マゴの配信を荒らしている"衛門"の正体
経緯
マゴと加藤が同じチームになる
2024年1月27日に開催されるトパンガチャリティーカップ。『ストリートファイター6』による5on5勝ち抜きトーナメント形式で、こくじん・マゴ・加藤純一・かずのこ・立川の5名が『王と王』チームとして参加している。
コーチングを受けることに
大会まで1週間を切った頃、いよいよチーム顔合わせやチーム練習が開始。ス
ト6を本格的に初めて間もない加藤純一は、同じチームのマゴにコーチングを受けることになる。マゴのコーチングは『マゴバイス』と呼ばれ、数々の格闘ゲーマーやストリーマーの実力を伸ばした実績があり、その卓越した言語化能力と的確性から定評がある。
『衛門』のイメージ
『衛門』とは加藤純一の視聴者の通称である。「加藤純一最強!」のフレーズで知られるように、衛門は他の配信者の配信を荒らすというイメージが強い。そして、それは今回のトパチャリでも例外ではなかった。
事件
コーチングのタイミング
コーチングを受けるといえど、付きっきりというわけにはいかない。マゴにも加藤純一にもそれぞれスケジュールがあり、タイミングというものがある。当然ながら、配信中に視聴者が勝手に「コーチングをお願いしろ!」「連絡しろ!」とコメントするのは非常に迷惑な行為であり、決して肯定されるべきものではない。
問題のコメント
問題が起こったのは加藤純一とマゴがそれぞれ別々に配信していた時だった。加藤の配信には「マゴにコーチングを受けろ!」マゴの配信には「加藤にコーチングしてくれ!」と相互に鳩が飛び交う。
ここで、その時のコメントをいくつか抜粋する。以下はマゴの配信につけられたコメントである。
一見すると、"衛門"と思われる人々がマゴの配信を独善的に荒らし、それに対しマゴの視聴者が嫌悪感を示しているように見える。
しかし私は「本当にそうなのか?」と疑問に思い、検証する必要性を感じた。配信者界隈に限らずだが「アンチがファンのなりすましをしている」ような事も多く、中でも加藤純一は『信者』と呼ばれる熱狂的ファンがついている一方で、それと同じくらい執念的なアンチも多いことでも知られている。
率直に言うと、マゴさんの配信を荒らしているのは『衛門』のなりすましをしている加藤純一アンチの仕業ではないか?というのが私の仮説である。
検証
方法
まず検証の方法を説明する。これは単純なことで、過去のコメントを遡って確認するというものである。
しかし本来、Twitchという配信サイトにおいて一般の視聴者が特定のユーザーの過去のコメントを確認する機能はない。
(ただし配信者は例外で、自分の配信についたコメントに限り、ユーザー名をクリックすることでその人物の過去のコメントを一覧として表示することができる)
そういう仕様であるためか、コメントしているユーザーの多くは、まさか自分のコメントが過去に遡ってチェックされるとは思っておらず、好き放題自分の欲求のままコメントしている。
だがそこには盲点があり、誰もがすべてのユーザーの過去のコメントを遡って確認する方法が一つだけある。それが過去の配信のアーカイブのコメントデータを網羅的に取得するという方法である。
要点
試しに加藤純一の過去1ヶ月間の配信についたコメントを全て取得してみたとしよう。加藤純一はほぼ毎日、何時間にも渡って配信している。マゴの配信に鳩を飛ばすほどの熱狂的な『衛門』であれば、当然この膨大なコメントデータの中にいくつか発言が含まれていないとおかしい。
つまり、先ほどのマゴの配信についたユーザー名でそのコメントデータを検索すれば、加藤純一の配信にコメントをしているかどうか、どんなコメントをしているかによって本当に『衛門』なのか、『衛門』の成りすましなのかどうかをある程度は判別できるということだ。
結果
では一つ一つ見ていこう。
(1)
この人物を検索してみると、なんと過去1ヶ月に及ぶ加藤純一の配信で一度もコメントをしていなかった。
もちろん、加藤純一の熱心なファンであっても1ヶ月コメントをしないことはありうる。しかしわざわざマゴの配信にまで赴き「純教えようよ」というような人物が?という違和感は拭えない。
(2)
泣きながらマゴに加藤純一のコーチングを懇願しているこの人物。加藤純一の配信でのコメントが25件見つかった。それが以下の内容である。
……みなさんはこれを見てどう思うだろうか?
私はあまり結論を急ぎたくはないが、マゴの配信と加藤の配信で随分性格が違うなとは感じた。
(3)
この人物はマゴのサブスクに登録しているのでマゴの視聴者なのだろうが、加藤純一の配信にもコメントしているのか?
最後に
好きな配信者がいれば、嫌いな配信者がいるのも仕方ない。しかし、仮に嫌いな配信者に対して工作までして印象を貶めている人がいるとしたら、それは絶対にやめてほしいと思う。