▼前作よりもカッコよくなったクロノアに注目!
今日からはエンターブレインブースで、ファミ通.com presentsクリエータートークショーと題するイベントを開催しているぞ。その第1弾は、ナムコの小林毅氏をゲストに招いたトークショー。小林氏は、『風のクロノア』の開発者として、現在はプレイステーション2用の最新作『風のクロノア2~世界が望んだ忘れもの~』を制作中。インタビュアーは、大の『クロノア』ファンの浜村弘一週刊ファミ通編集長が担当したぞ。
小林氏は、『風のクロノア2』の特徴などをステージ上で披露。おもなコメントを下に抜粋してみたので読んでみてね。
浜村 キャラクターが前作に比べて大人っぽくなっていますよね?
小林 そうですね。クロノアが中学2年生になったんですよ。ちなみに前作では小学校4年生くらいだったんですよ。ちょっとオシャレな年ごろになってきて、服も着てますからね。前作は裸同然でしたから(笑)。あと、前髪も立ててますね。
浜村 意図はあったんですか?
小林 カッコいいというのをすごく意識していまして。ただ、かわいさをすべてなくしてしまうのではなく、かわいい部分も残して、ちょっとカッコよくしています。
浜村 ゲーム中は、クロノアをずっとプレイヤーとして操作するわけですよね?
小林 えー……はい。
浜村 あれっ! いまちょっと詰まりましたね(笑)。ということは、まだ言えないのかな? あと、ハードがプレイステーションからプレイステーション2になって、意識したことはあります?
小林 これだけ今度のハードは凄いんだ! というものを見せなくちゃなと思って、前作以上に表現に力を入れていますね。高低差とか、いろいろな要素を取り入れていますので。
浜村 ワンダースワン版から受け継いでいるところは?
小林 ワンダースワンでよかったぶら下がれるアイテムなど、アイデアは取り入れています。でも、ベースは1作目(プレイステーション版)ですね。
浜村 で、気になる発売ですけど……。
小林 3月ごろに店頭に並ぶようにしたいなと思っていますけど、スケジュールはかなりパンパンです(苦笑)。スケジュールは厳しいけど、ストーリーもアクション性もパワーアップしていますので、期待して待っていてください。
「プレイステーションの作品では数少ない、あたたかい雰囲気を持つソフト」と、浜村編集長も心待ちにする『クロノア2』。今回は映像のみの出展だったけど、早く遊んでみたいよね。 |
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▲『クロノア』シリーズ生みの親、小林毅氏。 |
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▲『クロノア2』の映像を上映しながら、開発秘話などを語ってくれたのだ。 |
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