味の素の元CDOがDX現場の苦労話を考察、自社に合ったDXの進め方とは ~パーソルグループの新コンサルティング会社トップと対談~
概要
本セミナーは2023年12月13日に配信されたセミナーのオンデマンド版です。
めまぐるしく変化する社会や市場で生き残るために、IT技術への向き合い方をアップデートし、自社のビジネスを持続的に変革するDX(デジタルトランスフォーメーション)の重要性が叫ばれています。しかし、DX推進の道のりでは、IT活用、組織文化、人材などさまざまなテーマで疑問が浮かんだり、悩みが浮上したりするでしょう。
こうした課題の根本には、「自社に合ったDXの戦略や計画を立てることの難しさ」があるようです。本カンファレンスでは、味の素の経営をDX推進によってV字回復させた伝説の元CDO福士博司氏を招き、DXのあるべき姿や戦略の立て方をひも解くとともに、自社に合ったITツールの活用方法や組織体制づくりのポイント、人材育成の方法といったDXの現場が抱えやすい課題や悩みに対して解決の糸口となるヒントを提供します。
開催概要
- 配信期間
- 2024年2月13日(火)23:59まで
- 形式
- オンデマンド配信セミナー
- 参加費
- 無料
- 主催
- パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
- 企画協力
- アイティメディア株式会社
ITmedia エンタープライズ編集部
こんな課題を抱える方におすすめ
- 自社に合ったDX戦略の立て方が分からない
- DXの意義やメリットを社内に周知させたい
- DX時代のリーダーのあるべき姿、やるべきことを知りたい
- 自社の戦略に合った体制づくりの方法を知りたい
- 自社に合ったデジタルツールの選定、活用方法を知りたい
- 業務プロセスや組織文化の変革をどう進めるべきか悩んでいる
- 従来の方法や習慣に固執する経営層や従業員がいる
- DXで一時的な効果や改善が得られてもイノベーションが持続しない
- データの収集や整理、解析、保管、セキュリティの確保などの課題が生じる
- 適切なパートナーの選定や信頼関係の構築が難しい
- DX時代に必要な人材育成、マネジメントについて知りたい
プログラム
約30分間 基調講演
味の素はなぜ衰退のループから脱して経営をV字回復できたのか
~伝説のCDOが語る、経営と組織の変革を軸にしたDXのススメ~
日本の伝統的な食品企業である味の素。調味料やアミノ酸含有食品をグローバルで展開し食品業界をけん引してきた同社ですが、一時は成長が鈍化し、5年連続の赤字を経験しました。変革をしなければならないという危機感はあるものの、予定調和な議論から一歩抜け出すことが難しかったといいます。
そうした衰退のループを断ち切ったのが、味の素のDXリーダーである福士博司氏です。同氏は、2019年にCDOに就任し、1兆円割れした味の素の時価総額を、3兆円超えまでに伸ばしました。
その背景には、デジタルの枠組みを超え「組織を180度変えるための戦略」があったといいます。「実は、DXするというのは、私の最初の意図ではありませんでした」「プロジェクトの5割を占めるのは実は○○の変革です」――。福士氏は同社のCDOとして、プロジェクト当初から何を考え、どのような戦略を立てたのでしょうか。さらに、味の素のDXの4つのステップやデジタルツール活用の秘訣、大所帯の組織を動かすための仕掛け、DX人材育成の手法なども伺います。
味の素株式会社
特別顧問
福士 博司 氏1984年味の素㈱入社。アミノ酸、ヘルスケアを主体としたグローバル事業を経験。
2019年から代表取締役副社長CDOとして全社のデジタル・トランスフォーメーションを推進。2022年6月より特別顧問。
その他現職:AdmireX㈱を創業しCEO就任、東洋紡㈱、雪印メグミルク㈱、㈱Greater Fukuokaの社外取締役、㈱明電舎、㈱メンバーズの顧問など。『2000パーセントソリューション』(和訳)、We Will Make the World Green、A Strategic Approach to the Environmentally Sustainable Businessなどの著者。
約10分間
パーソルの新コンサルティング会社
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社のご紹介
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
代表取締役社長
小野 隆正通信建設会社でのエンジニア経験を経て、2001年に自身でコンサルティング会社を起業し活動拠点を海外へ。その後2004年にインテリジェンスグループへ入社し、アカウントマネージャーやITアウトソーシング事業の統括部長を歴任。2014年現パーソルプロセス&テクノロジー株式会社にてコンサルティング事業を新規立ち上げ、2016年には同社執行役員に就任。その後、2018年事業部長を経て、2023年10月にパーソルワークスイッチコンサルティング株式会社代表取締役社長に就任。
約40分間 対談
DX推進の壁をプロが解説
戦略なきデジタル化、推進体制の不在、ベンダー丸投げ……現状と突破口を徹底考察
DX推進が叫ばれ、多くの成功事例がメディアを賑わせている一方で、いざDXをはじめた企業からは「経営者の理解を得られない」「DX戦略の立て方が分からない」「自社に合った施策やデジタルツールをどう選べばよいのか」「人材がいない」「ベンダー丸投げ」――といった多様な課題が上がります。
他社の成功事例はあくまで参考にすべきもの。DXの理想を現実に近付けるにはどうしたらよいのでしょうか。本セッションでは、味の素の元CDOであり、多くの企業の特別顧問として活躍する福士博司氏と、多くのDX現場を支援してきたパーソルワークスイッチの代表取締役社長である小野隆正氏が、視聴者から寄せられたDXの悩みの本質に向き合い、自社にあった変革を進めるための戦略立案や人材育成、ITツール/パートナー活用のヒントを提示します。
味の素株式会社
特別顧問
福士 博司 氏1984年味の素㈱入社。アミノ酸、ヘルスケアを主体としたグローバル事業を経験。
2019年から代表取締役副社長CDOとして全社のデジタル・トランスフォーメーションを推進。2022年6月より特別顧問。
その他現職:AdmireX㈱を創業しCEO就任、東洋紡㈱、雪印メグミルク㈱、㈱Greater Fukuokaの社外取締役、㈱明電舎、㈱メンバーズの顧問など。『2000パーセントソリューション』(和訳)、We Will Make the World Green、A Strategic Approach to the Environmentally Sustainable Businessなどの著者。
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
代表取締役社長
小野 隆正通信建設会社でのエンジニア経験を経て、2001年に自身でコンサルティング会社を起業し活動拠点を海外へ。その後2004年にインテリジェンスグループへ入社し、アカウントマネージャーやITアウトソーシング事業の統括部長を歴任。2014年現パーソルプロセス&テクノロジー株式会社にてコンサルティング事業を新規立ち上げ、2016年には同社執行役員に就任。その後、2018年事業部長を経て、2023年10月にパーソルワークスイッチコンサルティング株式会社代表取締役社長に就任。
アイティメディア株式会社
IT編集統括部 統括編集長
内野 宏信
約10分間
身近なDXのすすめ~明日からDX推進を実践するためのヒント~
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
コンサルティング統括部 DXコンサルティング部 部長
熊倉 晃太前職ではグローバルIT企業、インターネット企業にて各種システムの運用・保守、EC・決済システムのリプレイス等を担当。 2017年に中途入社し、デジタルツールの活用、業務コンサルティングを中心に複数のプロジェクトを担当。 2020年にパーソルグループ横断での生産性向上施策の実施部門責任者に着任。 現在はDXコンサルティング部門の責任者として、金融、製造業、不動産、人材派遣業等様々な業界の支援を行っている。
約20分間
テクノロジーを活用して業務変革~生成AI導入事例と成功要因とは~
パーソルワークスイッチコンサルティング株式会社
ソリューションデザイン統括部 ITコンサルティング部 部長
宇賀持 志織前職ではソフトウェア会社にて基幹システムのエンジニアに従事。2012年に中途入社し、システム導入、リプレイスに伴う業務コンサルタントとして従事。2017年よりIT・データ分析コンサルティング部を立上げ、現在はAI・データコンサルティング部の責任者を担う。
【学位】青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科 経営管理修士修了(MBA)
※プログラムは都合により変更になる場合がありますので予めご了承ください。
※一度の登録で、会期中はどのセッションでもご視聴いただけます。
お問い合わせ
オンラインセミナー運営事務局(パーソルワークスイッチコンサルティング) : ws_marke@persol-pt.co.jp
開催日程
申し込み期間
- 2023/10/24 15:00 - 2024/02/13 14:59