娑婆（しゃば）に残りし 父母（ちちはは） は、追善・作善（ついぜん・さくぜん）の  勤めなく  ただ 明け暮れの嘆きには 酷（むご）や 哀（かな）しや 不憫（ふびん） やと 親の嘆（なげ）きは 汝（なんじ）らの 苦患（くげん）を 受くる種となる。 我を 恨（うら）むる 事なかれ くろがねの棒を とりのべて 積みたる塔を 押し崩（くず）す。 ・・・賽の河原の地蔵和讃―④

一重（いちじゅう）積んでは 父のため、 二重（にじゅう）積んでは 母のため、 三重（さんじゅう）積んでは ふるさとの 兄弟、我が身と 回向（えこう）して、 昼は 独りで遊べども。 日も入りあいの その頃は、 地〇（ごく）の鬼が現れて・・・ やれ 汝（なんじ）らは 何をする。 ・・・賽の河原の地蔵和讃―③

父上（ちちうえ）恋し 母恋し 恋し 恋しと 泣く声は　 この世の声とは 事（こと）変わり 悲しさ 骨身（ほねみ）を 通すなり。 かの みどり児の所作として 河原の石を とり集め これにて 回向（えこう）の 塔を積む。 ・・・賽の河原の地蔵和讃―②

「馬の耳に念仏」、「豚に真珠」だとか。 まぁ、いいか。ここは特別大サービスだ！ これは この世のことならず 死出（しで）の山路の 裾野（すその） なる 賽（さい）の河原の 物語。 聞くにつけても 哀（あわ）れなり 二つや 三つや 四つ五つ 十（とう）にも 足（た）らぬ みどり児 （ご）が賽の河原に 集まりて・・。 ・・・賽の河原の地蔵和讃―①

懺悔！ 　　懺悔！　 　　　　六根清浄。 さんげ！ 　　さんげ！ 　　　　ろっこんしょうじょう。

爾時無尽意菩薩　即従座起　 偏袒右肩　合掌向仏　而作是言　 世尊　観世音菩薩　以何因縁 名観世音・・・ 妙法蓮華経観世音菩薩 普門品第二十五

一心頂礼　万徳円満　釈迦如来 真身舎利　本地法身　法界塔婆 我等礼敬　為我現身　入我我入 佛加持故　我証菩提　以佛神力 ・・・ ・・・舎利礼文

この有り難さがわからないと思うが、 この際、大サービスだ！ 観世音　南無仏　 与仏有因　与仏有縁　 仏法僧縁　常楽我浄 朝念観世音　暮念観世音 念念従心起　念念不離心 ・・・延命十句観音経

追撃せよ！ 追撃なしには、如何なる戦勝も大きな 収穫はない。 ・・・クラウゼヴィッツ・戦争論（第四篇 　　　戦闘・第八章追撃）

切り結ぶ　太刀の下こそ　地獄なれ　 踏み込みいれば　ここは極楽 ・・・柳生石舟斉（宗厳）・兵法秘歌

兵の闘に臨む者は皆陣烈の前に在れ ・・・九字兼定

かくすれば、 　　　かくなるものと知りながら、 　　　　　　やむにやまれぬ大和魂 　　　　　　　　　・・・吉田松陰

日本のことわざに、 「雉（きじ）も鳴かずば、撃たれまい」 という。 また、「飛んで火に入る夏の虫」 ともいう。

空（から）と空（くう）は、 似て非なるものなれど、 君にこれが分かるまいな？ 　森羅万象、全てが空である、 この空（くう）の深淵が。 ・・・ 色不異空、空不異色 色即是空、空即是色、 受想行識、亦復如是、 ・・・ 摩訶般若波羅蜜多心経

「惟神霊幸倍坐世」 （かんながらたまちはえませ）

令和０６年０１月２９日 第２１７次　中・朝ゲリラ等 討滅戦 　　　　―藤巻― 　　　　　完了

智に働けば角が立つ、 情に棹させば流される、 意地を通せば窮屈だ、 とかくに 人の世は住みにくい。 草枕・夏目漱石

古池（ふるいけ）や 　　　　藤巻 飛びこむ 　　　　　　　水の音（おと） ・・・・・松尾芭蕉 　　　あな　哀（あわ）れ・・・ なんまんだぶ 　　　　なんまんだぶ

むざんやな 　　 　甲（かぶと）の下の 　　　　　　　　　　　―藤巻― ・・・・・松尾芭蕉・奥の細道

祇園精舎の鐘の声、 　　　 　諸行無常の響きあり。 ぎおんしょうじゃの 　　 　　　　かねのこえ、 　　　　　 しょぎょうむじょうの 　　　　　　　　　　　　　　ひびきあり。 　　　　ゴ ～～～～～～～ ン ・・・・平家物語（巻第一・祇園精舎）