社員紹介
今までにない
商品を作り出したい
2014年入社 医学研究科
藤原 杏奈ANNA FUJIWARA
- 開発
Careerキャリアパス
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01学生時代
医薬系に興味があり、アルツハイマーの薬の研究に夢中で取組む。
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02就職活動時代
出会った社員、企業理念に惹かれて入社を決意する。
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03開発技術部
食酢飲料の味づくりを担当。開発した商品は合計13品。
開発
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04新規事業開発
アメリカ事業の技術開発を担当。自社ならではの技術確立に挑む。
開発
※撮影当時の部署を記載しています。
めげそうになりながらも精一杯取り組んだ商品が店頭に並ぶ喜び
ー仕事内容について教えて下さい
私は入社後、開発技術部で食酢飲料の味づくりを担当していました。開発した商品は、新商品が3品、既存品10品のリニューアルを手掛け、合計13商品になります。私が食酢飲料の味作りを担当したのは、使用されている容器を紙パックからPET容器へ切り替える検討が行われている時期でした。おいしさは勿論のこと、新容器でも保存性が担保できる様に工夫して原料を選び、配合して味作りを行います。そして、作り上げた試作品の保存試験を行い、賞味期限内まで求める品質が担保されることを確認しました。また、食酢飲料には非常に多くの原料を使用しており、原料の混ぜ方、投入方法によっては、原料が溶けない事も懸念されました。そこで、実験室のテーブルの上だけでなく、工場の実機でも問題なく生産できるよう、生産工場の人と共に様々な確認を行いました。この業務を通じ、他部署を巻き込み、連携して仕事を進める大切さを学びました。
現在は、アメリカで活用可能なパスタソース事業に関係する技術開発の担当をしております。アメリカのパスタソース事業では、美味しさに加え、健康を意識した商品作りを進めており、「RAGÚ Simply SAUCES」という砂糖不使用、100%オリーブオイル使用の新製品が発売されています。将来的にはさらに、競合他社に負けない新規技術や製法を開発してより差別化を進めていくことが私の仕事です。どんなに難しい課題でも一つひとつ検証を重ねて、課題を明確化し、自社ならではの技術を一つでも多く見つけることを意識してこの業務に臨んでいます。難しい事も多く、めげそうになる時もありますが、精一杯取り組み、開発を成し遂げた商品が店頭に並ぶ喜びの為、日々努力を続けています。
Schedule私の1日
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8:30
出社・打ち合わせ
打合せ。海外の拠点と一緒に打ち合わせがある場合、時差の兼ね合いから定時よりも早く出社する事があります。
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10:00
メールチェック・試験案作成
メールのチェックを行います。また、午後から行う試作や分析の試験案を作成します。
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12:00
ランチ
社食で同僚とご飯を食べます。たまに昼食を兼ねて試作品の評価を行う場合もあります。
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13:00
サンプル試作・試食評価
午前中に作成した試験や分析、試作を行います。工場試験の前試験や、新しい商品の処方作成、特許等を検討する際のデータ取りの為の分析など、実施する事は多岐にわたります。
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16:30
資料作成・帰宅
その日に実施した試験や分析の結果をまとめ、報告用のメールをします。
今まで世の中になかったものを開発し続けていきたい
ーあなたの志と今後のキャリアを教えてください
私が目標として掲げていることは「お客様にとって、価値ある商品を世に送り出すこと」と「会社にとって、黒字になるような商品を作り出すこと」の二つです。一つ目の「お客様にとって、価値ある製品を世に送り出すこと」は、メーカーで仕事をしている以上、お客様に喜ばれる商品を作り出すことが自分の喜びにつながるためと考えています。そしてもう一つの目標については、価値ある商品を作り出すということはもちろんの大前提で、ミツカンの社員として自分が「会社に貢献できる存在」「会社にいてよかったと思われる人材」になる為に「会社にとって、黒字になるような製品を作り出す事」を目標として掲げています。
将来も商品開発に関わる部署で仕事を続けたいと思っています。
例えば、「原料の調達」「設計した製品の品質審査を行う品質保証」「商品コンセプトを生み出すマーケッター」等、ミツカンには商品開発に関わる部署や業務がたくさんあります。
様々な部署で、多岐にわたる経験を積んで成長した後、また今のような新規開発の部署に戻り、幅広い知見と視野を持ったからこそできる新しい挑戦をしてみたいです。その際にはきっと、現在の私とは違う考え方と方法で開発を行うことができ、今までにない商品を作り出すことが出来ると考えています。
「日々の食事」が健康につながることに気が付いた就職活動
ーどのような就職活動をしていましたか?
大学では医学系の学部に在籍し、薬を開発する研究をしていた事もあり、最初は製薬メーカーをメインに就職活動を始めました。そんな中、並行して行っていた研究において、開発した薬を細胞に投与した結果、細胞が死ぬという失敗の体験をしました。「薬には治療のメリットもあるが、副作用などのデメリットの可能性がある」「デメリット無しで健康になれるものがあるといい」という気持ちを持つようになり、就職活動で出会った食品業界の説明会を通じ、食品であればそれが実現できると考えました。ミツカンの「やがていのちにかわるもの」というビジョンに興味を持ち、知れば知るほど共感をしたことが入社の理由です。先輩社員たちの「おいしさも、価格も、健康も」すべてを両立させる商品を作り上げる、という思いで開発に臨む姿を見て、入社前に思っていた通りの会社だと感じています。
その他の社員
人のコト
- 社員紹介
- キャリアパス