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経緯をみて気づいたのは ・作者が原作通りにしないと絶対に承諾しないとしか思えないような条件を付けていたのに、なぜ企画が通り、原作を尊重しない二次創作のような脚本がでてきたのか。 ・なぜ脚本家を最初から交代するという選択がなされなかったのか。 ・原作者情報だが、テレビ局のチーフプロデューサーも原作通りに出せといったのになぜ無視されたのか。 ・業界ではタブーとされる現場の裏事情をなぜ脚本家が突然暴露したのか (これは前職の経験からみても不思議)。 ・原作者が経緯説明を削除した理由。普通はこの程度は予想できるし、出版社も対応できるはず。もともと原作者はSNSを開設しておらず、経緯を説明するためにわざわざSNSのアカウントを作ったほどなのでこう言った事態に弱いのは想定できるが…。
備忘のため字数を意識し流れをまとめておくと ・漫画原作のテレビドラマ。全10話だが、最後の2話の出来についてSNSで話題になる。 ・脚本家が、最後の2話の脚本は原作者が自分で書きたいと要求してきたと暴露。『経験のない事態で困惑』『残念ながら協力』『苦い経験』『このようなことが二度と繰り返されませんように』と原作者のわがままともとらえられる否定的なニュアンス。それに複数の脚本家が同調。 ・それに対し、原作者が出版社と協議して経緯を発表。  「未完作品に影響を与えないよう原作に忠実に」という要求を事前に出していた。  しかし、届いた脚本が原作と変わりすぎていた。そのたびに抗議したが変わらず。  やむを得ず、最後の2話は原作者が作ると表明。 ・これを受けてガンジス川で脚本家・テレビ局バッシングが始まる ・原作者『攻撃するつもりはなかった』とポストし、経緯を削除し失踪、後に自殺 ・脚本家、関連記事をすべて削除。同調した脚本家も同様。 ・テレビ局、訃報にわざわざ『脚本はすべて原作者の許可を得ていた』とつける。…うーん、なんだかなあ。
tadanory: 漫画原作者の話。脚本家もクリエーターだから、原作に自分の色を入れたいというのは分かる。一方、作者の言い分を信じれば、散々原作通りにという注文を出したのにも関わらず何の断りもなく変えたものを出してきたらしい。脚本家も一番いいものを出したのだろう。しかし原作者だけでなく、出版社やテレビ局のチーフにまで原作通りに書けと言われても変わることはなかったようだ。普通に考えればおかしな話で、脚本家が狂人でないのなら、まるで外の意見が全く届かない檻の中で閉じこめられていたようにしか見えない。そんなことができるとしたらそれはプロデューサー(P)しかいない。実際脚本家と原作者の意思疎通の失敗が原因であれば、両者の間を取り持つべきPの責任が一番重い。原作者や出版社はPを通じてしか現場の状況が伝わらない。穿った見方をすればPが嘘を言っても作者にはわからない。Pが脚本家にどう接していたかも見えてこないので、そこが一番の鍵のような気がする。ところでアニマルビデオでないAVにも原作物が増えているが、低予算かつタイトな日程の中、原作を細部まで再現しようとするスタッフの熱意は異常でもはや尊敬するしかない。
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原作や出演者へのリスペクトはものすごく大切だけど、それが通用しにくい業界だとは思います。コンテンツ(人も作品も)は数字のために消費される前提なので。
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そうなんですよね。でも数字が取れるかどうかはやってみないとわからない訳で。アニメだと原作改変して大コケしたのものが原作通りにリメイクして売れたなんて事例もあるし、改変がうまく行って逆に原作に取り入れられた例もあったりするので、何が正しいのかは全然わかんないです。だから合意形成が重要なんですが、そこの所でコケていたようで。考えれば考えるほどプロデューサーなんですよね…
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