ニュース
» 2024年01月25日 19時00分 公開

AIで「きのこの山」だけ画像から消すシステム登場 「映す価値無しだよな?」「いや人気お菓子で瞬時になくなる」と抗争も勃発(1/3 ページ)

たけのこだけ無くすこともできるそうです。

[関口雄太ねとらぼ]

 AI画像認識を活用して「きのこの山」と「たけのこの里」の写真から「きのこの山」だけを消すシステムが開発され、約7万2000件の「いいね」を集めています。ねとらぼ編集部は開発者本人に話を聞きました。

AI きのこの山 たけのこの里 「きのこの山」と「たけのこの里」の写真を自動で加工するシステム
advertisement

元は学校の課題から

 熊本高専の専攻科1年生、こ。(@ci18kawaguchi)さんが、明治の「きのこの山」と「たけのこの里」を使ったユニークな画像認識システムを開発しました。写真に“誤って”映り込んだ「きのこの山」を自動で消去するというもの。争いが起きそうなシステムだ……!

 画像に映った「きのこの山」が自動検知され、写真から消されます。動作はシンプルですが、クオリティーは高く、自動で認識された「きのこの山」はまるでそこになかったかのように消えてしまい、「たけのこの里」だけが残されています。

AI きのこの山 たけのこの里 「きのこの山」だけを認識
AI きのこの山 たけのこの里 画像から抹消します
advertisement
AI きのこの山 たけのこの里 「たけのこの里」だけが残りました

 システムがどのように動いているのか、開発のきっかけは何だったのか。詳しく話を聞きました。


――どういう仕組みで抹消しているのでしょうか。

こ。さん: 学校の課題で出た「画像に関するAIを使用してなにかシステムを作成する」というもののためにプログラムを作成しました。

 もともとはきのこの山とたけのこの里を分類するだけのつもりでしたが、いっそのこときのこの山を消してしまったら面白いんじゃないか?と思いこのようなシステムとなりました。

advertisement

――技術的な面について詳しく聞かせてください。

こ。さん: 「YOLOv8」[1]という物体検出のアルゴリズムを用いて、きのこの山とたけのこの里の分類を行います。分類の実行結果がXの投稿の写真2枚目であり、分類結果が画像中に表示されています。

 物体検出に使用するモデルは自分で70枚程度の画像を撮影し、それらを元にモデルの学習を行いました。きのこの山を消す技術には、画像から任意の物体を消すInpaintingという技術の一種である「LaMa」[2]を使用しています。

 物体検出の結果からLaMaへ入力するマスク画像(投稿3枚目。白色の部分が元画像から消される)を生成し、LaMaを用いてきのこの山を画像から消しています。

 私はたけのこ派ですので今回はきのこの山を消しましたが、プログラムを少し変えるだけでたけのこの里を消すことも可能です笑。


 単に「きのこの山」と「たけのこの里」を分類するだけのシステムから、より面白みを追求して「きのこの山」を消去するアイデアに至ったようです。2つの技術を掛け合わせ、AIに学習させるための写真も自ら70枚用意したとのことで努力が光っています。

advertisement

 コメント欄には、「一流お菓子と映す価値無しお菓子が同じ画像に収まれるわけないよなぁ?」というたけのこ派からのコメントや、「同時に出てきた場合は、きのこは真っ先に食べられて、残らない状態が普通ですもんね」というきのこ派からのコメントも寄せられました。両派閥の人たちがユニークな発想を大いに楽しんでいるようです。

画像提供:こ。(@ci18kawaguchi)さん

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
先週の総合アクセスTOP10
  1. 妊娠中の英俳優、授賞式での“金太郎”ドレスが賛否両論 「半裸の妊婦なんて見てられない」「ホットなママ」
  2. 8歳姉の“スパルタ教育”を受ける1歳妹、驚きの成果が300万再生突破! 思わず拍手の光景に「天才すぎる」「お姉ちゃん元保育士?」
  3. 双子赤ちゃんとパパがお返事練習をはじめたら……コントのようなオチに! 180万再生された姿に「1時間見られるw」「可愛すぎんか?」
  4. 巨大深海魚のぶっとい毒針に刺され5時間後、体がとんでもないことに…… 衝撃の経過報告に「死なないで」
  5. 「意識もうろう」「何も食べられない」 すい臓がんステージ4の森永卓郎、痩せた顔出しで“最悪の時期”告白 息子は「『死ぬ』が冗談に聞こえなかった」
  6. 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
  7. 【今日の計算】「5+4×3-2」を計算せよ
  8. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  9. 生後3カ月の赤ちゃん、小児科医からのひと言に「吹きましたw」「先生まさかの」 この時期限定のうまい表現に座布団をあげたい
  10. ぬいぐるみと飛行機に搭乗、ANAのCAに「えっえっ!」と驚かれた理由は…… 「こういう話だけ見ていたい」と5万いいね
先月の総合アクセスTOP10
  1. 「夢のまた夢やと」 陣内智則、世界500台の“超高級外車”をドカンと購入 1000万円台より1ランク上で「震え止まらん」「乗りこなせるかな」
  2. 「明らかに写真と違う」 東京クリスマスマーケットのフードメニューが物議…… 購入者は落胆「悲しかった」
  3. 「ごめん母さん。塩20キロ届く」LINEで謝罪 → お母さんからの返信が「最高」「まじで好きw」と話題に
  4. オール巨人、30年モノな“伝説の1台”に自負「ここまでキレイな車はない」 国産愛車の雄姿に称賛の声「気品がある」「凄くエレガント」
  5. 吉瀬美智子&千鳥・大悟の“結婚報告”に反響 親密オフショットがそのままドラマに「伏線回収致しました!」
  6. DAIGOの姉・影木栄貴、ノーメイク姿の姉弟ショットで美形ファミリーぶり際立つ 「目元瓜二つ」「すっぴんでも綺麗」
  7. 小田急百貨店で販売された1728円の「素敵ステーキサンド」が「見本との落差で涙が出そう」と炎上→購入者と催事担当者を取材
  8. 柴犬が見つけた瀕死の子猫、最後の力で立ち上がり…… 優しさが救った小さな命が600万再生「感動と感謝です」
  9. DIYで室温が上がる「マイホームの寒さ対策」が参考になる! 工具なし&5分で終わる簡単アイデアに「素晴らしい実験です」
  10. 田中みな実、“共演した姉”の存在に反響「居るとは聞いていたけど」「激似やなぁ」 すらっとしたたたずまいに「品のあるお方」