Guyatone の FLIP シリーズでヘッドフォンジャックが搭載されたのは
FLIP-2000X や FLIP-1500 が最初で、FLIP-500 はそれらに続いて
搭載されています。
その後、FLIP-2000MKII や FLIP-1000MKII にも搭載されますが、
ヘッドフォンジャックにプラグを差すと NFB が無効になる仕様に
なっていました。
FLIP-500 では ヘッドフォン使用時も NFB が有効な配線になっています。
上の回路図で図の上に伸びている線が NFB の線で、ヘッドフォンジャックの
状態に依らない構成になっていることがわかります。
なぜ NFB を無効にするのか謎な仕様だったわけですが(わざわざ)
そういう仕様にしたのが「改良」の結果だったと考えられます。
とすると、 ヘッドフォンジャックを使う時にはダンピングファクタを
低減する必要がないから、という理由が考えられます。
このあたりは他のメーカーのアンプでも例がないので考察が必要です。