アカウント名:
パスワード:
庭がクローバーだらけになったと思ってたら、カタバミと言う雑草だった。まあ綺麗だけどね
クローバーは雑草じゃなくてカタバミは雑草なんだどういう線引きなんだろう 牧草になるかとかだったら面白い
「雑草という草はない」は昭和天皇でしたっけ?
雑草は、人間がうまい使い方をまだ知らない草、ってところかな。腐敗v.s.発酵のようなもの。
雑草も二酸化炭素固定してるんだがね。また分解されるけど。
せっかく手元に本があるので引用してみます(#3803788)
宮中侍従物語 入江相政(いりえ すけまさ)編1980/4/25初版 TBSブリタニカ
P.224雑草とご愛草(田中直(たなか なおる)侍従)
※引用符内が原文から引用
昭和40年(? ※1)"九月初旬"
"庭園課の係から、「吹上広芝(※2)のお庭の草が茂りすぎたので、那須からのお帰りまでに手を入れたいが」との申し込み。"
(大幅に略)
"建物から十メートルくらいの雑草は刈り払ってしまい、特に(略)侍従室の前の庭は全部刈り払ってしまうように頼んだ"
"やっと刈り払いも終わり、"
九月中旬になり陛下は那須御用邸からお帰りになられた
そして陛下から呼び出し、(※ここから核心部分)P.229
"私は、お庭をきれいにしたのでおほめのお言葉でもと期待しつつ。・・・・・・・「どうして庭を刈ったのかね。」「雑草が生い茂ってまいりましたので、一部お刈りいたしました。」「雑草ということはない。」私は、とっさに陛下のおっしゃった意味がよくわからなかった。」「どんな植物でも、みな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方でこれを雑草としてきめつけてしまうのはいけない。注意するように」というような内容のお叱りであったと記憶している。私はこうべを深くたれてお部屋を出た。なるほど、その後、陛下のお言葉に雑草ということをお聞きしたことがない。"(以下略)
この本のほかの部分も読んで、おどろくほど心が広く、なにか侍従が失敗しても「いいよ」と笑って済ませるお人柄を知ると、昭和天皇がお気に入りのお庭を破壊されてぶち切れてるのかよくわかってさらにおもしろいかも
ちなみに外来種は昭和天皇自ら引っこ抜いていたらしい
(※1 具体的な年の記述は無いが、"十五年近く前"(出版年は1980年(昭和55年)) "侍従を拝命してからまもなく"(拝命は昭和40年)という記述から推定)(※2 広芝は、吹上御所の前にある"名も知れない野草の藪であり"、陛下が御所から"野鳥の姿を、窓越しに手にとるようにご覧になる事ができる"お庭の地名)
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
UNIXはただ死んだだけでなく、本当にひどい臭いを放ち始めている -- あるソフトウェアエンジニア
カタバミとクローバー (スコア:0)
庭がクローバーだらけになったと思ってたら、
カタバミと言う雑草だった。
まあ綺麗だけどね
Re: (スコア:2)
クローバーは雑草じゃなくてカタバミは雑草なんだ
どういう線引きなんだろう 牧草になるかとかだったら面白い
Re: (スコア:0)
「雑草という草はない」は昭和天皇でしたっけ?
雑草は、人間がうまい使い方をまだ知らない草、ってところかな。
腐敗v.s.発酵のようなもの。
雑草も二酸化炭素固定してるんだがね。また分解されるけど。
せっかくなので昭和天皇の雑草のエピソードを原典から引用 (スコア:0)
せっかく手元に本があるので引用してみます(#3803788)
宮中侍従物語 入江相政(いりえ すけまさ)編
1980/4/25初版 TBSブリタニカ
P.224
雑草とご愛草
(田中直(たなか なおる)侍従)
※引用符内が原文から引用
昭和40年(? ※1)"九月初旬"
"庭園課の係から、「吹上広芝(※2)のお庭の草が茂りすぎたので、那須からのお帰りまでに手を入れたいが」との申し込み。"
(大幅に略)
"建物から十メートルくらいの雑草は刈り払ってしまい、特に(略)侍従室の前の庭は全部刈り払ってしまうように頼んだ"
(大幅に略)
"やっと刈り払いも終わり、"
九月中旬になり陛下は那須御用邸からお帰りになられた
そして陛下から呼び出し、(※ここから核心部分)
P.229
"私は、お庭をきれいにしたのでおほめのお言葉でもと期待しつつ。・・・・・・・
「どうして庭を刈ったのかね。」
「雑草が生い茂ってまいりましたので、一部お刈りいたしました。」
「雑草ということはない。」
私は、とっさに陛下のおっしゃった意味がよくわからなかった。」
「どんな植物でも、みな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる。人間の一方的な考え方でこれを雑草としてきめつけてしまうのはいけない。注意するように」というような内容のお叱りであったと記憶している。
私はこうべを深くたれてお部屋を出た。
なるほど、その後、陛下のお言葉に雑草ということをお聞きしたことがない。"(以下略)
この本のほかの部分も読んで、おどろくほど心が広く、なにか侍従が失敗しても「いいよ」と笑って済ませるお人柄を知ると、昭和天皇がお気に入りのお庭を破壊されてぶち切れてるのかよくわかってさらにおもしろいかも
ちなみに外来種は昭和天皇自ら引っこ抜いていたらしい
(※1 具体的な年の記述は無いが、"十五年近く前"(出版年は1980年(昭和55年)) "侍従を拝命してからまもなく"(拝命は昭和40年)という記述から推定)
(※2 広芝は、吹上御所の前にある"名も知れない野草の藪であり"、陛下が御所から"野鳥の姿を、窓越しに手にとるようにご覧になる事ができる"お庭の地名)