昭和55年3月、つまり1980年3月製造ということは
今年で40年になるアンプです。
アンプのメンテナンスの定番、電解コンデンサ・オイルコンデンサの
交換が行われています。JJ のブロックコンデンサが使われているので
ここ10年以内の交換かと思います。
前回は通電するまえに一通り目視で回路を確認しました。
40年経過しているアンプであればコンデンサ類をはじめ劣化した部品で
あったり、(手放さなければならないような)不具合があったりします。
気になったのは、2本目のブロックコンデンサの端子を中継する
酸化金属皮膜抵抗。
画像中央の茶色の抵抗です。定格2Wのものですが、黒く焦げています。

ブロックコンデンサを交換したものの、金属ケースと端子が近づきすぎて
しまい、ショートした、あるいは沿面放電が生じたと考えられます。
抵抗を測ってみると断線していました。
回路図を採取する際この抵抗を取り外して見ましたが、
抵抗値の表示が焼けており値が不明です。定格2Wであることは
読めるのですが、抵抗値の始めの値が 2 としか読めません。
仕方がないので 2.2kΩ の抵抗で代替しましたが、2.0kΩ、2.4kΩ、2.7kΩ
などの候補はあるかと思います。20kΩ 以上ということも考えられなくも
ないですが、ちょっと大きいかなぁ。とりあえず、E6 系列から選ぶで
あろうと予想してここは 2.2kΩとしました。
回路図では R002 に当たりますが、*R002 : Resistance value is uncertain."
という注釈をいれています。
今年で40年になるアンプです。
アンプのメンテナンスの定番、電解コンデンサ・オイルコンデンサの
交換が行われています。JJ のブロックコンデンサが使われているので
ここ10年以内の交換かと思います。
前回は通電するまえに一通り目視で回路を確認しました。
40年経過しているアンプであればコンデンサ類をはじめ劣化した部品で
あったり、(手放さなければならないような)不具合があったりします。
気になったのは、2本目のブロックコンデンサの端子を中継する
酸化金属皮膜抵抗。
画像中央の茶色の抵抗です。定格2Wのものですが、黒く焦げています。
ブロックコンデンサを交換したものの、金属ケースと端子が近づきすぎて
しまい、ショートした、あるいは沿面放電が生じたと考えられます。
抵抗を測ってみると断線していました。
回路図を採取する際この抵抗を取り外して見ましたが、
抵抗値の表示が焼けており値が不明です。定格2Wであることは
読めるのですが、抵抗値の始めの値が 2 としか読めません。
仕方がないので 2.2kΩ の抵抗で代替しましたが、2.0kΩ、2.4kΩ、2.7kΩ
などの候補はあるかと思います。20kΩ 以上ということも考えられなくも
ないですが、ちょっと大きいかなぁ。とりあえず、E6 系列から選ぶで
あろうと予想してここは 2.2kΩとしました。
回路図では R002 に当たりますが、*R002 : Resistance value is uncertain."
という注釈をいれています。