14:00～14:50　スペシャル対談
情シスのプロに聞く ハイブリッド会議室構築の課題とその解決策

ハイブリッド会議を開く機会が増加しているものの、会議室側の参加者は“その場しのぎ”で設えた簡易的な設備をつなぎ、複数人がマイクに顔を近づけて参加する――。そのような場面をよく見かける。このような参加方法は十分と言えるのか。また「音が聞き取りづらい」など、現場からの声があっても設備更新ができない企業側の原因とは何か。情報システム関連のコンサルティングを行うクラウドネイティブ（東京都港区）社長の齊藤愼仁氏と、音響のプロとして、さまざまな会議室の課題を見てきたシュア・ジャパン 事業統括本部長の大友裕己氏を招き、音質の改善がビジネスに与える影響や会議室構築の考え方、情シスが抱える課題の解決方法などを尋ねる。

株式会社クラウドネイティブ
代表取締役社長 文部科学省 最高情報セキュリティアドバイザー
齊藤 愼仁 氏
データセンターや科学技術計算向けのサーバーハードウェア、GPUやコプロセ ッサを用いた高密度計算機などの企画・設計に参画後、国内最大級のAWSインテグレーターにて、情報システム、ネットワーク、セキュリティの3チームを統括し、情報セキュリティ、個人情報、PCIDSS管理責任者を兼務。2017年に、情報システムコンサルティングを主な事業とする株式会社クラウドネイティブを創業。民間企業はもちろん、経産省ゼロトラストタスクフォースなど、行政機関における次期ITインフラ実装を担当し、2022年7月より文科省の最高情報セキュリティアドバイザーに就任。

シュア・ジャパン株式会社
事業統括本部長
大友 裕己 氏慶応義塾大学環境情報学部卒業。​2015年にシュア・ジャパン入社、​2017年に会議室向けソリューションを扱う新領域部門を立ち上げる。2021年より同部門の本部長、2023年より現職。現在は日本法人の事業代表に従事する傍ら、​音響・ITの視座から「快適なワークプレイス」と「シームレスなコミュニケーション」を​啓発する活動を広く行なっている。

【モデレーター】アイティメディア株式会社
ITmedia ビジネスオンライン編集部
上間 貴大

14:50～15:20　導入企業講演
BANDAI SPIRITSの事例から考えるオフィスの未来図　最新機器が提供する新しい働き方

バンダイナムコグループの一員で、プラモデルやアミューズメント専用景品などを手掛けるBANDAI SPIRITSは2023年10月、本社を東京・三田に移転した。新オフィスでは、会議室を中心にShure製品を導入し、快適なハイブリッド会議環境を構築した。その背景には、従業員の生産性向上はもちろん、総務部をはじめとしたバックオフィスの負担軽減があったという。BANDAI SPIRITS 総務部の川瀬達也氏に、新オフィスのこだわりや製品を選定した理由を尋ねる。

株式会社BANDAI SPIRITS
総務部 総務チーム チーフ
川瀬 達也 氏

【モデレーター】アイティメディア株式会社
ITmedia ビジネスオンライン編集部
上間 貴大

15:20～15:30
デモンストレーション

実際にハイブリッド会議で求められる音質はどのようなものなのか。これまでの会議体験と何が違うのか。シュアのショールーム「東京エクスペリエンスセンター」で実施したシーリングマイクと一般的なスピーカーホンとの音声比較、WEB会議の耳障りなタイピング音や紙めくり音を除去し、人の声だけをクリアに伝える先進テクノロジーをデモンストレーションを通して、音質の違いを体感して欲しい。