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会話

炎上トラブル対応の専門家です。自民党女性局のフランス研修が「国民感情を逆なでしている!」「血税をムダ使いするな!」と炎上しているようですね。本件の問題点を挙げつつ「どうすればよかったのか」について検討していきましょう。 <私の見解> ・海外視察に多少観光要素があったとしても、視察で得られた知見や人脈をきちんと国内外の政治に活かしてくれれば別に問題はない。 ・ただし「この夏季割増料金真っ最中に、高額な費用をかけてフランスに渡って観光地を巡り、優雅な旅行をしている」と受け取られ、批判を集めるリスクのある写真をわざわざSNSにアップするのはあまりに不用意であった。誰か事前に指摘する人はいなかったのか。 <自民党の問題点> ・海外視察、研修を実施したなら、通常は現地の有力者を表敬訪問したり、研修実施中の写真を発表するもの。今般はそれらの写真がないか、割合が少なかったため、「まともに仕事をしてなかった」と受け取られても仕方ない状態であった。 ・批判を受け、松川議員が「誤解を与えた」と釈明したのは悪手。「誤解している=あなた方は間違っている」と言っているのと同じであり、読み手の反発を招いてしまうことに繋がる。 ・批判を受けて写真を削除したのも藪蛇だった。今般のケースでは「一緒に写っている参加者に迷惑がかかるから」との理由があったが、削除することで「姑息だ!」「後ろめたいことがあるから削除したんだろう!」と、更なる批判に繋がりやすく、消したことで更にコピーが拡散する「ケストフエールの法則」が働くことにもなる。 <マスコミの問題点> ・本件を扱うなら、「今回の訪仏は、フランスにおける少子化対策、子育て支援を学ぶとともに、外交目的がある」「日本とフランスにおける政策の違い」「我が国でフランス式政策を実行するとなった場合の課題と対策」「訪仏の成果はあったのか」といった点を分析して報道してほしい。 ・なのに、「フランス研修写真が物議!」「『浮かれすぎ』『社員旅行か』などの声が多数上がっている」みたいに、単にSNS炎上の後追いをするだけなら、そんなマスコミに存在価値などない。 <批判者への指摘> ・「こんな大変な時期に政治家が海外訪問だなんて!」 ⇒社民党副党首の大椿ゆうこ氏は7月6日に韓国を訪問し、「汚染水放流反対」のハンストをする正義党メンバーと交流している。 ・「国会議員が38人も訪問するなんて多すぎる!」 ⇒訪問団のうち国会議員は4人だけ。なお民主党時代の小沢一郎氏は、国会議員140人、総勢600人で訪中していた。 ・「庶民感覚が欠如している!」 ⇒政治家が海外で見聞を深め、現地で人脈構築すること自体は必要な取り組み。国家レベルの仕事に対して必要以上に庶民感覚を要求し、活動を萎縮させるべきではないと考える。 <批判するなら、どんな点を指摘すべきか> ・「海外視察」「血税(党費)のムダ遣い」「観光している」「大人数」あたりを指摘してしまうと、自陣営の政治家たちも同様の活動をしている可能性が高く、ブーメランになってしまうリスクがある。 ・「自党の党費をどう使うかは自由だが、今般の視察・研修によってどんな政策が実現し、どんな効果があったのか」「もっと費用対効果が高い、●●のような活動があったのではないか」といった指摘であれば効果的ではないだろうか。
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