1/31 ②カクヨムコン9応募締め切り(の約半日前)

 で、ございます。

 明日の11:59までなので皆さん頑張りましょう。

 完結させるのは大事だと思うよ。

 ドラえもんや水戸黄門みたいにダラダラ続ける形態ってのもありだとは思うけど、それでもちゃんと節目をつけるのは大事だと思うね。読む側も「どこまで読んだら区切りがつくの?」ってなりますしな。いや、そういう水戸黄門的作品に慣れた読者ならそうは思わないか? わからんけど。


 個人的な話ですが、私はああいう「いつまでも続けられる話」ってのが嫌いです。一話一話で起承転結あるから良いじゃんとか言われるかもしれませんが(あればね)、私が読みたいのはそういうTikTokやyoutube short動画みたいなものじゃない。頭から尻尾までしっかり身の詰まったものをね、味わいたいのです。


 スナック菓子じゃないのよ、私が読みたいのは。きちんとしたフルコースをね、味わいたい。高級志向なのでね。どうせ同じ時間コストを使うなら、高級感のある美味いものを食べたいわけです。スナック菓子が美味くないと言っているわけじゃないよ。ただ、高級感はないよねっていう話。ポテチが高級感あふれるお菓子だなんて思ってる人はいないでしょ。でも超売れてる、食われてる、人気がある。だけど、私の趣向はそこじゃないと。まぁ、WEB小説のみならず定番の作りなのでアレなんですけどね。ちゃんと全体を俯瞰した時に「ああ、そういう物語になっているのね」ってわかるやつがいい。当然私が書くのもそういうのです。嫌いなものは書きたくないので。


 まぁ、個人的趣向の話でした。


 でも、小説書きはじめの頃って、終わらせ方が分からなくていつまでもダラダラ続いちゃったりする事はあると思う。私も小学生の頃(と言うか中2で初めて公募に出すまで)はそうだった。ので、気持ちはわからんではないのだけどね。プロット書こうよ、プロット。大袈裟なものじゃなくていいから。A3くらいの紙に書きなぐる程度でも。そしたらもっと面白くなると思うんだよね、世界が。


 世界といえば、アレですよね。自分の世界の全体像が掴めてない作者ほど、こまけぇところに拘ったりしますよね。じゃがいもトマト然り、建築、服飾、交通事情然り。リアルに寄せるのはもちろんありだと思うんだけど、「お前が今こだわらなきゃならないところはそこなの?」って。ぶっちゃけてめぇの世界なんだから、何がどうなってても良いと思うんですよ。物理法則が違ったって良い。太陽が2つあったっていいし、月が7つあったっていい。なのに変にリアルに寄せようとして「つまんねぇやつだな」になってる人がまぁ、いますね。知識として持っておくのはもちろん悪くないけど、せっかくてめーの世界を創るんだからもっと自信持って色々デプロイすりゃいいじゃん、みたいな。


 絵でもそうだけど、描けない人ほど細かいところにこだわるんですよ。で、出来上がった絵はチグハグだったり、変に細かいところがあるだけにそうじゃないところが加わってカオスになっていたり。微に入り細を穿つってところまでこだわるなら、まずはデッサンできなきゃ話にならないし、全体の描き込みができなきゃ話にならないし。その上でようやく細かいところに着手できるし、着手するなら全体の粒度を同じにしなきゃならない。


 だからまずは、くだらねぇこまけぇエレメントにフォーカスなんてしてねぇで、世界をある程度作って少しずつ削り出していくようにしないと、「すごく丁寧に時間かけて作った世界なのに、クッソつまらねぇ世界になってる」とか「これはあってアレはないとかおかしくね?」みたいな不自然な世界になる。それって読者に伝わるからなぁ。やるならトールキンもびっくりなくらいやらないと。


 何の話かわからなくなったけど、まぁそんなんで。

 日記に多くを求めないでくださいな。


 さて、私の「腰痛剣士と肩凝り魔女」他、多数作品がありますが、まー厳しい状況には一切変わりはありませんね。

 https://kakuyomu.jp/works/16817330667806787552


 読んでくださっている方が今まさに複数名いらっしゃるわけですが、本当に感謝しかありませんね。何人かの心に刻み込まれてくれればそれに勝るものはない。

 書籍化とかできたらそれが何千人くらいにまで増えるからもっと嬉しかったのだけど。残念ながらそれは無理そうです。残念ながら。


 短編の方はどうでしょうね。1つ残るかどうかって感じですが、期待はしないでおきましょう。


 とにかく「腰痛剣士と肩凝り魔女」

 https://kakuyomu.jp/works/16817330667806787552

 これの応援をぜひよろしくお願いします。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

カクヨムコン9期間の記録 一式鍵 @ken1shiki

作家にギフトを贈る

応援ありがとうございます!
カクヨムサポーターズパスポートに登録すると、作家にギフトを贈れるようになります。

ギフトを贈って最初のサポーターになりませんか?

ギフトを贈ると限定コンテンツを閲覧できます。作家の創作活動を支援しましょう。

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ