面識ある少女にわいせつな行為をした罪 元小学校教師の男に懲役2年求刑 鹿児島地裁
2024年1月23日(火) 14:35
2023年、面識のある13歳未満の少女にわいせつな行為をした罪に問われている、鹿児島市内の元小学校教師の男に対する初公判が23日行われ、男は起訴内容を認めました。検察は、被害者に口止めするなど、教師の立場を利用した犯行は悪質などとして、懲役2年を求刑しました。
不同意わいせつの罪に問われているのは、鹿児島市西伊敷7丁目の鹿児島市立小学校の元教師、下津大輔被告(47)です。
起訴内容によりますと、下津被告は2023年11月、鹿児島市内で面識のある13歳未満の少女に対し、同意なく服の上から体を触るわいせつな行為をしたとされています。
23日の初公判で下津被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
検察側は「被害者のスカートの肩ひもを正すふりをして犯行に及び、被害者に家族に言わないように口止めしていた」と指摘して、教師の立場を利用した犯行は悪質などとして、懲役2年を求刑しました。
一方、弁護側は「本人や家族に謝罪し、懲戒免職処分を受けていて社会的制裁を受けている」などとして、執行猶予付きの判決を求めました。
判決は2月8日に言い渡されます。