この現場で大変だった事は何ですか?
納入直前になってお客さまより「運用方法を変更したい」という話が出たことです。
元々、発電機4台のうち1台は予備機として納入する予定だったのですが、直前になって4台全てを稼働させたいという話になりました。これに関しては、お客さまのご要望を満たしたベストな運用方法を提案することにより、解決しました。日頃から技術面の知識も身につけられるように勉強していたおかげです。
また、お客さまに来社して頂いて立会試験を実施しましたが、『実際に発電機へ負荷電流を流して動作確認をして欲しい』と、お客さまからご要望があったことも大変だった事の1つです。
現場と同程度のスペースが必要になるので、社外で場所を確保しました。そして、4台の非常用発電機や昇圧トランス、遮断器盤、負荷試験装置を設置して、実負荷試験を行いました。この社外での立会試験を段取りするためには、各部署の協力や連携が必要になり、調整する苦労はありましたが、皆さんの協力もあって実現することができました。私にとっては、搬送や据付、配線など、現場のイメージが事前にできたことも勉強になりました。
今回のプロジェクトの成功の秘訣は何ですか?
営業担当者の私自身がシーケンスに対する理解を深めたことで、お客さまから信頼を頂けた点だと思います。
今回は、約100ページのシーケンスをお客さまから頂いて、それを読み込むところから始めました。既設設備はどういう動きをしているのか、仮設設備はどういう動きをさせたいのかなど、シーケンスを全て理解した上で、お客さまがどういう運用をしたいのかをヒアリングしました。この時点で、「シーケンスが読めるなんて、淀川変圧器の営業は他社の営業とは違うな」と思って頂けたようです。
打ち合わせの場に設計担当が同席することはありますが、淀川変圧器は初期対応の場で、営業が手書きで図面を描いてその場で提案する、そして持ち帰った内容を設計担当に共有するという形で対応しています。そのため、お客さまが困ったときに頼られるようになり、結果としてお客さまと信頼関係を築くことができました。
淀変の営業として心掛けていることは何ですか?
お客さまの目線に立って、解決策を考える「考える営業」という姿勢が大切だと思っています。
そのためにも日々勉強を重ねて、技術者と同レベルの専門知識を身につけなければいけません。技術力を営業が備え、他社が入り込めないところを攻める、その行動力が差別化になると考えています。