メイン基板の部品面を見ようとすると結構面倒です。

前面パネルに設置されているポット類への配線と背面パネルへの配線が
入り混じっているため、どちらかの配線を切らない限り基板を
ひっくり返すことができません。
上の写真の左端にある終段のトランジスタと温度補償ダイオードの
半田を除去して基板から取り外さなければならないのも面倒。
配線数の少ない背面パネルへの配線を記録を取りながらニッパーで切って
なんとか部品面にたどり着けます。

電源平滑用の電解コンデンサ 2200uF 80V がでかい。
メンテナンスでは新しい小さな電解コンデンサに交換することになります。
基本的に JFET と バイポーラトランジスタによるディスクリート回路です。
OP アンプ IC uA741 が基板中央部に見えますが、これはリバーブドライブ
に使われています。
プリアンプ部は3段増幅の構成になっています。各段は JFET 2SK66 の
ソース接地回路とNPN バイポーラトランジスタ 2SC1328 のエミッタフォロワで
構成されています。2段目の回路を示します。

JFET の扱いに慣れていない時代なのか、エミッタフォロワで
出力インピーダンスを下げて使っています。
時代的には ELK の Vesser や Guyatone のハイブリッドの FLIP など
と同じ時期のモデルです。JFET の特性が真空管に似ていると言われて
この時期にどのメーカーも導入していました。
この JFET と エミッタフォロワの組み合わせ回路が果たして
なんらかの意味を持つのか、回路だけでは分かりかねます。
やはりメンテナンスをしてギターを繋いで弾いてみないと
わからないのかもしれません。
前面パネルに設置されているポット類への配線と背面パネルへの配線が
入り混じっているため、どちらかの配線を切らない限り基板を
ひっくり返すことができません。
上の写真の左端にある終段のトランジスタと温度補償ダイオードの
半田を除去して基板から取り外さなければならないのも面倒。
配線数の少ない背面パネルへの配線を記録を取りながらニッパーで切って
なんとか部品面にたどり着けます。
電源平滑用の電解コンデンサ 2200uF 80V がでかい。
メンテナンスでは新しい小さな電解コンデンサに交換することになります。
基本的に JFET と バイポーラトランジスタによるディスクリート回路です。
OP アンプ IC uA741 が基板中央部に見えますが、これはリバーブドライブ
に使われています。
プリアンプ部は3段増幅の構成になっています。各段は JFET 2SK66 の
ソース接地回路とNPN バイポーラトランジスタ 2SC1328 のエミッタフォロワで
構成されています。2段目の回路を示します。
JFET の扱いに慣れていない時代なのか、エミッタフォロワで
出力インピーダンスを下げて使っています。
時代的には ELK の Vesser や Guyatone のハイブリッドの FLIP など
と同じ時期のモデルです。JFET の特性が真空管に似ていると言われて
この時期にどのメーカーも導入していました。
この JFET と エミッタフォロワの組み合わせ回路が果たして
なんらかの意味を持つのか、回路だけでは分かりかねます。
やはりメンテナンスをしてギターを繋いで弾いてみないと
わからないのかもしれません。