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どうする家康 松本潤さん「東海地方の思い出」インタビュー


「まるっと!」で放送した松本潤さんのインタビューについて、番組ではお伝えしきれなかったお話も含めてお届けします。

Q

クランクインの場所は家康公のふるさとであり、ゆかりの地が数多く存在する東海地方でした。
ふだん東京のスタジオでクランクインするのと比べて、気持ちは違いましたか。

松本さん

違いましたね。最初にスタジオで撮り、そのあとロケでも東海地方を何か所か訪れました。
東海の地に赴き、まさにそこで家康を演じるというのは特別な感じがありましたね。

Q

気持ちが込めやすいですとか、(家康公の)魂が見守ってくれているというような・・・そんな感覚もありましたか。

東海地方で芝居をしているからということではなく、何かを感じる瞬間は時々あります。演じるなかで"何かに動かされている"みたいな。それまで自分が思っていた感情と異なる感覚を抱くことは、たまにありますね。

Q

ロケのお話がありましたが、田原市では海岸沿いのシーンがありましたね。
そのときの思い出は何かありますか?

よろいを着て波打ち際で芝居をしましたが、ぬれたよろいはこんなに重いのかと(笑)。クランクインしてまもないタイミングだったので、大河ドラマの撮影に慣れるだけで大変でしたし、その状態でロケに行くのも初めての経験で。よろいを着て動くのも、もちろん初めてでした。そうやって初めてのことが重なりながら演じていたので、とにかく大変だったという思い出ですね(笑)。

Q

そうなんですね。それでいうと浜松では馬に乗って走っていましたよね?(笑)
何か覚えていることはありますか。

馬に乗るのは、そのシーンが初めてだったんです。ずいぶん前から練習を重ねて、ようやく乗る日だったのですが、その日はお市を演じる北川景子さんも一緒で。北川さんは、もしかしたらその日が撮影の初日だったのかな? 初日で馬に乗るということに緊張されていたので、どちらかというと僕はリラックスした状態でした。僕は北川さんの後ろをついていくシーンで、彼女がペースをつくらなくてはならなかったので、自分でスピードを決めて引っ張っていくのは、本当に大変だろうなと思いました。

Q

名古屋でも撮影があり、オフもあったかと思うのですがプライベートではどこかに行きましたか。

オフも何日かあったので、そういう日は岡崎に行ったりとか、あとは伊勢に行ったりしましたね。

Q

岡崎に行ったときの話を山田裕貴さんから聞いたのですが、たまたま同じ日に岡崎に向かっていて、現地で合流したと聞きました。

そうなんです。名古屋から距離的に近い場所で、どこかに行きたいなと思って。
岡崎市内は行ったことがありましたが、岡崎城には訪れたことがなかったので、行くことにしました。

岡崎城に向かう最中に、前日一緒にご飯を食べていた裕貴と「おはよう」とか連絡をとりあっていて。
それで、「いまから岡崎城に行こうと思ってる」と言ったら
裕貴から「本当ですか。僕もいま向かってます」と返事がきたので「じゃあ向こうで合流しようか」と。
それで、岡崎城の近くの龍城神社で合流して(笑)。「どこ回るの?」と聞いたら、「僕は、こことここ行こうと思ってます」と言うので、「俺は、こことここ。じゃああとで合流できたらしよう」と言って岡崎市では別れました。でも、そのあと結局、名古屋に戻ってから一緒にご飯を食べましたね(笑)。

Q

岡崎の人たちの家康公への愛情はすごかったでしょうか?

岡崎に限らず、この作品に出演するとお知らせしてから愛知県や静岡県の方々に会うと、「やるんでしょ? うちの殿を」みたいな空気で接してくださるので、やはり家康公はとても愛されているんだなと強く思いましたね。

Q

撮影を進めてきて、家康公に対する理解やイメージに変化はありましたか?

変わりましたね。もともと、徳川家康について僕が知っていたのは、歴史の教科書や、いろんな方々が演じてきた、ある種"たぬきおやじ"と形容されるようなイメージの人物像でした。でも、いざ自分が演じるとなると、自分が家康公という人物をどういうふうに考えるのかということと、この作品の家康像がどこにあるのかというのは、また少し違うのかなと。今は「今回、僕が演じる家康はどういう人物か」という視点に変わった感じがあり、そのマインドセットのようなものは、しっかりあったと思います。

Q

撮影するうちに、どんどん変わっていくイメージですか。

そうですね。ひとりの人物の生涯を演じるので、成長や変化はあります。ただ、いまのところ、根っこのところは同じレールの上を走っている感じがします。でもそこが、今回の「どうする家康」で描かれる家康公のおもしろさだと思うので、そこをどう楽しんでいただけるかがポイントだと思っています。

Q

東海のみんなも放送を楽しみにしています。

本当に、みなさんに楽しんでいただけるストーリーになっていると思いますし、好きな武将がどういう出方をするかみたいなところでも楽しめると思います!

大河ドラマ『どうする家康』

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