対策をしても結局感染して流行が拡大してしまったときに、
①もうあまり対策しても仕方ないのではないか。
②対策が間違っていたのではないか。
ではなく、
③これだけ対策してるのに感染するなんて、コロナ(インフル)は恐ろしい!もっと対策せねば!
になってしまうの、何とかならないものか。
対策の被害を被りつつ結局感染もして、ウイルスをさらに恐れて対策して。この考えって、地獄への道だと思うのですよね。
あるダイエット法で体重が増えたら普通はやめますが、「このダイエット法はエビデンスがあるから正しい!さらに強化する!」っておかしいですよね。
おかしな方向に走ったEBMは本当にタチが悪い。
それから、
④対策して感染したのなら仕方ない
というようにいつまでも対策が免罪符になっているのも何とかならないか。
どうしても日本では
⑤対策して感染するなら、対策せずに感染する方がマシ
という考えが全く受け容れられない。
でもある程度これを受け容れないと、いつまでも免罪符的な感染対策が続き、対策による不利益+結局感染というダブルパンチで苦しみ続けることになる。
高齢者施設でも病院でも、マスクして面会禁止して結局クラスターが起きているわけだし、こんなこといつまでやるのか。
そもそも効果が乏しくて弊害が大きいものは続けるべきでないし、いくら対策しても難しい相手といつまでも戦うべきではなくて、海外のようにある程度仕方ないと割り切った上で対策の弊害を減らすことを考えるフェーズにうつらないと。
「予防は治療に勝る」というのは常に正しいわけではない。
「効果が乏しく弊害の大きな予防は、治療に勝らない」というのを理解しなくては。
病院だって高齢者施設だって、コロナを必死に見つけて大騒ぎしているけど、結局見つけたところで当初のような重症化、死亡は全然起きていない。見つけて騒ぐメリットよりもデメリットが上回っている。
まあ結局みんななんとなくもういいよね、という空気にならないと終わらないのだろうけど、それがいつやってくるのやら。一般社会はいいとして、医療機関や高齢者施設は深刻。4年経っても終わる気配なし。
一般社会から圧力をかけていかないとなのか。結局クレームは「マスクしろ」「対策を緩めるな」ばかりだし、「いつまで対策してるんだ」「いつまで面会制限するんだ」の声を大きくしていかないと。少しはそうした声が出てきているようだけど。
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