渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

速度と距離

2024年01月27日 | open
 









1.5時間の計算は簡単過ぎるが、
では、時速90km/hであと20km
進むには?
時速100kmであと55km進むに
は?
同じ方法を使う。
現在時速は1時間=60分で走る
距離。これを使う。割りの組
合わせ。
 
こうした計算方法は私は高速
道路を二輪で走行中によく使
う。
公式などは使わない。
頭の中で時計盤を思い浮かべ
やる。
 
これと似たような事で、徒歩
の距離の時間出しもやる。
徒歩は時速4kmだから15分。
これを使う。
6km歩くのにかかる時間も、
同じような分解と割りと足し
で出す。公式は使わない。
15分+(4km分÷2の時間)だ。
つまり、15分+7分30秒。
よって22分30秒。
車の場合も同じ解き方。
つるかめ算みたいなもん。
 
この計算方法は私は高校の時
から二輪で高速道路を走る
にはやっていた。
ただし、クルージングはやっ
てみれば分かるが、一定速度
に保つのは正確なアクセレー
ションが絶対に必要だ。車速
は微細な道路の登り下りで
ぐに変化するからだ。
オートクルーズとかに頼って
いたり、二輪のスロットルに
靴べらみたいなのを着けて
るような乗り人は繊細な
アク
セル操作などはできな
くなる。
つまり、人間力は著しく低下
する。
速度から距離にかかる時間を
割り出す計算にしてもそう。
少し考えれば分かるものを
なんでも機械頼りにすると
人間の能力がどんどん退化す
る。
そして、それはだんだん人間
ではなくなって行く。
自立する新開発二輪車を称賛
したりする過ちを犯すと、
うなって行く。
大きな落とし穴が待ち受けて
いる事に気づいてない。
ブラインドコーナーの先には
穴があるとしたら、それを
測できていない。
予測も予防措置意識もないま
ま、ブラインドコーナーに
フルバンクで突っ込むような
ものだ。自立二輪車を盲目
に称賛する発想は。
得るものがあっても失うもの
大きい物、つまり人間の
を著しく減衰させる物
慮に称賛するもので
はな
い。
結果、現在、鉛筆が削れない
どころか、マッチを全くすれ
い人間だらけになった。
そのうち箸も持てなくなる。
これは笑い話ではない。

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