ちょっと間が開きましたが、ケース加工が完了したので
配線に取り掛かります。
ケース加工も慎重に進めましたが、配線も慎重に行います。
ケース内部には AC100V ないし AC220V の交流電圧、
また 300V を超える直流電圧が存在します。
これらの電圧ラインに部品等が接触した場合、火災や感電などの
事故が生じかねません。これは絶対に避けなければ。
Tube Distortion では部品の取り付けがケース上部と底部に分離され、
シールド線などでの配線で接続しなければなりません。
回路のメンテナンス性を重視すると、配線を長く引き回してケース底部の
回路基板に手が入りやすいようにするのが得策です。
ただ配線を長くするとケースを閉じた時に配線自体が邪魔になり、
回路を圧迫するという欠点も生じます。痛し痒しです。
いずれにせよ、電源周辺は部品の干渉による短絡が起きないように
注意します。

交流電源の取り出し口とヒューズホルダ、電源スィッチ。
端子が露出しないように、配線の半田づけ後に熱収縮チューブをかぶせて
絶縁します。
パネル上面に取り付けた電源スィッチの LED への配線も行います。

電源トランス(上)とヒータートランス(下)。
一次側 AC 100V を近づけて配置します。
両トランスとも、使用しないタップには熱収縮チューブを被せて
熱を加え絶縁しておきます。短絡を防ぐ意味もありますが、
配線ミスをなくす効果もあります。

電源トランス、ヒータートランスから電源基板(手前)に撚り線(赤と青)で
配線し、電源基板からメイン基板の電源(+B1:赤、+B2:橙、Heater: 青、
GND: 黒) を接続します。

パネル上面のトーンコントロールポット(上段)の基本的な配線をしておきます。
上段の右から Treble, Middle, Bass の順。下段左は Master Volume。
Middle, Bass のポットでは 2-3 端子間を短絡させておきます。
あとで気がつきましたが、写真の右上の Treble のポット(250kA) の配線が
間違っています。青の線が繋がっているのがポットの3端子(左)ですが
1端子(右)でなければなりません。3端子にはこのあと黄色の線を接続する
ことになりますが、以後の写真でも間違っているので注意してください。
ポットの下準備ができたら、平ラグ板に作ったトーンコントロール回路を
組みつけ、配線を完了させます。

このあとはシールド線による配線になります。
入出力ジャックとフットスィッチ、メイン基板と Gain, Volume,
トーンコントロール回路、Master Volume の間をそれぞれシールド線で
配線していきます。
この作業はただただ地道にシールド線を繋いでいくだけ。

かなりごちゃごちゃしてしまいます。細めのシールド線を使った方が良いかも。
なかなか大変。
すべての配線を終え、なんとか部品の干渉もなく上部パネルを被せることが
できました。
動作確認をする前に、間違った操作をしないように
ポットにノブを取り付け、ラベルを貼っておきます。

背面にもラベルを貼ります。

さあ、次は動作確認です。
配線に取り掛かります。
ケース加工も慎重に進めましたが、配線も慎重に行います。
ケース内部には AC100V ないし AC220V の交流電圧、
また 300V を超える直流電圧が存在します。
これらの電圧ラインに部品等が接触した場合、火災や感電などの
事故が生じかねません。これは絶対に避けなければ。
Tube Distortion では部品の取り付けがケース上部と底部に分離され、
シールド線などでの配線で接続しなければなりません。
回路のメンテナンス性を重視すると、配線を長く引き回してケース底部の
回路基板に手が入りやすいようにするのが得策です。
ただ配線を長くするとケースを閉じた時に配線自体が邪魔になり、
回路を圧迫するという欠点も生じます。痛し痒しです。
いずれにせよ、電源周辺は部品の干渉による短絡が起きないように
注意します。
交流電源の取り出し口とヒューズホルダ、電源スィッチ。
端子が露出しないように、配線の半田づけ後に熱収縮チューブをかぶせて
絶縁します。
パネル上面に取り付けた電源スィッチの LED への配線も行います。
電源トランス(上)とヒータートランス(下)。
一次側 AC 100V を近づけて配置します。
両トランスとも、使用しないタップには熱収縮チューブを被せて
熱を加え絶縁しておきます。短絡を防ぐ意味もありますが、
配線ミスをなくす効果もあります。
電源トランス、ヒータートランスから電源基板(手前)に撚り線(赤と青)で
配線し、電源基板からメイン基板の電源(+B1:赤、+B2:橙、Heater: 青、
GND: 黒) を接続します。
パネル上面のトーンコントロールポット(上段)の基本的な配線をしておきます。
上段の右から Treble, Middle, Bass の順。下段左は Master Volume。
Middle, Bass のポットでは 2-3 端子間を短絡させておきます。
あとで気がつきましたが、写真の右上の Treble のポット(250kA) の配線が
間違っています。青の線が繋がっているのがポットの3端子(左)ですが
1端子(右)でなければなりません。3端子にはこのあと黄色の線を接続する
ことになりますが、以後の写真でも間違っているので注意してください。
ポットの下準備ができたら、平ラグ板に作ったトーンコントロール回路を
組みつけ、配線を完了させます。
このあとはシールド線による配線になります。
入出力ジャックとフットスィッチ、メイン基板と Gain, Volume,
トーンコントロール回路、Master Volume の間をそれぞれシールド線で
配線していきます。
この作業はただただ地道にシールド線を繋いでいくだけ。
かなりごちゃごちゃしてしまいます。細めのシールド線を使った方が良いかも。
なかなか大変。
すべての配線を終え、なんとか部品の干渉もなく上部パネルを被せることが
できました。
動作確認をする前に、間違った操作をしないように
ポットにノブを取り付け、ラベルを貼っておきます。
背面にもラベルを貼ります。
さあ、次は動作確認です。