マーケティング企画

甲斐 義孝 2013年入行

入行の決めてを教えてください

甲斐 義孝

銀行は、様々な業種の法人のお客さまや幅広い年齢層の個人のお客さまとお取引があります。そのため、法人であれば経営や事業承継等に対する課題、個人であれば結婚、住宅購入や退職等のライフイベントで発生するニーズに対して、金融の側面からサポートすることができると思いました。また、今まで学んできた数学の知識を活かせる部署があることや、就職活動を通してお会いした先輩行員の方々と一緒に働いてみたいと思い、福岡銀行への入行を決意しました。

今どんな仕事をしていますか?

私が所属しているグループでは、データ分析や商品のプロモーション活動を行っています。私は、主に当行でローンをお持ちのお客さまを分析し、ローンの申込ニーズが高いと推測されるお客様に対してニーズ喚起や商品申込に繋げるための企画立案を行っています。

具体的には、ロジスティック回帰分析を使用したスコアリングモデル(※1)やAI等を活用したローンの申込率や来店誘致率を上げるための施策の企画です。施策実施の時には対象者集団(セグメント)の選定に注意するのはもちろん、施策の効果を様々な角度から検し次回以降の施策に活かしています。例えばA/Bテストという検証手法を用いる場合には、ニーズが高いお客さまを選定し、2つのセグメントに分けて異なるDMをそれぞれ送付します。その後、DMごとにお客様の反応を分析しています。

このように、施策の実施と効果検証を繰り返し、施策の最適化・高度化を図っています。

(※1)これまでの実績(申込を行ったお客さまの特性)を分析し、申込可能性が高いお客さまの特性を予測(数値化)するもの。

今の仕事のやりがい、魅力を教えてください

甲斐 義孝

ICT技術の向上によりWebで申込が完結する商品も増え、若年層のお客様を中心に来店以外の接点が増えています。そのため、SNS等のツールを上手く活用することで今まで接点を持つことが難しかったお客さまと深耕を図ることができます。これからますます重要になってくる非対面チャネルの活用業務を、若手でも積極的に企画できることが魅力だと感じています。

仕事を行う際、気をつけていること、
心がけていることはありますか

甲斐 義孝

仕事を進める上で気をつけていることは、全体のスケジュールを考えながら仕事を進めるということです。一人で完結する仕事はほとんどなく、同じグループはもちろん他部署と協力してプロジェクトを進めていきます。自分本位で仕事を進めるのではなく、相手の立場で物事を考えるように意識しています。また、仕事を依頼する時には無理なスケジュールではないか、自分の意図が相手に伝わっているか確認するようにしています。

今後どのようにステップアップしていきたいですか

甲斐 義孝

日々の業務の中で、銀行の知識も統計等の知識もまだまだ足りていないと感じています。現状に甘んじることなく自己研鑽に励むことはもちろんですが、日々変化する経済環境に高くアンテナを張り、今後ますます加速していくAIやフィンテック等の先進的な技術を活用し、銀行業務のマーケティング高度化に貢献していきたいです。

福岡銀行の魅力を教えてください

仕事で行き詰まった時に気にかけてくれる上司、すぐに相談できる同僚・先輩がいるところです。以前システム開発案件に携わっていた際、わからないことが多く悩んでいた時に、上司がさりげなくお菓子を置いてくださったのがとても印象に残っています。その時に何か話しかけられた訳ではありませんが、私がいつもと雰囲気が違うことに気付き、気にかけてくれていたことが嬉しく気持ちがすっとしたのを覚えています。今は悩みを溜め込まないように同僚や先輩に相談するようにしています。

1日のスケジュール

甲斐 義孝
8:45
ミーティングチーム内で自身の案件の進捗報告・情報共有。
9:30
データ分析各種データの抽出や、シミュレーションを行う。
12:00
昼食グループの先輩と。たまには気分転換で外食します。
13:00
ベンダー打ち合わせ新たなサービスのシステム構築や連携を、関連部署やベンダー(外部業者)と協力して進めていきます。
15:00
企画検討キャンペーン等の施策の検討や協議書の作成。
17:45
退行今日やったこと、明日やることを整理してなるべく早めに退行するよう心がけています。

みなさんへのメッセージ

就職活動は今までの自分と向き合い、今後の人生を考える貴重な機会です。就職することがゴールにならないよう、就職した後にどのようなキャリアを進んでいきたいかをイメージしながら就職活動に臨んでほしいと思います。福岡銀行には自分を成長させてくれる環境があります。皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。
甲斐 義孝

まだ見ぬ明日へ、もっと新しい銀行へ。

新しい価値観や創造力をもった「あなた」の応募をお待ちしています。