1975年製造のモデル。
Viking といえば 1960年代から続く ELK のヘッドアンプシリーズ。
当初は真空管アンプでしたが徐々にトランジスタアンプへと移行し、
今回取り扱う Viking Bass 55 はトランジスタアンプです。
前面パネルは2チャネルの入力に対してそれぞれ VOLUME, BASS, TREBLE の
コントロールと BRIGHT SW があり、チャネル共通の PRESENCE という構成。
背面はこちら。

左から AC. OUT, GROUND SW, AC. FUSE, DC. FUSE(+), DC.FUSE(-),
SPEAKER 1, 2, EXT OUT の配列。3種類のヒューズはすべて 4A です。
入手した個体は DC. FUSE(-) が切れていました。
シャーシを取り出します。底面のネジ4箇所を外して前に引っぱると
取り出せます。

シャーシ上面は至ってシンプル。見えるものはパワーアンプ基板と
終段トランジスタを取り付けた放熱フィン、電源トランスとブロックコンデンサ2個。

終段トランジスタは 2SC1080 が2個。ケース表面が劣化しており
型番が読み取りにくかった。
シャーシ内部。

ELK 独特の銀紙シールドがプリアンプ基板2枚にそれぞれネジ2点で
保持されています。これを取り除くとプリアンプ基板が現れます。
チャネルごとにプリアンプ基板があります。これはチャネル2のプリアンプ基板。

次の写真はチャネル1のもの。

部品の配列からプリント基板は同一のもので、チャネル1と2で搭載する
部品を変えているようです。チャネル2の基板の方が部品点数が少ないことが
わかります。
電源トランス。 50-8R の型式が見えます。

二次側 ±27V (2A) に繋がっているのはパワーアンプ用電源。
±11V (0.3A) からプリアンプ部の電源電圧を作っています。

プリアンプ用電源基板。
11V 巻線を2つ使って AC22V が電源トランスから供給されていますが、
この基板で倍電圧整流を行っています。そのあと 2SD317A を使った
リップルフィルターで平滑しています。
(回路図のQ101 トランジスタの型式が間違ってますね
(誤) 2SC317A -> (正) 2SD317A
近々訂正します。)
Viking といえば 1960年代から続く ELK のヘッドアンプシリーズ。
当初は真空管アンプでしたが徐々にトランジスタアンプへと移行し、
今回取り扱う Viking Bass 55 はトランジスタアンプです。
前面パネルは2チャネルの入力に対してそれぞれ VOLUME, BASS, TREBLE の
コントロールと BRIGHT SW があり、チャネル共通の PRESENCE という構成。
背面はこちら。
左から AC. OUT, GROUND SW, AC. FUSE, DC. FUSE(+), DC.FUSE(-),
SPEAKER 1, 2, EXT OUT の配列。3種類のヒューズはすべて 4A です。
入手した個体は DC. FUSE(-) が切れていました。
シャーシを取り出します。底面のネジ4箇所を外して前に引っぱると
取り出せます。
シャーシ上面は至ってシンプル。見えるものはパワーアンプ基板と
終段トランジスタを取り付けた放熱フィン、電源トランスとブロックコンデンサ2個。
終段トランジスタは 2SC1080 が2個。ケース表面が劣化しており
型番が読み取りにくかった。
シャーシ内部。
ELK 独特の銀紙シールドがプリアンプ基板2枚にそれぞれネジ2点で
保持されています。これを取り除くとプリアンプ基板が現れます。
チャネルごとにプリアンプ基板があります。これはチャネル2のプリアンプ基板。
次の写真はチャネル1のもの。
部品の配列からプリント基板は同一のもので、チャネル1と2で搭載する
部品を変えているようです。チャネル2の基板の方が部品点数が少ないことが
わかります。
電源トランス。 50-8R の型式が見えます。
二次側 ±27V (2A) に繋がっているのはパワーアンプ用電源。
±11V (0.3A) からプリアンプ部の電源電圧を作っています。
プリアンプ用電源基板。
11V 巻線を2つ使って AC22V が電源トランスから供給されていますが、
この基板で倍電圧整流を行っています。そのあと 2SD317A を使った
リップルフィルターで平滑しています。
(回路図のQ101 トランジスタの型式が間違ってますね
(誤) 2SC317A -> (正) 2SD317A
近々訂正します。)