「起きよ、相川ツカサよ。」
周囲が真っ暗な空間で1人の少年が謎の声を聞いて、目を覚ます
少年の名前は相川ツカサ[あいかわつかさ]
どこの世界でもありふれている平凡なオタク高校生である
「ここは何処だ?」
「ここは死後の世界じゃ。」
すると、ツカサの目の前に金色の光に包まれた老人が現れる
「貴方は?」
「わしは転生の神であるディアモールじゃ。相川ツカサよ、信じられないかもしれんがお前さんは先ほど死んだ。」
「死んだ!?どうして?」
ディアモールに理由を問うツカサ
「学校から家へと帰る途中で、電車が脱線事故を起こしてしまい、お前さんはその巻き添えを受けて死んでしまったのじゃ。」
「そんなことが・・・。」
死亡原因を聞いて気を落とすツカサ
「それで?その転生の神様が僕に何の用なんですか?」
「よくぞ聞いてくれた!」
すると、ディアモールが何処からともなくホワイトボードを出して、それに内容を書いていく
「お前さんを好きな世界に転生させてあげようと思ったのじゃ。勿論転生特典も付けるぞ。どうじゃ?わしからもすっごくおすすめするぞ。」
「マジですか!?」
「マジじゃ。」
「ラッキー!!死んで得しちまった!!」
転生できることを聞いて、大喜びするツカサ
「で・・・では転生したい世界を決めてくれ。アニメかゲームの世界でもどこでも良いぞ。」
「なら、[アカメが斬る!]の世界でお願いします。」
「[アカメが斬る!]だと!?本気か?あそこははとんでもなくクレイジーな世界じゃぞ?」
「構いません。[アカメが斬る!]の世界で頼みます。」
「むむむ・・・分かった。お前さんの力を信じよう。」
「それじゃ?」
「あぁ。お前さんの希望した世界に転生させてやろう。」
「よっしゃ!」
「では、次は転生特典を3つ決めてもらうぞ。希望はあるか?」
「なら、1つ目は[仮面ライダーセイバーの力]をください。」
「了解した。他はどうする?」
「2つ目は[全ての聖剣とワンダーライドブックを使用可能]、3つ目は[能力値上限の撤回]をお願いしたいです。出来ますか?」
「容易いことじゃ。残りはそれでいいか?」
「あぁ、頼む。」
「了解した。では転生の準備に入るから、その場から動くなよ。」
そして、ディアモールはツカサの足下に魔法陣を出現させる
「それでは相川ツカサ、旅立ちの時じゃ。お前さんの健闘を祈っておるぞ。」
「はい。色々ありがとうございました。神様。」
やがて、ツカサは魔法陣の光に包まれて消えた