カテゴリ: Electro Harmonix
Electro Harmonix Ken Jordin Tube 35R
知人の協力で Ken Jordin Tube 35R を提供していただき
回路図を採取することにしました。
10年ほど前に低価格でフルチューブアンプが手に入るということで
話題になったモデルです。

操作部は次のようになっています。

至ってシンプル。入力は一系統のみ。
コントロールは Volume, Treble, Middle, Bass, Reverb。
歪みチャネルや Master Volume もない潔い仕様。
背面はこちら。

バックパネルを外すと、6本の真空管が現れます。

真空管は右から Sovtek 12AX7WA, ElectroHarmonix 12AT7EH,
Sovtek 12AX7WA が2本のあと、次の2本が SOVTEK EL84。
見事に(当たり前か)身内の真空管を揃えて作ってますね。
シャーシの中はこんな感じ。


真空管への配線はすべて基板からコネクタ経由で接続されており、
メンテナンス性がよい構成です。
電源もプリアンプも位相反転段もすべて一つの基板に収めており、
メーカーにとっては修理もしやすい(基板全交換!)でしょう。
例によって、回路図を採取しました。フルチューブアンプだし、
チャネルが一つしかないので比較的簡単でした。
回路的にはとてもオーソドックスな EL84 x2 によるプッシュプル。
でも出力 35W はないでしょう。せいぜい 20W ってとこぢゃないかなぁ。
6枚目の写真の中程右、V4 (12AX7WA) に接続するコネクタの向こうに
小さく ”GALAXIE-25" という文字があります。
なんだろう?と思って検索してみると、EPIPHONE のアンプ
GALAXIE 25 が出てきました。
Epiphone Galaxie 25
gibson.jp 公式 回路図
なぁんだ。全く同じ回路だし、操作部やバックパネル配置なんかもほぼ同一。
おそらく Electro Harmonix が Epiphone 向けに OEM 製造していたモデルを
日本で Ken Jordin として売っていたのでしょう。
というわけで、採取した回路は清書せずにお蔵入りです。
(20221019 追記)
上記の回路図のリンク先が消失しているので、お蔵入りにしていた回路図を
公開することにしました。同一カテゴリからも回路図を見ることができます。
回路図を採取することにしました。
10年ほど前に低価格でフルチューブアンプが手に入るということで
話題になったモデルです。
操作部は次のようになっています。
至ってシンプル。入力は一系統のみ。
コントロールは Volume, Treble, Middle, Bass, Reverb。
歪みチャネルや Master Volume もない潔い仕様。
背面はこちら。
バックパネルを外すと、6本の真空管が現れます。
真空管は右から Sovtek 12AX7WA, ElectroHarmonix 12AT7EH,
Sovtek 12AX7WA が2本のあと、次の2本が SOVTEK EL84。
見事に(当たり前か)身内の真空管を揃えて作ってますね。
シャーシの中はこんな感じ。
真空管への配線はすべて基板からコネクタ経由で接続されており、
メンテナンス性がよい構成です。
電源もプリアンプも位相反転段もすべて一つの基板に収めており、
メーカーにとっては修理もしやすい(基板全交換!)でしょう。
例によって、回路図を採取しました。フルチューブアンプだし、
チャネルが一つしかないので比較的簡単でした。
回路的にはとてもオーソドックスな EL84 x2 によるプッシュプル。
でも出力 35W はないでしょう。せいぜい 20W ってとこぢゃないかなぁ。
6枚目の写真の中程右、V4 (12AX7WA) に接続するコネクタの向こうに
小さく ”GALAXIE-25" という文字があります。
なんだろう?と思って検索してみると、EPIPHONE のアンプ
GALAXIE 25 が出てきました。
Epiphone Galaxie 25
gibson.jp 公式 回路図
なぁんだ。全く同じ回路だし、操作部やバックパネル配置なんかもほぼ同一。
おそらく Electro Harmonix が Epiphone 向けに OEM 製造していたモデルを
日本で Ken Jordin として売っていたのでしょう。
というわけで、採取した回路は清書せずにお蔵入りです。
(20221019 追記)
上記の回路図のリンク先が消失しているので、お蔵入りにしていた回路図を
公開することにしました。同一カテゴリからも回路図を見ることができます。