長田(猫舌)のblog

主にギターアンプの解析、回路図の採取と公開を行っております。 回路図の公開は自身で読み取った回路図に限っており、主に国産のアンプを対象にしています。修理やメンテナンスなどにご利用ください。ただし公開している回路図は無保証です。内容の正確性には万全の注意を払っておりますが、誤記入や誤解の可能性は免れません。本サイトで公開している回路図によって生じた事故や損害については一切責任を負いかねますのでご了承願います。 また、電子回路とくに真空管に関する高電圧回路を取り扱っています。電子回路の知識や経験がない方が同様の作業をすると感電により生命に危険を及ぼすことがあります。同様な作業を行って生じた事故・傷害に対して当方は一切責任を負いません。

カテゴリ: Jugg Box

書き忘れておりました。
今回のメンテナンスは Jugg Box V-1 を対象にしておりますが、
メンテナンスの方法は Jugg Box のフルチューブアンプである
ONE, V-1, TWO, BASS-100 に共通です。
おそらく TWO と同じ回路構成であろう V-2 でも共通だと
予想していますが、私が確認している機種は上記の4機種です。
ONE, V-1, TWO はスピーカーと出力の違いなので出力管の手前までは
回路は共通です。
BASS-100 はプリアンプの段数が少ない、リバーブが無い、など
違いがありますが、共通の部分も多いです。

で、第5回の今回はこの4機種に共通の PW-40 基板。位相反転段です。
この部分に関しては使用真空管(初期バージョン 12AX7, 後期 12AU7)
の違いがあるものの、回路構成も定数もほとんど同じです。
BASS-100 では PW-40, ONE, V-1, TWO では PW-40A (改良版)が使われて
おります。実はこの PW-40A基板、 Stuff 060G, Stuff 020G でも使われていて、
Stuff 060G では定数も同じです。

メンテナンスの内容は「カーボンコンポジット抵抗の交換」です。
カーボンコンポジット抵抗を 1/2 W のカーボン皮膜抵抗に付け替えます。
これまで、ONE, TWO, BASS-100 の修理とメンテナンスを行っていますが、
カーボンコンポジット抵抗の値が劣化していたため、交換しています。
実は今回の V-1 は大きく値が変わるような抵抗はなかったのですが、
末長く V-1 を使うことを考えると交換しておいた方がよいと思います。

PW-40A 基板を示します。この基板の材質は紙エポキシでしょうか?
クリーム色の基板ですね。後期バージョン以降だと茶色いベークライト基板
に変更されています。
DSCN3415A

1/4W カーボン皮膜抵抗の 1MΩの抵抗が2つ混在していますが、
今回は抵抗は全て 1/2W カーボン皮膜抵抗に付け替えます。
手持ちがなかった 220kΩ の2本だけは 1/2W 金属皮膜抵抗を
使っています。付け替える抵抗を場所に応じて並べたのが
次の写真。全12本。間違えないように整列させておき、
順番に交換していきます。

DSCN3424CJPG

すべての抵抗を付け替えた状態が次の状態。
DSCN3426D

さて、ここまでできたらメンテナンスもあと一息。

ところが....

さて次は  PA-40 基板、プリアンプ部のメンテナンスです。

プリアンプ部、位相反転部は部品の数が多いので部品の指定に 
”R53 15k” のような書き方をしますが、これは次のリンクから得られる
回路図中の部品を示します。

http://juggbox.blog.jp/JuggBox/ONE/JB-1.pdf

メンテナンスの方針としては、経年変化が起こる電解コンデンサとカーボンコンポジット
抵抗を交換します。経年変化の緩やかなセラミックコンデンサやフィルムコンデンサは
ここでは交換対象から外します。

プリアンプ部にも電解コンデンサが使われています。
C11, C13, C17, C29, C24 全て 33uF 25V を5点を交換します。

DSCN3408A

このアングルからだとわかりやすいですね。
新しい電解コンデンサの交換した状態がこちら。
DSCN3414B

次に抵抗のチェックを行います。
基板に取り付けられた状態でチェックできる抵抗がほとんどなので、
テスターリードを抵抗の両端に当てて抵抗値を計測します。
例外としてこの方法では正しい値が得られない抵抗が4つあるので、
注意が必要です。 R19  5.6k, R20  100k,  R24  220k, R33  470k の4つです。
特に R33 は基板から取り外さないと測れません。あとの3つは
近い値を示しますが正確ではありません。
抵抗をすべて測った結果、どれも許容誤差範囲内の抵抗値に収まっていました。

ただ一つ、R29  3.3k  1/2W  はカーボンコンポジット抵抗で、今後劣化することが
予想されるので交換します。下の写真、真空管ソケット左下の円筒形の抵抗です。
DSCN3416D

交換したあとが次の写真。
DSCN3420E


最近のカーボン皮膜抵抗 1/2W は小さいので、間違えそうです。

修理が終わって無事電源も入り、動作確認終了。
動作については特に大きな問題はありませんでした。
ただ音質に関してはまだまだ。
V-1 よぉ。あんたの実力はこんなもんぢゃないだろ?

試奏する際、最初にストラトのフロントピックアップでコードを弾いてみます。
 ONE や TWO、以前の V-1 ではブライトな、それでいて色気のある音が
飛び出したものです。今回はそれがない。
真空管アンプの透明感というか空気感というか。それが足りない。
ノイズは無いねぇ。ちょっとガリはあるけど。

これからがメンテナンス。
40年経った部品のうち、経年劣化が進んでいるであろう部品を交換します。
まずは電源部の PS-40a 基板上の電解コンデンサの交換を行います。

PS-40a 基板
DSCN3371A

この個体には改造部分があります。
基板の右端の端子に半固定抵抗が接続されています。拡大してみます。

DSCN3372B
半固定抵抗 ( 半固定抵抗 50kΩ + 22kΩ ) が 6.8kΩ の抵抗に並列に接続
されています。 この部分は出力管のバイアス電圧を設定するものですが、
おそらく真空管を更新したときにバイアス調整用に増設したものでしょう。
東京コスモスの RG06 半固定抵抗が使われており、 RG06 は
80年代中頃の製品なのでユーザーが後から追加したものと考えられます。
TWO (初期バージョン)ではこの端子は何も接続されていなくて
全くの固定バイアス(調整箇所が無い)になっていました。
この V-1 も工場出荷状態では固定バイアス仕様だったのでしょう。
今回は V-1 の後期バージョンと同様のバイアス設定回路に変更するので
半固定抵抗は除去します。

では電源回路の電解コンデンサの交換に入ります。
工場出荷以降、電解コンデンサを交換した形跡がありません。
電解コンデンサは左から  100uF 350V x 2, 33uF 500V x 3 の5本と、
バイアス電源用の電解コンデンサ 47uF 63V x 2 の2本。
最初の写真では 33uF 500V x 2 と 33uF 350V で構成されていますが、
V-1 の後期バージョンでは 33uF 500V x 3 に変更されているので
それに倣います。

まずは古い電解コンデンサを全て取り外します。
DSCN3389C

この状態で搭載されている抵抗の抵抗値を測定しておきます。
写真は測定のために抵抗を4本、基板から取り外しています。
この基板の中で劣化しやすいのは2本のカーボンコンポジット抵抗。
27 kΩ 1/2W の抵抗が劣化していたので取り換えることにしました。
DSCN3388D

今回はユニコンのアキシャル型コンデンサで交換します。

DSCN3396E

すべての電解コンデンサを搭載し終えたのが次の写真。
DSCN3402F

電解コンデンサはそれぞれ半田付け後に振動対策にホットボンドで
基板と接着しています。

固定バイアスの抵抗 6.8kΩ は取り外し、端子にバイアス調整用の可変抵抗 10kΩ B を
接続します。初期バージョン(固定バイアス)の V-1 であっても余剰な可変抵抗が
あるのでそれを利用します。この変更により後期バージョンのバイアス設定回路と同じ
回路になります。
余っている(余剰)というと語弊があるかもしれませんが、実際には使うことはない
であろう可変抵抗(10kΩ B)がリバーブユニットからの入力端子に接続されています。
背面パネルの Reverb フットスィッチジャックの真下にあります。
DSCN3376G

可変抵抗をリバーブ端子から切り離し、リバーブ関係の回路を先に構築します。
Reverb フットスィッチジャックもこの際なので新しいものに交換しました。
DSCN3380H

可変抵抗 10kΩ B が使えるようになったので、この左(1番)と中(2番)の
2つの端子に電源基板のラグ端子からの線2本をそれぞれ接続します。

DSCN3406K

写真では緑と白の2本の線を捻線にして接続しています。

これで電源部 PS-40a 基板関係のメンテナンスは終了です。

V-1 のシャーシを取り出し、回路に異常がないか目視でチェックします。
コンデンサが破裂していないかとか、部品が焦げたあとがないかを
確認します。特に目立った問題はないようです。

明らかに電源スイッチが壊れているので、まずこれを修理します。
DSCN3264A

2つ並んでいるスイッチの左側が電源スイッチ。レバーを強く叩いたのか
ケースが外れています。これは交換しなければ。
右側のスイッチはスタンバイスイッチなのですが、電源スイッチを
交換するとレバーの長さが不揃いになるので、これも併せて交換します。
取り外したスイッチはこちら。見事に壊れてますね(右側)。
DSCN3348D

電源スイッチとスタンバイスイッチはもともと消耗品です。
40年経過しているので壊れてなくても無条件に交換すべき部品です。

2つのスイッチを交換するにあたり、スパークキラーを追加することに
します。スパークキラーとは高電圧のオンオフ時にスイッチ接点に生じる
火花を軽減する部品で、スイッチの寿命を延ばす役割を果たします。
V-1 よりも後発の Stuff シリーズや MicroJugg などの機種には採用されて
いる部品でもあります。
スパークキラーとして販売されてもいますが、高圧用フィルムコンデンサ
でも代用できます。下の写真で左がスパークキラー。右が代用として
使われる 630V 耐圧の 0.01uF フィルムコンデンサ。
今回はスパークキラーを2つ使用することにします。
DSCN3352B

オンオフする接点をまたぐようにスパークキラーを接続します。
新しく交換するスイッチでは次の写真のように接続して使います。
DSCN3354E

2つのスイッチを交換し、スパークキラーを追加したのが次の写真。

DSCN3355C

これで修理は終了。電源を入れてアンプとしての動作を確認しました。

Jugg Box V-1 を入手したので、これをメンテナンスすることにします。
1970 年代後半の真空管アンプですから製造後40年は経過しているはずです。
V-1 は今年の年始に知人にお借りして回路図を採取しておりますが、
今回はそれとは別に新たに入手した個体です。

まずは状態を確認します。
入手したばかりの V-1 の写真を示します。
写真1の前面右側の電源スィッチが壊れており、このままでは電源が
入りませんでした。
DSCN3251A

写真2は背面。すべて真空管は現行品の Ruby ブランドのものに替えられています。
最近まで動作していた、ということでしょう。
DSCN3255B

写真3にプリアンプ部の真空管配置を示します。
これまで私が取り扱った Jugg Box のうち、 ONE, TWO, V-1 と共通の
部分なのですが、明らかに異なる部分がありました。
DSCN3258C

プリアンプ部の3本のうち、いちばん左の真空管が 12AU7 であることです。
これまで取り扱った ONE, V-1 では 12BH7 がついていました。
真空管を新しいものに交換する際に 12BH7 から 12AU7 に付け替えた可能性が
ないとは言えませんが、オリジナルも 12AU7 であった可能性は高いです。

ONE と V-1 はスピーカー以外の回路は同一と考えられます。
ただ、初期バージョンと後期バージョンの個体があるようで、もっとも
大きな違いがこの部分の真空管。初期バージョンでは 12AU7、後期バージョン
では 12BH7 が搭載されているようです。

この V-1 の個体は回路的にもこれまで取り扱った ONE, V-1 と異なった
部分が散見されます。
これから何回かに分けてメンテナンス作業を記録しようと思います。

JBX-40 の Gain フットスイッチの疑問点が解明しましたので報告いたします。

JBX-40 では Gain フットスイッチにリレーのコイル部が直結しています。
DSCN3208A

その裏面の半田面が写真2。
DSCN3207B

リレーの 15 pin と 16 pin の間が半田でショート(写真2、中央部)
されていました。回路図も示しておきます。
JBX-40 Jumper

これは本来はリレーで切り替える回路を無効にし、回路を固定にしていると
いうことです。

この半田によるジャンパーは気が付きませんでした、というよりは忘れていました。
これまで入手した JBX-40 は2台ともこのリレーが経年による動作不良を
起こしており、交換のために回路解析の前に半田を除去していました。
リレーを基板から抜くため、この半田によるジャンパーも除去していたので
リレー交換後は跡形も残りません。それで回路がおかしいと悩むこと....
というわけで、3台目の JBX-40 を入手....

JBX-40 の回路図を更新しました。(Ver. 20200321)

http://juggbox.blog.jp/archives/1215310.html

また、 Jugg Box シリーズの回路図はこちらにまとめております。

http://juggbox.blog.jp/archives/cat_59735.html

私が実験用に使っている Micro Jugg の修理を行いました。
不具合は「ガザ、ガザ」というノイズが頻繁に発生すること。
Volume 等、全てのコントロールをゼロにしても発生するノイズなので、
パワー・アンプ部の不具合と判断しました。
とはいえ、6L6 を交換してもノイズが止まらないので、真空管の寿命という
わけではないようです。

Micro Jugg を開けてみて、パワー・アンプ部 PW-66 基板を見てみます。
DSCN3146A

ちょっと見にくいですが、写真左側の白い2本のワイヤの間に見える
R14 100kΩ が焦げています。
取り外してみると断線しておりました。
ちょっと余裕をとって 100kΩ 1/2W のカーボン皮膜抵抗で交換しました。

ちなみに写真に写っている個体(実験用 Micro Jugg)は部品の互換性を確認する
ためにキープしているものです。写真に写っている高電圧パワートランジスタの
Q1, Q2 はオリジナルの 2SC2534 の代わりに 2SC3572 (NEC)(※注) に変えておりますが、
なんら問題はありません。他にも 2SC5172 (東芝) で変えたこともあります。
(※注:20200822 訂正。(誤)2SC3571 -> (正)2SC3572)

さて、実は本題はこれから。
写真1を見てください。この部分は手をつけてない部分なのですが、
R18, R19 がありません。改造された形跡もありません。
さらに詳しく見てみると R9, R10, R11 の抵抗値も変更されています。

気がついたのは、JBX-40 の PW-66 基板と同じ回路であることです。
Micro Jugg (MJ-3) の PW-66 基板は PWB 418-24076 という型式が
付けられてますが、 JBX-40 では PWB 418-24076e となっています。
問題の Micro Jugg の PW-66 基板も PWB 418-24076e でした。

JBX-40 が新製品として登場する際に PW-66 基板が改良されて
回路の見直しが行われた、という解釈をしていたのですが、
実際には Micro Jugg の後期バージョンですでに改良が行われていた
ということのようです。
つまり、 Micro Jugg (MJ-3) においては PW-66 基板に2つの
バージョンが混在しているということです。

バージョンの混在をひとつの回路図でまとまめるのはあまり良いことでも
ないので、改良版の PWB 418-24076e の回路については JBX-40 の
回路図を見ていただきたいと思います。
Micro Jugg 側の回路図(MJ-3 PowerAmp) には
その旨を記載して更新いたしました。

Jugg Box 回路図 PDF

Jugg Box ONE との違いはスピーカーだけのようです。
先にポストした回路図だとプリアンプ部の抵抗 R28 が 220kΩ が 470kΩ に
なっているという違いがありましたが、 TWO でもここは 470kΩでした。
おそらくマイナーチェンジでの定数変更だと思います。
リバーブドライブのグリッド抵抗ですので、この抵抗の値で大きく音が変わる
ことはないと思います。

TWO の回路図採取の際に問題となった V3 の真空管ですが、今回の個体でも
12BH7 が搭載されていました。 今回の V-1 ではすでに交換されていたもの
ですが、オーナー氏によると初めから 12BH7 が付いていたとのこと。
マイナーチェンジがあったのだろうと考えてます。
松下製の 12AU7 の在庫がなくなったためか?私の ONE には当時でも製造していた
アメリカの Sylvania 製 12BH7 がついていました。

電源トランス: ACE TONE 01-097
出力トランス: 307-03012
チョークコイル: 06-001
リバーブトランス: ACE TONE 03-009

これらのトランス、コイル類は ONE と同一の型式。また、基板の型式は

電源基板: PS-40a
プリアンプ基板: PA-40
位相反転基板: PW-40A

で同一です。

Jugg Box V-1 の修理をする機会に恵まれましたので、
オーナーの同意を得て回路図を採取いたしました。


DSCN2960A

V-1 といえば、Jugg Box ONE とスピーカーが違うモデルとして知られていますが、
回路が同じかは確認されていません。
1977年の Jugg Box カタログにはこのように記述されています。

「シャシーやコントロールシステムは Jugg Box - One と同仕様ですが、
オリジナル30cm ヘヴィデューティスピーカーを使用し、音の立ち上がり、
抜け、厚みをもう一歩追求したコンパクトなモデルです。」

出力 60W
スピーカー  Jugg Box オリジナル 30 cm x 1
真空管  RCA 6L6GC x 2
リバーブ  ハモンド・リバーブユニット
消費電力  250VA (規定ヒューズ 3A)
寸法 470(H) x 500(W) x 280(D) m/m
重量 27 kg


修理した V-1 は真空管とコンデンサとポットがすでに交換された状態なので
オリジナルではありません。その意味では少々正確性を欠くことになりますが、
回路図を採取しました。

結論としては回路は「ほぼ同じ」。ただ、異なっている部分もバージョンアップに
伴う変更とも考えられます。いずれにしても大きな差異ではないと判断しています。
そこで ONE の回路図と V-1 の回路図を統合いたしました。

Jugg Box ONE (JB-1), Jugg Box V-1 (JV-1) 回路図

電源部
プリアンプ部
パワーアンプ部

PDF

電源部、プリアンプ部、と来て次はパワー・アンプ部です。
位相反転段の基板 PW-40 がこちら。やはりこれも Jugg Box ONE や TWO と
共通の基板です。

DSCN2779A

基板裏面に C202  33uF 35V のタンタルコンデンサが付いています。
これは ONE や TWO に付いていなかったものです。

部品面はこちら。

DSCN2799A

うぅぅぅん。カーボンコンポジット抵抗の山。
カーボンコンポジット抵抗、私の世代では「ソリッド抵抗」という名前で
呼ばれてました。1/2 W ±10% の抵抗。
経年劣化が激しいので、取り外し測定して判断するのですが、
今回は全部カーボンフィルム抵抗 1/2 W に交換しました。
測定結果はすべて ±10% の範囲から外れていました。

セラミックコンデンサ、フィルムコンデンサはあまり経年劣化はなかったので
現状維持です。

出力管 6L6GC 周辺は次の写真の様に配線されています。

DSCN2782A
青色の太い線がヒーター電源 AC6.3V。2pin と 7pin に接続されています。
8 pin (手前)はカソード。太い黒い線で GND に接続されています。
プレート 3pin (橙色)の線は Output トランスに伸びています。

Output トランスは S-47 という型式が付けられています。
これは BASS 100 専用のトランスのようです。DSCN2780A

↑このページのトップヘ

ライブドアブログでは広告のパーソナライズや効果測定のためクッキー(cookie)を使用しています。
このバナーを閉じるか閲覧を継続することでクッキーの使用を承認いただいたものとさせていただきます。
また、お客様は当社パートナー企業における所定の手続きにより、クッキーの使用を管理することもできます。
詳細はライブドア利用規約をご確認ください。