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「デリカシー」がない人とは?意味やその特徴、対処法と自分がそうならないために気を付けたいこと

2022.06.15

人に対して「デリカシーがない」と思ったり、人から言われたことはありませんか?デリカシーがない人の特徴や、上手な付き合い方を解説します。
自分が「デリカシーがない人」にならないために気を付けたいことも知っておきましょう。

「デリカシー」の意味は?使い方や類語

「デリカシー」とは、「デリケート」の名詞形で、細かな心配りや繊細な感情を意味します。
相手への心遣いが感じられない人や言動に対して、「デリカシーに欠ける」「デリカシーがない」とネガティブな意味で使われることが多い言葉です。

「デリカシー」の類語

「デリカシーがない」態度は、相手への遠慮がない「無遠慮」な態度ともいえます。相手からすると荒っぽく下品にも感じられる行動は「粗野」「ガサツ」とも表現できますね。
マナーに反するような言動は「無礼」や「失礼」でもあります。

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「デリカシー」がない人の特徴とは

デリカシーがないと思われる人はどんな人なのでしょうか。発言や行動の特徴を紹介します。

特徴その1:プライベートな内容を聞く

自分に関することでも、人に知られたくないことはありますよね。
例えば年収や家族に関すること、学歴など、聞かれたくないことや話す必要のないことを遠慮なく聞いてくる人はデリカシーがないと思われてしまいます。

この話題は絶対にNG!というわけではなく、相手との関係性にもよるのがポイントです。

特徴その2:人のコンプレックスについて言及する

人は誰しも何かしら苦手なことや、気になっていること、劣等感を抱くようなところがあるもの。
身体のことや癖、苦手なことなど、人が気にしていることを話のネタにする行為はデリカシーがないといえるでしょう。

発言への配慮がなかったり、言っていいことと悪いことの区別がつかなかったりすると、周りの人を不快な気持ちにさせてしまうこともあります。

特徴その3:マナーがない

基本的なマナーを守るのは人付き合いにおいても大切です。
TPOをわきまえない服装や、食べ方が汚い、言葉遣いが悪いなど、暗黙の了解も含めたマナーが身に付いていないとデリカシーがないと思われることがあります。

特徴その4:空気が読めない

デリカシーがない人は、周りへの意識が欠けていることが多いです。
その場の状況を考えずに発言したり、思ったことをすぐに口に出したりと空気が読めない行動をしがち。

秘密や約束事を守れない人もデリカシーがないと思われることがあります。

特徴その5:気遣いがない

人付き合いにおいては、自分だけでなく相手を気遣う姿勢が大切です。
相手がどう感じるかを考えていない言動や、自分の話ばかりするような自己中心的な人は、デリカシーがないと思われがちです。

相手に関係がない話題でも、他人の悪口を言ったりネガティブな発言が多かったりすると、相手を疲れさせてしまうかもしれません。

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「デリカシー」がない人との付き合い方

「デリカシー」がない人との付き合い方

デリカシーがない人とはどう付き合っていけばいいのでしょうか。相手との関係性により、心がけたい考え方を紹介します。

デリカシーがない人に出会った時の対処法

職場や友人のつながりなど、交友関係が広がるとデリカシーがない人に出会うこともあります。もちろん目に見える言動はその人のひとつの側面でしかありません。
しかし「なんだか嫌だな」と思ったら、距離を置いて深く関わらないようにするのが得策かも。

仕事の関係などで付き合っていかなければならない場合は、できるだけ気にしない、そういう人なんだと割り切るなどの心がけが大切です。
デリカシーがない人は無自覚である場合が多いので、その人の言動に傷つかないように、適度に心の距離を保ちましょう

パートナーにデリカシーがなかったら

デリカシーがないと感じても、自分のパートナーと距離を置くのは難しいですよね。デリカシーがない人は相手に意識が向いておらず、相手が傷ついていることにも気づいていない場合が多いです。まずは気づいてもらうために、デリカシーがないと感じる行動について相手に注意したり、感じたことを伝えたりしてみましょう。

無自覚であるほど言動を改めるのは難しいものですが、対応策について話し合い、ふたりの関係性にヒビが入らないように努力したいもの。
感情や直してほしい部分についての話し合いを重ねつつ、反対にしてもらって嬉しかった心遣いなど、パートナーのいい行動についても伝えると、「こうしていけばいいのか」と道筋がわかりやすくなるかもしれません。

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「デリカシー」がないと言われたら

「デリカシー」がないと言われたら

人から「デリカシーがない」と言われたら、どのようなことに気を付ければいいのでしょうか。デリカシーを身につけるために意識したいポイントを紹介します。

「デリカシー」の身につけ方その1:声のトーンやボリュームに気を付ける

人と会話をするときには、デリカシーのない話し方に注意。話の内容はもちろんですが、声のトーンやボリュームに気を付けるだけでも印象を改善することができます。

相手を批判し、自分の意見を押し付けるような強いトーンになっていないか、高圧感のある大きすぎるボリュームで話していないかなどに気を付けてみましょう。同じ内容を話していても、適切なトーンとボリュームであれば相手はグッと受け入れやすくなりますよ。

「デリカシー」の身につけ方その2:相手の立場に立って考える

コミュニケーションには必ず相手がいて、自分の発言や行動に何かを感じます。言葉を口に出す前に、聞いた相手がどう思うかを考えましょう。会話のテンポをゆっくりにするだけでも、相手に意識を向けやすくなります。

また、相手の話を遮らず最後まで聞く、理解しようと努めることも大切です。わからなければ正直に「これってどういう意味?」「もう少し教えて」と尋ねましょう。それがよりよいコミュニケーションにつながります。

「デリカシー」の身につけ方その3:マナーを知る

服装やしぐさを整え、場に応じた行動をするにはマナーを知る必要があります。自然に身につけるのが難しいこともあるので、本を読んだり人に教えてもらったりして勉強するのもひとつの対策です。

また、身近にいる所作がきれいな人や聞き上手な人のマネをするのもおすすめ!具体的なお手本があれば、自分の言動を見直しやすくなりますよ。

▼知っておきたいテーブルマナー

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「デリカシー」がないことにはメリットもある!

デリカシーがないことは悪く捉えられがちですが、悪いことばかりではありません。デリカシーがない人は、細かいことを気にせずストレスをためにくい人が多いです。自分に正直で、ある意味「生きやすい」とも言えるかもしれません。

また、パートナーや友人など相手にデリカシーがない場合も、裏表がない、気を遣わずに済むといったメリットがあります。人によってはデリカシーがないと捉えられる部分を「一緒にいてラク」だと感じる人もいるでしょう。

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「デリカシー」は大事にしよう

デリカシーは言い換えれば、相手を大切に思う気持ちや行動です。デリカシーを気にしすぎて自分が疲れてしまうのは本末転倒ですが、気持ちよく人付き合いをするために最低限は身に付けておきたいもの。相手を知り仲を深めるきっかけにもなるので、心に余裕のあるときに、いつもより少し相手に意識を向けてみましょう。


生活していれば少なからず人とコミュニケーションを取る機会があります。仕事でも家庭でも、また顔が見えないSNSでも、相手への配慮を忘れずにいたいですね。

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▼あなたは大丈夫?デリカシーがない彼女の行動

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※ 2022年5月 時点の情報を元に構成しています

みんなのウェディングアドバイザー