1/7 ①昨日のPVと、小説の『形』についての苦言
体調がけっこう悪くて、おかげさまでこんな時間(13時くらい)になってしまいました。実は昨年末からずっと体調崩してるんですよね。咳がとまらなくて。医者からは喘息と言われているんですが、なんか違う。一応コロナもインフルも陰性ではあったのですが、咳が出る以外は喘息っぽくないなぁ。
で、昨日のPVですが一転回復して『258』まで上がりました。12/22以来の数値になりました。ありがとうございます。昨日は複数作品にPVが分散したんですよね。広く読まれたのは嬉しいな。
あとはそうですね、短編の「輝く森の中心で、君は眠る」が「100PV」いきました! 短編1話のやつですからね、100PV=100人が本文を(少なくとも)開いた、ってことで。応援は27ありますから、1/4以上は少なく見積もっても読まれたと。さらに22名がレビューをいれてくださいました。すごくない? 5人に一人以上が★っすよ。まだお読みでない方はいっぺん開いてみてくださいね。
https://kakuyomu.jp/works/16817330668887841602
その価値があるかどうかを決めるのは、画面の前のあなたです!(オンエアバトル風に)
本作は100PV達成が目標だったので、無事にカクヨムコン期間中にクリアできてホッとしています。もっともそれで終わるつもりでもないので、伸びたら伸びただけ嬉しいです。よろしくお願いしますね。
そして本命中の本命「腰痛剣士と肩凝り魔女」。PVはじわじわ。
https://kakuyomu.jp/works/16817330667806787552
昨日は116PV頂いています。ありがとうございます。
「掌編集」の更新で新着に上がるからなのかどうかはわかりませんが、新規でアクセスしていただいている方がぽつぽついらっしゃる様子。ありがとうございます。
新規アクセスからの数話切りは仕方ないかと思っています。広い意味でのラノベ文法とは違いますから、合わない人にはフォーマットからして合わない。これも仕方ないです。人類に普遍的に通用する文法なんてありませんから、私は私の最も得意な文法で勝負するのが読者さんに対する誠実さかなと思っています。
本作はコンテスト出品作品ですし、読者さんは作者の練習台と違いますからな。で、その結果「合わない」ならもうしょうがないです。はい。ただ
というか、このエッセイ?的な文章がサクサク読める人なら普通に読めますよ、私の小説(笑) こと、「腰痛剣士と肩凝り魔女」については2度の大改稿を経て、かなり読み手的に親切になっているはずです。入り組んだ
宣伝ばかりではアレなので。
最近ちらちら全く面識ない方の小説を覗いてます。で、思うのは……。
「書籍を読め!!!!!!!!!!!」
――です。読むといっても「書き手的に読め」です。ただ読むだけなら誰にでもできる。そうじゃなくて「書く立場で」読む。
何を言いたいのかと言うと、「書き方」が全然ダメなんです。「物語」に入る以前に、全然ダメ。私がここまで言うのはアレなんですが、せっかく何らか反応しようかなと思って読んでも「全く頭に入らない」くらいなんです。
具体例を上げると傷付く人もいるかもしれないのでかなりぼかしますけど、「」の使い方がおかしいとか、句読点の打ち方にセンスがなさすぎるとか(感覚レベルじゃなくて、変)、誰が喋ってるかまるでわからないとか、とにかく読みにくいのが多いんですね。
これ、書き手経験値とかの話じゃない。
「読み」が足りてなさすぎる。観察力を磨いてほしい。漢字を開くだの、過去形・現在形だの、そんなのの前に「形」を知ってほしい。
書籍化された作家の文章の「形」がどんななのか。どんな「形」だから「サクサク読める」のか。どんなに綺麗な文章が書けるとしても「形」がぐっちゃぐちゃなものが読まれるはずがない――のです。工夫すべきは文章じゃなくて「形」です。逆に言えば、「形」がしっかりしていれば、あとは(コンテクスト自体が破綻さえしていなければ)ギリ読めるんです。
とにかく「書籍」を研究する。
手っ取り早いのは「写経」です。一字一句、スペースも空行も全部真似する。手書きでやる必要はありません。PCでもスマホでもいいです。とにかく「形」を知るのが目的なので。
これを最初の10ページくらいやるだけで「見えてくる」ものがある。
自分がいかに「読みにくい形」のものを作っていたのかがわかるようになる。
この研究を怠っていたら、いくら物語が素晴らしくても、文章がきれいでも、評価の
「形」を整えてください、本当に。10ページの写経なんて、かかっても2時間くらいでしょう? 得られるものは大きいです。好きな書籍を10ページ。研究・勉強するつもりで写経してください。
最近見ていて、だいたい半数弱の作品が「んー……」となっていることから(←私の目は他人に厳しい)、ちょっとした苦言を呈させていただきましたよ。
まずは「形から入れ」と。
小説の「形」というのは「(皿とかの)器の文化」のようなものです。
料理が良くても器がひどく安っぽかったりひび割れていたりしたら、誰も箸をつけませんよね。そういうことです。まずは器。大事ですよ。
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