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鳴門教育大学大学院(H.R. さん)

体験記鳴門教育大学大学院(H.R. さん)

2023/12/31

体験記

鳴門教育大学大学院(H.R. さん)

鳴門教育大学大学院
研究科博士課程前期課程(R5年 合格)
H.R.さん

講師がこれまでに受験サポートをしてきた生徒さんが、合格までの道のりについて、インタビューに答えてくださいました。

Q. 合格された時のお気持ちは如何だったですか?

私は、社会人として仕事をしながら、通信制大学にも通いながら、大学院受験をしました。
通信制大学に通っていた2年間は、友達の遊びを断り、勉強と仕事の生活を続けました。それもあって、合格した時は心からやりきった気持ちがありました。その一方で、学部を終え大学院に入学できたことは、公認心理師を目指すにあたって、ようやく半分のところまで着たのだという思いがあり、改めて気を引き締める気持ちも沸いてきたのを覚えています。

Q. 志望校選択はどういうところをポイントに決めて行かれましたか?

元々は違う大学の大学院を志望校にしていました。志望校は地元の大学を選んでいたのですが、どこかしっくりこない、不安な気持ちも大きく、迷っていました。研究計画書を作成する中で、自分がこれからしたい研究の領域をより具体的に考えるようになり、その領域に特化した教授がいるところを探していたところ、私の目指す研究領域で活躍されている先生(現在のゼミの教授)を見つけ、すぐに志望校を変えました。

Q. 受験勉強で苦労された点や、それについて対策されたこと、工夫された点などがあれば教えてください。

受験勉強は生活の中でルーティーン化することが重要なポイントだと思います。わたしは、1年間のカレンダーに1日に行う心理学の勉強と心理英語の予定を表にして細かく記載しました。そうすることで、自分の勉強がどの程度進んでいるかが視覚化されるので、毎日の勉強のモチベーションに繋がったと感じています。しかし、受験勉強はとても孤独な戦いでもあります。不安だったり、苦しく落ち込んだり。そういう時は、週1回の予備校で会う先生に自分の気持ちを話し、勉強のアドバイスをもらっていました。

Q. お勧めの勉強法や参考書などがあれば、ご紹介いただけますか?

実際、参考書は1つではなく複数を使用しました。参考書によって注目している部分、抜けている部分が異なるので、多読して抜けている内容を他の参考書で補填していました。また、ある参考書ではわかりにくい内容も他の参考書を見ると理解できることもありました。

おすすめの勉強法は、ポモドール式勉強法です。25分ごとに5分休憩を1セットとし、それを繰り返す勉強法です。勉強をしたくない時に25分だけとりあえず始めてみて考えようと思うと勉強のスタートを切りやすかったように感じます。私はそれを平日は朝に3セット、夜に4セットしていました。

Q. 今後の夢や目標などについて、よかったら教えてください。

大学院にきて教授の素晴らしさを感じています。わたしも将来は自分の興味のある領域に関する研究がしたいと更につよく思うようになりました。目の前の目標としては後期博士課程への進学を考えています。また、大学院の間にいくつかの学会発表も出来たらいいなと思っています。将来的には、カウンセラーとして、研究者として働いていきたいと思います。

Q. これから受験する人たちに、何かアドバイスがあれば、お願いします。

心理の大学院はとても刺激的だと私は感じます。同じ夢をもち、同じ方向を見ている仲間と出会えます。また、人の心を扱う仕事(心理職)がいかに難しく、そのためには自分を理解することが重要であることがわかってきました。自己理解するというのは、大学院受験の中で孤独や不安を持ち続けること、自分を理解し折り合いをつけていくこととも同じであると感じます。そうした受験での経験は、大学院入学後の学びにも、必ず活かされると思います。辛い時もあると思いますが、そうした時は予備校の先生に頼りながら、頑張っていってほしいです。