【2024年最新】中古ブランド品転売:ルイヴィトン小物/完全攻略バイブル(仕入れ~リペア~販売)
※記事の最後に、ご覧になった方向けの特別プレゼントをご用意しました!
shinnです。
約2年ぶりの無料noteプレゼント企画をリリースします。
知らない方もいるかもですが、
実は2022年1月8日、2月13日と
ルイヴィトン攻略に関する無料noteプレゼントをやって
ありがたいことに、とても多くの方からの反響がありました。
受けとって感想までしてくれた皆さん、
本当にありがとうございました。
今回、満を辞して
僕から2024年のプレゼントです。
実は、ヴィトンの小物(財布など)は
商材としてとても優秀で
・一撃で利益5000~10000円以上取れる
・数千円から仕入れが可能
・人気があるため高い回転率
・供給量豊富なので、安定的な仕入れが可能
・価値が落ちないため赤字になりにくい(いわゆるリセールバリューが高い)
・リペア(補修)が自宅で簡単にできる
・ネットで仕入れできるから完全在宅OK
etc…
特に転売初心者の方や、
副業で何か稼ぎたいと考えている人には
とてもぴったりなんです。
さらに、アパレル転売のように
「冬は売れるけど夏になると利益が半分以下…」
というような季節性もなく
オールシーズン安定的に売れていきます。
ただ、初心者が最初につまづくデメリットとして
・同じ形なのに名前が違う
(例:「ポルトフォイユエリーズ」と「ポルトモネ・ビエ・カルトクレディ」)
・逆に、名前は同じなのに形が違う(例:ポルトフォイユサラ)
・名前が長くてややこしい(ポルトモネ?ビエ?フォイユ??)
・それによって相場が違う
・似てる商品だけど、ある1点が違うだけで相場が違う
このようなことが挙げられます。
また、いざここをクリアしたとしても
今度は実際にリサーチしてみると
「同じ商品なのに、なぜこんなに値段が離れてるか分からない…」
さらに、仕入れしようとしてオークションに参加してみると
「全然落札ができない」
「結局高い値段まで釣り上がってしまう」
「仕入れできる気がしない…」
さらにさらに、落札出来ていざ出品してみても…
「リサーチ通りの値段で売れない」
「いいねやコメントすらつかない…」
「周りはもっと高く売れてるのになぜ自分だけ?」
こういった問題が次々にやってきます。
すでに取り組まれてる方の中には
きっと同じような経験したことある人も
いるんじゃないでしょうか?
残念ながら、このままでは
いつまでたっても
稼ぐことなんてできません。
せっかくの優秀な商材であるヴィトンの小物を
みすみす逃してしまうことになります。
莫大な機会損失です。
でも、安心してください。
今回のこのnoteでは
先ほど挙げた、特に初心者の方が陥りやすい悩みも
全て、解決できる情報を詰め込みました。
ただ商品の解説をするだけでなく
✅ 狙うべき商品の見極め方
✅ 商品リサーチ方法
✅ ズレない相場判断の仕方
✅ 仕入れ先 徹底攻略
✅ 簡易鑑定方法
✅ たくさん落札するためのポイント
✅ 初心者でも出来るリペア方法
✅ より高く早く売る方法
こういった内容を、全て解説していきます。
しっかり見て、実践してもらえれば
もうヴィトンの小物で困ることはないレベルまで
知識が身に付きますし
このnoteを読み終えた瞬間から
見込み利益5000~10000円以上の商品を
リサーチして、仕入れて、
実際に販売できるレベルになるはずです。
無料だからといって、
出し惜しみは一切しません。
かなりのボリュームとなりました。
胃もたれ起こすレベルです。
ぜひ何度も見返して
ライバルと圧倒的な差をつけて、
このnoteをあなたのバイブルにしてください。
申し遅れました。
僕は《中古ハイブランド×リペア転売》が学べるスクール"サストレ"の代表をしているshinn(しん)と申します。
元々は、某リフォーム番組の匠を目指すべく
建築デザインを学んでいた大学院生でした。
ですが2015年末、転売をきっかけに
ビジネスの世界へと足を踏み入れました。
そこから
・学生起業し、大学院を中退
・起業1年目で年商4000万円、2年で年商1億弱
・ビジネス書籍2冊を出版、全国の書店に並ぶ
・現在は年商1億超え安定
・法人は8期目に突入
現在は自社で物販をやりつつ
スクールの運営(マーケティング)を行ってますが
・最高月収3157万円(物販を除く)
・マーケのみで累計4億円以上をマネタイズ
・𝕏フォロワー9600人以上
・YouTubeチャンネル登録者5000人超え
情報発信の方も力を入れてやっています。
物販の方は、今月だと月利100万円超えるペースです。
少し前までは、東京都中央区に2つタワーマンションを借りて(自宅と仕事部屋)いろんな事業にも挑戦していたのですが
コロナになってから働き方が変わり、
何かとオンラインOKの風潮になってきたため、それを機に引越しました。
今では都心から50分ほど離れた場所に100坪の土地を買い、
ガレージ付き、40畳のテラス付きの家を建て
妻と子供3人(高2、中3、3歳)で暮らしています。
24歳の頃この転売及びネット業界に入り
もう9年目になるのですが
今までありとあらゆるノウハウにチャレンジしてきました。
・転売(無在庫と有在庫いくつか)
・アフィリエイト
・ネットワークビジネス(MLM)
・コンテンツビジネス(情報発信)
・ブックメーカー投資
・バイナリーオプション
・FX自動売買ツール
・仮想通貨
・不動産投資
etc…
コンサルやスクールに払った、いわゆる自己投資額は
数えてみたらなんと1300万を超えていました。
いろんなビジネスを本気でトライしました。
それと同時に、スクールやコンサルを受けることで
同じビジネスに取り組んでる人たちも
たくさん見てきました。
そこで、明らかになったこと。
それは、
転売ビジネスは、圧倒的に成果を出している人数が多い!
この事実です。
どの転売手法だとしても、
総じて成果を出す人が多い。
そもそも転売って、モノそのものに価値があるから、
初心者でも取り扱いで差がつきにくいんですよね。
だから稼ぎやすい。
ただそれと同時に、
薄利多売になるという
大きなデメリットも抱えています。
ですが、約6年ほど前
この中古ブランド品転売のノウハウを開発できた時に、
そのデメリットを極限まで減らすことに成功しました。
僕は今でもヴィトンの小物を中心に取り扱っていますが、
平均利益単価は1万円以上出ています。
また、サストレ生徒の中には
⭕️ 平均単価60,000円以上
⭕️ 一撃で555,000円の利益
という驚愕の数字を叩き出している
生徒さんもいるくらいです。
【転売の稼ぎやすさ×単価の高さ=初心者でも効率的に大きく稼げる】
だから、自分自身も中古ブランド品転売に取り組みつつ
「これから本気で稼ぎでいきたい!」
「初心者だけど自分の力で稼げるようになりたい!」
という方に対して、その思いに全力で応えるべく
スクールという形式で指導をしている、
ということです。
当時、僕の人生が変わった感動を
関わる人にもしてほしい。
そんな思いでずっと活動させてもらってます。
成果を出すために必要なことは、
『正しい方向性の努力』×『行動量』です。
なのでこのnoteを通じて、
『正しい方向性の努力』の仕方を
あなたに提供できればと思います。
もし、僕のことに興味持ってくれた方がいたら、
ぜひこちらの自己紹介動画もご覧ください。
マンガ形式の、楽しい動画になってます。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
少し前置きが長くなってしまいましたが
ここからは、本題である
『ルイヴィトン小物:徹底攻略』
について。
・ややこしい商品名を一瞬で理解する方法
・売れる商品リサーチ方法
・おすすめの仕入れ先
・ここ見れば99%OKという簡易鑑定方法
・状態による相場判断の仕方
・オークション落札のポイント
・ダメージ商品の仕入れOK基準の解説
・初心者でもできる価値UPのリペア方法
・ライバルを出し抜き高く売る方法
実際に取り組む順番に沿って
惜しみなく情報を公開していきます。
初めにも伝えましたが、ヴィトンの財布は
数千円で仕入れが出来るのに、
一撃で利益5000~10000円は出る商品です。
▲ ▲ ▲
この商品は
・販売:17,980円
・仕入れ:6,050円(消費税、手数料込)
・純利益:9,922円
▲ ▲ ▲
この商品は
・販売:57,980円
・仕入れ:28,325円(消費税、手数料込)
・純利益:23,647円
▲ ▲ ▲
この商品は
・販売:22,000円
・仕入れ:9,350円(消費税、手数料込)
・純利益:9,795円
もちろんまだまだありますが
こんな感じで、小物でも高い利益が取れています。
僕が指導させてもらってる生徒さんも実績が出ていて、一部の方とはYouTubeで対談動画も撮らせてもらっています。↓
※対談動画は今後どんどんアップ予定です!
さらに言うと、
ヴィトンは世界で最も人気のあるブランド品。
つまり
価値が高い=再販価格(リセールバリュー)が高いので、たとえ少々仕入れにミスっても赤字になりにくいという
リスク面がかなり低いのも魅力です。
ここからは、
あなたが実際に取り組む順番に沿って
一から解説していきます。
初心者の方や、
取り組んでいるけどまだあまりうまくいってない方は
一から順番に見てもらって、
もう既にある程度利益の出てる方は
自分に必要な部分を繰り返し見てもらえればと思います。
かなりのボリュームです。
しっかり付いてきてくださいね。
ではいきましょう!
1、商品解説
まずは基本となる商品情報をおさえていきましょう。
ここで覚えておきたいことは以下の2つ。
⑴ 柄(ライン)
⑵ 商品名のルール
特に2、商品名のルールは
最初に知っておかないと
リサーチをする時に訳分からなくなって
3歳児並みにすぐ迷子になります。
そうならないよう、初めに必ずおさえておきましょう。
さらに今回は
よく見るけど紛らわしい商品についてもいくつか紹介していきます。
⑴ 柄(ライン)
ヴィトンにはいくつかの柄(ライン)が存在します。
特に今回は、
・狙い目のもの(普通に選んでOKなもの)
・取り扱いが難しいもの
それぞれ解説していきます。
まずは、普通に選んでOKなものから。
モノグラム
一番定番なラインですね。
人気があり、安定的に売れていきます。
ただ、一口にモノグラムといっても
派生したラインがいくつかあります。
下記のものは、基本的に人気があって
仕入れても安定的に売れていきます。
ダミエ
日本の市松模様をモチーフにした
モノグラムと並んで人気のラインです。
ものにはよりますが
モノグラムよりも値段が高くなる傾向が強いです。
こちらも安定的に売れていくので
モノグラムと同じくらい
取り扱う機会が増えてくるはずです。
そしてモノグラムとダミエ表面の素材は
『トアル地』と言って
エジプト綿にポリ塩化ビニル(PVC)を塗布しコーティングした素材です。
普通の革に比べて丈夫で安価ですし
汚れも弾きやすく、
クリーニングしやすいというメリットを持ちます。
ただ、革ではないため
リペアなどで色を塗ることは一切できません。
覚えておきましょう。
エピ
フランス語で「麦の穂」を意味するラインです。
流れる線状の模様が特徴的です。
「グレインレザー」という素材が使われている本革です。
そして多彩なカラーバリエーションが特徴でもあります。
色によって高く売れるか、安く売れるか
結構分かれるので
リサーチや仕入れの際は色にもしっかり注目しましょう。
ブラックやアンディゴブルー(ネイビー系)などといった
定番の色は人気が高いのですが
逆にイエローやグリーンといった色は
好みが分かれることもあり
あまり売れなかったり、高くは売れない傾向にあるので注意が必要です。
タイガ
タイガは斜めに溝が入った革で
メンズラインで使われるものです。
シンプルなデザインで、
色もいくつかあるんですが
どれも落ち着いたカラーになっています。
モノグラムやダミエに比べると
少し売値や人気が落ちるかな、
って感じではありますが、
利益が取れる商品もたくさんあるので
ぜひリサーチしてみましょう。
ちなみに僕もよく取り扱うラインの一つです。
モノグラム・アンプラント
シボ(凹凸)がある革に
LVや花柄の型押しがされているラインです。
2010年に登場した比較的新しいラインで
柔らかい革なのが特徴です。
アンプラントもエピと同様
いくつか色の展開があって
それによって人気や値段も違うので注意が必要です。
マヒナ
マヒナはパンチングでLVや花柄が描かれているのが特徴です。
パンチングは裏側まで貫通しているわけではなく
表面にだけ穴が空いています。
モノグラムやダミエと比べると、革が使用されていることもあり
比較的高く売れる傾向にあります。
タイガラマ
2019年に発表された
かなり新しいラインです。
モノグラム柄に、一部タイガが使用されている素材が特徴です。
モノグラムのメンズラインだと、モノグラムエクリプスがありましたが
タイガラマは一部に革をしようすることで、高級感をプラスしたラインですね。
カプシーヌ
トリヨンレザーという上質な革に
大きなLVの金具が付いたラインです。
良い素材が使われているということもあり
比較的高く売れるラインです。
黒は、中の色が黒だけでなく
フューシャが使われているものもあります。
必ず内部までチェックした上で
リサーチや仕入れをしていきましょう。
ざっとあげると、こんな感じです。
もちろんこれで全部ではないですが、取り扱う機会が比較的多くなるものなので、まずは基本としておさえておきましょう。
✅取り扱いが少し難しいもの
ヴェルニ
ヴェルニはエナメル素材のラインです。
エナメル加工された革のことを
「パテントレザー」と言います。
エナメル素材についた汚れは、落とすことが難しいです。
なので、基本リペアできないと考えましょう。
厳密に言うと、特殊な機材や溶剤を使えば
パテントレザーのリペアも可能ですが
さすがに僕ら個人レベルのリペア範疇を超えていますし
たとえリペアできるようになったとしても、正直、割に合いません。
なので、もし扱うとしたら
・エナメル部分が綺麗な状態のもの
・安く仕入れができる
これ以外はやめておいた方がいいと思います。
ちなみに内側の素材は革なので
そちらの汚れやスレであればリペアできる余地はあります。
また、モノグラムなど他のラインに比べて売値もあまり伸びません。
モノグラムシャドウ
モノグラムシャドウは2018年に登場した比較的新しいラインで
メンズ向けのものです。
アンプラントと似ていますが
LVや花柄のエンボスが浅く
中に横線が入ってるのが特徴です。
こちらもヴェルニ同様、
ダメージが少なく綺麗な状態のものなら良いのですが
中古品で使用感のあるものは
・劣化が激しい
・ツルツルした質感になりやすい
・LVロゴや花柄が薄くなる
結果、状態が悪くなりやすい上に
テカテカと反射してしまい写真写りがかなり悪くなる。
こういう特徴を持つからです。
これ、取り扱ったことがある人だときっと分かると思います。笑
比較的新しいラインなので
中古でも高く売れると思いきや
期待にそぐわず全然そんなことがありません。
それなら、無難に
モノグラムやダミエを取り扱った方が良いです。
ダミエアンフィニ
こちらは通常のダミエとは素材が異なり、
革が使われています。
なので、もし表面にスレなどがある場合は
着色をすることでリペアが可能なのですが
僕は、初心者のうちは
あまり扱わない方がいいかなと思います。
理由はモノグラムシャドウと似ていて
光沢がある革だから、テカテカ反射しやすく
写真でキレイに撮りづらい。
つまり、
実物は良い状態はいいのに、写真のせいであまり高く売れない
という現象になりやすいからです。
もちろん慣れてきた人であれば全然OKですが
最初のうちはあまり取り扱わないようにして
その代わりに普通のダミエなどを取り扱った方が
リスクも低いし安定します。
✅取り扱いを避けたがいいもの
限定デザイン
ヴィトンの中には、定番のラインから派生して
限定デザインのものがいくつか存在します。
デザイナーとコラボしたもの、
とかよくありますね。
限定品になるので
「もしかしたら、高い値段で売れるかも…」と
期待してしまう人がいると思いますが
基本的には、あまり取り扱わない方がいいです。
なぜなら、定番のものと比べると
好き嫌いが分かれるから。
その分、需要も減ってしまうということです。
売れないとか、高い値段がつかないとかという訳じゃないんですが
確度が下がるってイメージです。
なので初心者のうちは特に避けた方が無難です。
奇抜なもの
ヴィトンに限らず、ブランドの中には
少し奇抜なデザインをしてるものがいくつかあります。
限定品同様「もしかしたら高い値段で売れるかも…」
と思う人もいるかもしれませんが、
あまり取り扱わない方がいいです。
人によって好き嫌いが分かれるものは、需要も少なくなるため
最悪、買い手が現れないということだってあり得ます。
一つ例を挙げると、下記のラインは
「モノグラム・ペルフォ」
といいますが、ちょっとパンクなデザインで
好みが分かれそうですよね?
僕はこういうブツブツ系が苦手なので
全然良さが分かりません。。。
もちろん、中には売れる商品もありますが
基本的には、定番ではないものは
最初のうちはあまり狙わないようにしましょう。
データが少ないもの
リサーチしてみてデータが少ないものも
あまり選ばない方がいいです。
データが少ないものは
それだけ確実性が損なわれ、単純にリスクが上がりますからね。
データがなくても、
高値の傾向を掴んだりすることで
売れるか売れないか予測する方法もありますが
それは基本的に売れた経験をベースにしていくものですし
最初のうちに、わざわざそんな危ない橋渡る必要性はどこにもないです。
以上が、ヴィトンの狙うべきラインなどの解説でした。
⑵ 商品名のルール
取り扱ったことがある人だと
よく分かると思いますが、
ヴィトンの小物は
名前、形がややこしいですよね!
取り扱ったことがある人なら、一度は思ったはず。
例えば、ぱっと見同じ見た目でも
・ポルトフォイユ サラ
・ポシェット ポルトモネクレディ
・ポルトフォイユ インターナショナル
・ポルトトレゾール インターナショナル
このように分かれています。
さらに言うと、同じ名前の商品でも
中の機能が違うものもあって
それによって相場が変わることもけっこうある。
ややこしすぎる。。。
でもこれ、
実は、ある2つのポイントをおさえるだけで
スッキリと理解することが出来ます。
①名称の意味を理解する
これを理解しておくと、一撃で攻略できます。
ヴィンテージの商品など、
旧型にはほとんどフランス語が使われていて
それを英語(カタカナ語)に変換すると
一気に理解できます。
よく見る名称と意味をまとめました。
✅ヴィンテージでよく見るやつ
⭕️ポルト→ port(ポート)=港(出入りの場)
⭕️モネ→money(マネー)=お金、小銭
⭕️ビエ→bill(ビル)=紙幣
⭕️ミュルティ→multi(マルチ)=複数の
⭕️クレ→key(キー)= 鍵
⭕️カルト→card(カード)=カード
⭕️カルトクレディ →card credit=クレカ
⭕️ロン →round(ラウンド)=円形
⭕️パピエ→paper(ペーパー)=パスケース
⭕️ポシェット →そのまま。ポシェット
あと、
言葉から機能が連想できにくいものをまとめると
⭕️エテュイ →装飾的で小柄な入れ物のこと
ケースだと認識しておけばOK
⭕️トレゾール→tresor(トレジャー)→宝
宝と言われても…となるが、こういう意味
⭕️ポルトフォイユ →port+leaf
leaf=葉、という意味が札、書類を指す言葉になり
port+leaf=札の港=財布、となった
「ポルトフォイユ~」という名前は
比較的新しいモデルの商品に付けられますが
恐らくですけど
『ポルト+モネ、ビエ、』
とかやっていくとキリがなくなるため、
統一してポルトフォイユにしたのではないかと思います。
名称の意味が理解できると、
その商品の名前を見ただけで
自然とどういうものかが分かります。
ちょっとクイズです。
次のものがどんなものなのか?
頭の中で想像してみてください。
1、ミュルティクレ・ロン
2、ポルトモネ・ビエ・カルトクレディ
3、ポルトカルトクレディ
…
……
………
はい、きっと「こんな感じ?」と
名前からどんな商品かが
イメージできたと思います。
答えは次の通り。
1、ミュルティクレ・ロン
⭕️ミュルティ→multi(マルチ)=複数の
⭕️クレ→key(キー)= 鍵
⭕️ロン →round(ラウンド)=円形
なので、
円形の金具がついた、複数タイプのキーケースです。
2、ポルトモネ・ビエ・カルトクレディ
⭕️ポルト→ port(ポート)=港(出入りの場)
⭕️モネ→money(マネー)=お金、小銭
⭕️ビエ→bill(ビル)=紙幣
⭕️カルトクレディ →card credit=クレカ
なので、
小銭入れ、お札入れ、カードポケットがある財布
ということです。
まあこれは現代からすると
「全部それじゃないか!!」
って感じですよね。
だから財布が「ポルトフォイユ〜」で統一されたのではないかな、と思います。
3、ポルトカルトクレディ
⭕️ポルト→ port(ポート)=港(出入りの場)
⭕️カルトクレディ →card credit=クレカ
なので
カード入れということになります。
実際はお札も入るタイプですが。
意味を知っておくと
全て丸暗記しなくても理解ができるようになりますね。
またここにない名称も意味がありますが、
⭕️サラ、マルコ、アレクサンドラ、クレアなど
これらは人の名前から取られていたりします。
ぜひリサーチする際は
上記にまとめた内容だけじゃなくて
フランス語で一度調べてみると理解が深まります。
②カードポケットの法則性
ヴィトンの財布では、全く同じ形なんだけど
カードポケットの数だけ違う
という商品が多々あります。
それによって、相場も若干異なってきます。
ややこしすぎますね。笑
ただ、これには”法則性”があり 法則:ポケット数多い方が、新型
それを理解しておけば一瞬です。
これ必ず覚えておきましょう。
例えば、ポルトフォイユサラという財布
新型、旧型で
カードポケットの枚数が
『0枚、2枚、6枚、10枚、16枚』
と変遷していますが
当然、ポケットが増えるにつれて新型です。
ちなみに名称も変化してて
・0,2,6枚→ポシェット ポルトモネクレディ
・10,16枚→ポルトフォイユ サラ
となってます。
また他には
・ポルトモネ ビエ カルトクレディ→4枚
・ポルトフォイユ エリーズ→6枚
・ポルトモネ ビエ ヴィエノワ→4枚
・ポルトフォイユ ヴィエノワ→8枚
・ポルトトレゾール インターナショナル→6枚
・ポルトフォイユ インターナショナル→10枚
他にもありますが、こういったものがあります。
そしてどれも、
カードポケットの多い新型は
“ポルトフォイユ~~”と
名称が変わってるにも気付くはずです。
①、②をまとめると
『名称…ポルトフォイユ〜が、新型』
『機能…ポケット数多い方が、新型』
と頭に入れておきましょう。
③変遷がある商品例まとめ
最後に、
年代によって名前が変わり
カードポケットの枚数が変化したもの
そのうち、よく見かけるであろう商品を
図解でいくつかまとめました。
2、商品リサーチ
仕入れをするためには、まず商品を安く仕入れる必要性がありますよね。
そのために、仕入れ先にばかり目がいってしまう、という人が多いと思います。
「え、そりゃそうでしょ。安く買えれば、利益が取れるんだから。」
きっと多くの初心者はこう思ってるはずです。
「安い商品はないか、教えてもらった仕入れ先を見てます」
「店舗に行って、安いブランド品探してます」
このような行動をしてる人もいると思いますが、
ちょっと待ってください。
そもそも『安い』って、なんですか?
1万円は安いですか?高いですか?
じゃあ100円は?1000円は?安い?高い??
金額だけ言われても、それが高いのか安いのか
その価値というのは、モノによって違いますよね?
高いか安いかは、あくまで相対的なものです。
転売に関していうと、
✅相場より値段が低い=安い
✅相場より値段が高い=高い
つまり初心者のうちは
「安い仕入れ先ないかな〜」
「商品が安く落ちていないかな〜」
と思って探しても、何がいくらだと安いのか?
その商品の相場を掴めていないので、そもそも高い安いの判断が出来るわけありません。
なので最初にやるべきことは、相場をつかむこと。
つまり、主戦場となる"販売先"で、いくらで売れているのか?
これを調べることになります。
そしてこれが、リサーチです。
だから、徹底して見るべきは、仕入れ先ではありません。
販売先です。
今回のヴィトン小物では、メルカリをメイン販売先にするので、メルカリを徹底的に見ていきます。
商品のリサーチでまずやるべきは、次の2つ。
①売れる商品を見つける
②ざっくりとした商品の相場を掴む
順番に見ていきましょう。
①売れる商品を見つける
まずは売れ筋商品を見つけます。
「リサーチは相場を掴むこと」と先ほど言いましたが、全ての商品の相場を掴む必要なんてありません。売れない商品の相場知ったところで、そもそも仕入れないですよね?
なので、まずは売れ筋の商品は何かを絞っていきます。
そして普通の転売ノウハウであれば
この「売れる商品を見つけること」が一番のポイントになってきます。
ですが、
僕らが行う中古ブランド品転売は、ちょっと特殊です。
特に今回のヴィトンなどは、かなり特殊なケースです。
なぜなら、ほとんどの商品が売れる(=値段がつく)から。
なので、売れ筋商品を見つけること自体は超簡単です。
まずはヴィトン財布で売れ筋の商品を探す方法をお伝えします。
✅ Step.1 メルカリで「ヴィトン 財布」と検索
まずは取り扱い対象となる商品を検索します。
✅ Step.2 綺麗に写真が撮られてる商品をタップ
写真を綺麗に撮っているアカウントは、同じように転売をやってるアカウントの可能性が高いです。つまり、たくさんヴィトンの商品を取り扱っている可能性があるので、そこに入り込みます。
画像の赤枠で囲ったような写真のことです。
✅ Step.3 その商品を取り扱っているアカウントを覗き、複数個売れてる商品をチェック
できれば3個以上が望ましいです。かつ、その商品は全て売れている状態だと最高。3つ売れても100個売れ残ってたら、それは売れ筋とは言えないためです。
✅ Step4. Step.2に戻って繰り返し
同じように、売れているアカウントを見つける▶︎複数個売れてる商品見つける、の繰り返しで商品をどんどんピックアップしていきます。
ちなみに、定番のライン、商品であればほとんどしっかり値段がつくので仕入れ対象と考えてOKです。ただし売れるまでに時間がかかる(回転率が悪い)危険性があるものもあるため、そこだけ考慮してください。
以上です。やること自体は非常にシンプル。
転売経験者ならご存じの方法だったと思います。セラーリサーチと呼ばれる手法ですね。セラー(=販売者)を見つけて、そこで売れ筋商品をパクる方法です。
注意点として、ヴィトンの場合、同じ形のものでも
・柄(ライン)と色によって相場が違う
・外見が一緒でも別の商品(旧型)
ということがあり、それらによって相場が変わってきますので注意してください。
この辺は、はじめに解説した『1、商品解説』をご覧ください。
②ざっくりとした商品の相場を掴む
次は"ざっくりと"商品の相場を掴んでいきます。
なぜ"ざっくりと"なのかは、後ほど説明します。
まずは、リサーチした商品の価格帯がどれくらいなのかを把握していきましょう。
これは特にヴィトンだと非常にやりやすいはずです。
なぜなら、ヴィトンは商品1つ1つに名前が付いているからです。
僕が中古ブランド品転売の初心者にヴィトンをお勧めする理由の一つが、まさにこれです。その商品名で検索をすれば、同じ商品が一気に出てくるためリサーチがしやすいんです。
これが他のブランドだと、なかなかそういかないものも多いです。
例えばシャネルだと、商品名がないものがほとんどなので
リサーチで検索する際には
「シャネル マトラッセ ラムスキン 長財布 黒」
など、その商品の特徴を見抜いてキーワード検索をしなくてはいけません。
やってみるとわかるのですが、リサーチしたい商品以外がめっちゃ出てきます。そうなるとなかなかその商品の相場を調べることが大変になってしまいますよね。
では、実際にざっくりとした相場を判断していきましょう。
✅ Step.1 売れ筋の商品名でメルカリ検索
まずは見つけた売れ筋商品で検索してみましょう。
✅ Step.2『商品の状態』を絞り込む
中古ブランド品は、商品の状態によって相場がかなり異なります。
『目立った傷や汚れなし』
『やや傷や汚れあり』
まずはこの2段階に分けて相場を掴みます。
特に『目立った傷や汚れなし』の方を中心に見ていきましょう。ここのランクに位置する状態を多く取り扱うことになるから、ですね。
ちなみに中古ブランド品は
商品の状態が1ランク違うだけで、相場が万単位で変わってくるものもあります。十分注意しましょう。
後ほど詳しく解説しますが、この状態はより詳しく見ていく必要があります。なのでここではまずは"ざっくりと"相場を掴んでいきます。
✅ Step.3 ざっくりとした相場を掴む
商品の種類、商品の状態を絞り込めたら、どのくらいの価格帯で販売されているのかを見極めていきます。
メルカリの検索で、販売状況を「売り切れ」にチェックして、その商品がどのくらいの価格帯で売れているかを確認します。
ただこの時に、絶対に除外すべき2つの条件があります。
条件1、メルカリShopsの売り切れ商品は除外
実は、メルカリShopsの商品は
実際にメルカリ上で販売されていなくても"SOLD"の赤いマークが付いてしまいます。
これどういうことかというと、例えばShopsを開設してるアカウントが実店舗もやっている場合。
店舗でその商品が売れたら、在庫がなくなるわけなのでメルカリShopsに出品してる商品を取り下げなくてはいけませんよね。
この際、Shopsで在庫数を1→0に変更すると、
なんと、売れてなくてもメルカリ上は"SOLD"のマークが付いてしまうんです。
相場をリサーチしたことがある人だと
「メルカリShopsの商品、やたら高く売れてないか…?」
一度はこう思ったことありませんか?
このような仕組みだったから、なんですね。
なので、相場を調べる時は必ずShopsは除外しましょう。
条件2、明らかに状態が異なるものは除外
『目立った傷や汚れなし』などのランクで分けて検索したとしても、明らかに状態が異なるものも紛れ込んでいます。
例えば、
・未使用に近いくらい傷やスレなどもなく、綺麗すぎるもの
・逆に剥がれや破損などダメージがあって、状態が悪いもの
こういったものですね。
状態ランク分けは、出品者の主観で自由に決められるのでこればっかりはもうしょうがないです。
なので検索する際は
✅高すぎる商品→Shopsか綺麗すぎるものでないか?
✅安すぎる商品→ランクの割に状態が悪くはないか?
ここまで調べることを忘れないでください。
以上の工程を行えば
この商品は、目立った傷や汚れなしだといくらからいくらの間
という"ざっくりと"した相場が分かってきます。
そして、本当に大事なのはここからです。
3、状態と相場のリサーチ(相場判断)
※超重要項目です。99%の人ができてないことなので、必ず何度も見返してください※
先ほどのリサーチをすることで、ざっくりとした相場は分かりました。
でも実際には
「12000~20000円で売れるって分かったけど、、実際はこの中のどの価格で売れるんだろう?」となりますよね。
仮に20000円で売れると予想して仕入れたけど、12000円でしか売れなかったら赤字になる危険性が高いわけです。
なので、最終的に仕入れる際には
その商品が、調べた"ざっくりとした"相場の中の、どの価格で売れるのか?
より正確に把握する必要性がでてきます。
特にヴィトン含めた中古ブランド品は、
状態によって相場が全然異なります。
それに中古品はどれも一点ものになるので、条件が全く同じになることもありません。
『目立った傷や汚れなし』
『やや傷や汚れあり』
と、状態が分けられているとはいえ、
そんなの出品者の主観で自由に選べてしまいますし、そのランクの中でもかなり状態の差がありますよね?
上の写真は同じ商品、同じ『目立った傷や汚れなし』の商品ですが、ここまで差が開きます。
なので、ただ状態で分けて売り切れで検索しただけでは
正確な相場というものは出ないんです。だからより細かく見ていく必要があるんです。
僕はこれを「状態と相場のリサーチ」と言っています。
そして99%の人が、この状態と相場のリサーチができていません。
先ほどのざっくりとした相場までリサーチできている人は多いのですが、さらにその先までは見れてないんです。
なぜなら、これは中古ブランド品転売ならではのリサーチだから。
新品の商品であれば、"新品"ということで条件は同じですし、
中古品でもブランドでなければ、細かな状態によってそこまで大きく値段が変わることもありません。
なので多くの人は
例えば3万円で売られている商品と4万円で売られている同じ商品で
なぜ1万円もの差がついているのか、理解できないんです。
ここを理解していくこと、それが『状態と相場のリサーチ』で
ヴィトンの小物、および中古ブランド品転売で利益を出していくために大切な部分となります。
ちなみにこの
状態によって値段が全然違うこと、が理解できれば
ネットに出回ってる情報がいかに危険かが分かります。
僕が見たものだと、ブランド品の相場判断で
「同じ商品を3つ探してください。価格の平均値が相場です。」
というのを見たことありますが、普通にあり得ないです。
なぜなら状態によって値段は大きく変わってくるし、
そもそも選ぶ3つの値段よって平均値は当然変わってきますよね。笑
あとは商品の外観の写真だけ載せて
「この商品はいくらで売れるでしょうか?」
というクイズとかも見たことありますが、当然、外観だけで値段は分かりません。中の状態なども見て、はじめて判断できるものです。
怖いですよね、しっかりメディアリテラシーをつけていきましょう。
ではここからは、その状態と相場のリサーチの仕方についてお伝えします。
①商品の見るべきポイント
②正しい値付けの仕方
この2つに分けて解説します。
①商品の見るべきポイント
「状態によって値段が大きく変わることは分かった。けど、どこを見て状態判断すればいいか分からない」
実際、状態と相場について調べてことがある人だと、一度はこのような悩みを持つと思います。
安心してください。
見るべきポイント、判断すべき点は決まっていますので
そこを中心におさえていきましょう。
見るべきポイントは大きく4つ。
1、テクスチャ
2、型崩れ
3、リペア不可能なダメージ
4、ディテール
順番に解説します。
1、テクスチャ
テクスチャとは、表面の質感のことです。
例えば
・モノグラムなら、LVの印字のくっきり具合
・ダミエなら、市松模様のくっきり具合
・革素材なら、シボの凹凸の具合
など。
あとは表側だけではなく、財布などの内側の革の状態も売値に大きく影響します。
テクスチャが悪いと、強く"使用感"を感じます。
つまり、ボロいなって思ってしまうということです。
「上と下、どちらが状態良いと感じますか?」
と聞かれたら、当然、上の方ですよね?
なぜ状態が良いと判断したのか
これを言語化すると、その回答の一つが
「テクスチャが綺麗だから」
ということになります。
2、型崩れ
これは言葉の通りです。
型崩れがあると、使用感が出てしまうため売値が下がります。
などこういったものです。
そしてテクスチャと型崩れは
特に売値に大きく影響し、かつ、リペアができません。
型崩れのリペアは一部例外もありますが、原則できないと思ってください。
つまり、テクスチャが悪く型崩れがある商品だと
売値が伸びないということです。
初心者のうちは、特にこの2つに注意を払って状態判断をするようにしていきましょう。
3、リペア不可能なダメージ
素材が欠けている、革がちぎれている、深いキズがある、など。
そういったものはリペアができないため、当然売値が落ちます。
この部分について、詳しくは後ほど解説するリペアの部分でお伝えします。
ただ、難しく考える必要性はありません。
シンプルに、
「今の自分のリペア技術で、対応が不可能なもの」
これだけです。
4、ディテール
金具の状態など、細かな部分のことです。
大きくは目立たない部分ですが、ディテールまで綺麗だと売値や回転率が良くなります。
主に見るべきポイントは、金具です。
ヴィトンの財布だと、ファスナープルやボタンですね。
特に、大きな金具が付いているものだと
ここが綺麗かどうかで売値が大きく変わってきます。
リサーチしてみると分かると思いますが、金具が綺麗な商品は高く売れています。
そしてものによっては、金具のくすみを取ったり金メッキを復活させることができます。リペアのところでまた詳しく解説しますね。
以上4点、復習すると
1、テクスチャ
2、型崩れ
3、リペア不可能なダメージ
4、ディテール
でした。
必ずチェック、かつ細かくチェックしていきましょう。
めちゃくちゃ大事ですからね。
ちなみにですが、
状態が悪いからといって、売れないというわけではありません。
たとえジャンク品だとしても、値段がつくのがブランド品のすごいところ。
・状態がいいものにはいいものの相場があり、
・状態が悪いものには悪いものの相場がある、
というだけです。
数は多くないですが、実際に僕も
あえて状態の悪いものを安く仕入れて、悪いものの相場で売って利益を出すこともあります。
ここはぜひ、細かくリサーチしてみるといいと思います。
あともう一つ。
状態がいい、悪いという話をしてきましたが
そもそも、状態の良し悪しの基準ってなんでしょうか?
当然ですが、
・どの状態が良いと言えるものなのか?
・どの状態が悪いと言えるものなのか?
基準がわかっていないといけないですよね。
これ、答えはめちゃくちゃ簡単なんですが
多くの人が意識していない、盲点です。
答えは、、新品の状態です。
状態における100点満点というのは、当然新品の状態ですよね。
ということはつまり、新品がどのような状態なのか?
それを知らないと、商品を見た時に
その状態が良いと言えるのか悪いのか判断がつきません。
ちなみにこれは、後に紹介するリペアに関してもそうです。
100点が新品なわけですから、そこに近づける。
これが基本マインドになってきます。
なので、これを見てるあなたに必ずやって欲しいこと。
それが、ヴィトンのお店に行って、新品の状態を見ること。
もし場所や時間的にどうしてもキツいという場合は、ネットで見ておくとかは最低限やっておきましょう。
②正しい値付けの仕方
これも非常に大切ですよね。
いくら良い商品の仕入れができたとしても、値付けをミスってしまうと
❌いつまで経っても全然売れない
❌もっと高く売れたのに安く買われてしまう
という、もったいない現象に陥ってしまいます。
値付けでの方法というと、特に転売を経験したことがある人なら
「売り切れ検索して、よく売れてる価格帯で出すんでしょ?」
と思ってる人もいるかもしれませんが、
ヴィトン小物、および中古ブランド品転売だと
それではダメです。
理由は先ほどから何回も話している通り、
中古ブランド品は、状態によって値段が大幅に変わるから。
なので、自分が出品する商品(仕入れる商品)の状態をチェックした上で
この状態だといくらで売れるのか?
これを「①商品の見るべきポイント」で伝えた内容をもとに比較して最終的に決定していきます。
以下がやり方です。
✅Step.1 売り切れ商品と比較して、価格帯の予測を立てる
まずは対象商品を『売り切れ』で検索し、ざっくりとした商品相場の価格帯の中で、いくつか候補をピックアップしましょう。
ちなみにやり方のおすすめは、パソコンを使って『ctrl+クリック』(macだとcommand+クリック)でタブをいっきに複数開くことです。
そして状態を見ながら、いくらからいくらの価格帯であれば売れそうか、候補の値段を出します。「今回の商品の状態だと、15000~20000円で売れてる商品が多いな」みたいな、そんな感じですね。
で、多くの人がここで終わりにしていますが
実は、ここからがポイントです。
✅Step.2 販売中の商品と比較して、一番コスパのいいポジションをリサーチする
売り切れ検索だけではなく販売中の商品も比較して、価格帯や状態が近いライバル商品をいくつかピックアップしていきます。
「え、売り切れだけみれば十分じゃないの?」
と思った人もいるかもしれませんが、それだけでは足りません。
なぜなら、
お客さんは売り切れた商品を見て買うのではなく、販売中の商品を比較して買いますよね?
そう、だから販売中のライバル商品も見ておく必要があるというわけです。
これ言われてみれば当たり前の話なんですが、多くの方が気づかないんですよね。
そしてその中で、
『状態の割に値段が安い=一番コスパのいいポジション』
これを取りにいくというわけです。
「ここまでやらなくちゃいけないのか、ちょっと大変だな…」
と思った人もいるかもしれませんが、
これ、リサーチや出品のたび、毎回やる必要はありません。
やっていくうちに
「この商品は、この状態だと、このくらいの価格帯におさまる」
というのが感覚に落とし込まれていきます。
そうなったら、入札も値付けもそこまで時間はかかりません。
ただ、最初からこのミクロで見て調べることをおそろかにすると
その後やっていくうちにアバウトになり、どんどんズレてしまうので危険です。
なので少し大変かもしれませんが、最初にしっかりとミクロで見て正確に状態と相場のリサーチをしていきましょう。
4、ブランド品の仕入れ先
これは気になっている方も
きっと多いんじゃないでしょうか?
「転売で稼いでる人たちは、実際にどこから仕入れてるんだろう?」
「安い商品がザクザク見つかる仕入れ先を教えてほしい」
そう思って
YouTubeや𝕏(旧:Twitter)を見てみたり
ネットを検索して情報収集してる方も多いかと思います。
安心してください。
この章を見れば、ブランド品の仕入れ先は全て解決します。
実際に僕が使っていたり
サストレ生徒におすすめしてる仕入れ先を
同じようにお伝えしていきます。
絶対に仕入れてはいけないところ
仕入れ先を紹介する前に
とても大事な話をします。
必ず、守ってください。
メルカリやヤフオク(個人)など
フリマアプリを通じて個人から仕入れることは
絶対にやめましょう。
本人確認が正確に行えない、などの理由から
2021年、警視庁が
実質違法に当たると正式に見解を発表しています。
最近だと、この件に引っかかって
中古サブカルグッズ販売大手の
まんだらけが書類送検になり
ニュースとなっていましたね。
厳密にいうと、このまんだらけの件は
そもそも古物台帳に必要情報を記載してなかったりなど、
他にもいくつか問題があったため
書類送検にまで至ったそうです。
𝕏で情報発信をしているスクール・コンサルの中には
フリマアプリ仕入れを推奨してるところもあります。
公には言っていませんが、
「講師も使ってて推奨された」
「バレないから大丈夫」
「必要な情報は追えるからOK」
などと言って、やっているそうです。
警視庁がアウトと言ってるし
書類送検のケースも出ているんです。
なので、勝手に解釈ねじ曲げるのはやめて
絶対に仕入れないようにしましょう。
そして、
これから紹介するところであれば
基本的に安心して仕入れてOKです。
僕らが事業を行う前に
警察署で全て確認済みですし
古物営業法に詳しい弁護士にも確認済みです。
では、見ていきましょう。
①実店舗
セカストやトレファク、ブックオフプラスなど
主に古着も取り扱っているリサイクルショップに
中古ブランド品が売られています。
僕らが狙う商品だと
ほとんどがショーケースの中にありますね。
僕のYouTubeチャンネルでも
ブランド品を実店舗で仕入れてみた動画がいくつかあります。
そこでの経験も踏まえお伝えするのですが、
ヴィトンのような、中古ハイブランド品の
実店舗からの仕入れは
おすすめしません。
理由は大きく3つあります。
1、商品点数が少ない
とにかく数が少ないです。
一番流通量が多いヴィトンのバッグですら
1つの店舗で20~30点あればいい方です。
後ほど紹介する、ある1つの仕入れ先は
同じヴィトンのバッグでも
毎週3000~4000点ありますからね。
それに商品点数が少ないということは
そもそも買取の数も多くはないということです。
つまり、一度店舗へ行って
ブランド品を仕入れてしまうと
もうそのお店は刈り取った状態になってしまいます。
なので次仕入れたいと思ったら
長い期間置かないと
利益商品が入荷される見込みがありません。
2、値段が高い
実は、リサイクルショップは
ブランド品で大きく利益を狙いに行ってます。
安売りはしないんですよね。
これは、もともとその業界にいた人から直接聞いた話なのですが
しっかりと値付けされているようです。
大体どこの店舗でも行っているのが
その店の会社にあるデータベースと照合して
値付けをしているケースです。
おそらく、
商品名、型番、状態
この辺りを照らし合わせて値付けしてるんじゃないかと思います。
なので、基本的に
安くは売られていません。
仕入れできるケースは
買取や値付けをした店員がミスした時。
そういったものだけ安くなっている
という感じです。
制度や仕組みから仕入れができるようなものではなく、
ヒューマンエラーを期待しての仕入れとなるので
確実性に欠けますね。
3、効率が悪すぎる
理由は1、2、から明確ですね。
他の転売のように、
車を使って何店舗も回って
店員の目を気にしながら商品を漁るようなことは
ヴィトンおよび中古ブランド品においては
超非効率です。
・商品点数が異常に少ない
・値段が高い
なのにわざわざ出向く必要性が
どこにもありません。
あるとすれば、
実物を見てみたいという場合。
ただしそれだとしても
商品はショーケースの中に入っています。
店員に頼んで全部出してもらって、
買うつもりもほとんどないのに
見に行くんですか?って話ですしね。
もし、あなたが
古着転売など既にリサイクルショップからの仕入れを
行っているのであれば
ついでに見てみて
良い商品があったら仕入れをする
というのであればいいと思います。
ただ、そうでないのでれば
これから紹介していく
ネットからの仕入れをお勧めします。
②ヤフオク(ストア)
・商品点数:☆☆☆☆
・商品種類:☆☆☆☆☆
・安さ:☆☆☆
・難易度:☆☆
初心者に最もおすすめなのがここ
ヤフオクのストアアカウントからの仕入れです。
・誰でも仕入れ可能
・商品点数が豊富
・種類も多い
サイトが見やすくて使いやすいのもいいです。
実は、ヤフオクは
ブックオフやセカスト、ブランドオフといった
大手リユース会社もアカウントを作って参入しています。
そして、法人や個人事業主など
業者が持ってるアカウントが
『ストアアカウント』と呼ばれるものです。
ヤフオクのアカウントには2種類あって
・個人
・ストア
この2タイプがあります。
個人はそのままの意味。
ストアというのは、
ヤフオク側が定めた
厳しい審査基準をクリアした業者のみが
持てるアカウントのことです。
そしてブックオフやセカストといった大手は、
このストアアカウントを持っています。
つまり、ストア=業者
それでちゃんと商売をやってるところなので、
ブランド品の取り扱いにも気をつけている、ということです。
だって万が一偽物取り扱ってたら
会社がとんでもないことになりますからね。
本物か偽物かの鑑定もしっかりやってますし
紛れ込んでしまった場合も返品に応じてくれます。
なので、ヤフオクから仕入れる際は
出品者の『ストア』にチェックを入れて
必ず業者から仕入れるようにしてください。
ヤフオクは、誰でも業者から安心して買えて
なおかつ安く仕入れができます。
で、
もしかしたらここまでの話で
疑問を持った方もいるかもしれません。
そもそも、なぜブックオフやセカストなど
大手リユース会社が
わざわざ自社のオンラインストアで売らず、
ヤフオクのストアアカウントを作って商品を売っているんでしょうか?
少し長くなりますが、
この仕組みをまだ理解できてない人は
下記の文章を読んでみてください。
もう理解してるよ、って人は
飛ばして次へどうぞ。
コラム:ヤフオクで仕入れできる理由
もし、リユース会社がネット販売したいだけなら
自社のオンラインストアを使ったほうが
余計な手数料も取られないしいいですよね?
それなのに、なぜわざわざヤフオクのアカウントを作っているのでしょうか?
大手リサイクルショップがヤフオクに参入してる理由。
それは、
商品をなるべく早く捌きたいから
考えてみてください。
買取店には、日々たくさんの商品が運ばれてきます。
もちろんその中には、ブランド品もたくさんあります。
でも、買い取ってばかりだと、どうなりますか?
在庫は増えるけど、
どんどん資金がなくなっていきますよね。
なので、できるだけ早く売って
次の買取に使えるお金を回収したいわけです。
そこで便利なのが、ブランド品。
ブランド品は、中古でも価値がしっかりとつくため
たとえオークションに出しても
ある程度高い値段で売れていきます。
そして店側は、買取の時点で、
かなり安く仕入れができています。
つまり、
オークションに流せば
最大化はしないけど、
ちゃんと利益が取れて、資金を回すことができる
ということなんです。
店舗とかに並んでるブランド品も、
なかなか売れないとわかったらオークションに流されます。
そして場合によっては、赤字でも全然OKという考え方です。
それよりも売って現金を作って、
次の仕入れに回したいから、ですね。
だから、ヤフオクは
僕らが仕入れる狙い目の一つになるんです。
「安くてもいいから早く売りたい!」という業者の商品を仕入れ、
僕らは撮影やクリーニングなどしっかり行って、
メルカリなどで丁寧に販売する。
そうすることで利益が生まれる
という仕組みです。
ちなみに少し前、まんだらけが書類送検になった際
𝕏の中で
「ヤフオクもストアでもダメなんじゃないか?」
みたいなことが話題にあがりました。
いろんな意見が飛び交っていましたが
僕の見解では、ヤフオクのストアでも仕入れは特に問題ないです。
僕らもこの事業を行う前に
警察署まで行って確認を取っていて
「古物台帳にしっかり記載してもらえれば、ヤフオク(ストア)でも大丈夫です」と言われています。
また最近は、
警察より法律に詳しい、専門家の弁護士にも確認しましたが
「古物台帳に記載すれば問題ない」
とのことでした。
「ヤフオクはストアでもダメだ!」
と言ってる他の人もいましたが
信ぴょう性のない情報を鵜呑みにするのは非常に危険です。
そもそも𝕏で発信してる多くの人は
顔も名前も分からない、法律の専門家でもなんでもない
ただの、"せどらー"ですからね。
もし不安なら
自分で警察署へ行ったり、弁護士に聞きましょう。
あまり変な情報に惑わされないように。
メディアリテラシーを高めていきましょうね。
ちなみに、似てるようですが
メルカリshopsからの仕入れは
NGなので気をつけてください。
shopsのアカウントを持っている人は分かると思いますが、
ヤフオクのストアとは違って
申請すれば個人でも簡単に通ってしまうものですので。
③オンラインストア
・商品点数:☆☆☆
・商品種類:☆☆☆☆
・安さ:☆☆
・難易度:☆
先ほど伝えた実店舗のうち
セカンドストリートやブックオフなど
一部のリサイクルショップは
オンラインストアをやっています。
そこからの仕入れですね。
全国の店舗にある商品のうち一部が、
そのオンラインストアにも
出品されているというシステムです。
ネットにアクセスできれば
いつどこでも、誰でも簡単に購入できますし
商品点数もそこそこあります。
いくつか紹介すると
セカンドストリートがやっている
「セカストオンライン」
トレジャーファクトリーがやっている
「トレファクファッション」
ブックオフがやっている
「ハグオールファッション」
これは楽天の中のストアですね。
中でもセカストオンラインは
商品点数が比較的多く、
更新頻度も割と高いので
オンラインストアの中では一番いいかな、
って感じです。
ただオンラインストアも
ブランド品の仕入れ先として、
僕はそこまでおすすめはしません。
いい商品とか、安い商品見つけたら
それは仕入れてもらえれば
いいと思います。
ただ基本的には実店舗と同じく、
総じて値段が高いです。
新着商品とかは狙い目ですが
そういったものは
ライバルにすぐ取られてしまいます。
仕入れ先として使うなら
メインというより、サブとして
たまに見る程度がいいかなと思います。
またオンラインストアは
先ほど挙げた実店舗のショップ以外にも
検索すれば色々と出てくると思いますが
よくわからない会社がやってるストアから仕入れるのだけは
絶対にやめましょう。
高い確率で、
詐欺サイトの危険性があります。
本当は商品売ってないけど、
購入手続きさせて商品を送らないだけでなく
クレジットカードで決済しようもんなら
番号などの情報を抜き取られてしまいます。
実際に僕が見たものだと、なんと、
うちがメルカリに出している商品が
そのまま、あるオンラインストア内で販売されていました。
しかもうちで出してる値段よりも
安い金額でした。
明らかに色々とおかしいですよね?
で、オンラインストアとかのサイトには
必ず会社概要が書かれたページがあるので
試しに記載されてる
電話番号にかけてみたんですけど
当然ながら、通じませんでした。
多分、会社も、電話番号も、
あとは所在地とかも
全部ウソで適当に記載してるんだと思います。
中にはこういったサイトも紛れ込んでるので
安いからといってすぐ飛びつくのではなくて
販売先は信頼できる会社なのか?
一度ネットで検索してみたり、
電話をかけてみたりして
安全かどうかをチェックしてからにしましょう。
怪しいところからは
原則仕入れないようにしましょう。
④BtoBオークション
・商品点数:☆☆☆☆☆
・商品種類:☆☆☆☆☆
・安さ:☆☆☆☆
・難易度:☆☆☆
𝕏の中だと「業者オークション」
と言われたりもしますね。
古物商許可証を取得している業者のみ
参加できるネットのオークションで
ヴィトンの小物、および中古ブランド品転売で
最もおすすめのメインの仕入れ先となります。
僕も、高い利益を出し続けている
サストレの生徒さんも
このBtoBオークションからの仕入れが
圧倒的に多いです。
『BtoB』の名の通り
業者間のオークションのことです。
いわゆる卸値で取引がされるところです。
場所によりけりですが、
ブランド品や時計宝飾品を中心に、
オークションが開催されるたび
たくさんの商品が売り買いされています。
BttoBオークションの魅力はいくつかありますが 1、流通量が圧倒的に多い
お勧めする理由は大きく2つ。
2、総じて安い
この2つです。
1、流通量が圧倒的に多い
仕組みを説明するとちょっと長くなるので
ここでは割愛しますが、
BtoBオークションには
とても多くの商品があります。
もちろん、今回のテーマでもある
ヴィトンの小物もたくさんあります。
後ほど紹介する
『エコリングtheオークション』
というところは、ヴィトンの小物だけでも
毎週約2000点もの商品があるくらいです。
当然、ヴィトン以外のブランドも豊富にあります。
2、総じて安い
ものやタイミングによりますが、
全体的に安く仕入れが可能です。
なぜなら一般のお客さん(エンドユーザー)が
いないからです。
ヤフオクから仕入れる際と比較してみましょう。
落札で競るライバルの中には、一般のお客さんも当然混じっています。
この人たちの予算は、メルカリなどで買うのと同じ。
つまり、僕ら側でいう『販売額』で購入されます。
例えば、メルカリ相場20000円の財布を
ヤフオクで仕入れたいとしましょう。
仕入れしたいバイヤーだとしたら
まあ10000円前後で競って誰かが落札することになりますよね。
でもここに、一般のお客さんがいたらどうでしょう?
メルカリ相場が20000円なので、
当然、その近くまで値段が釣り上がりますよね?
だから、総じて安く仕入れができる
ということです。
少し難しい言葉で説明すると
『商流が1段階上だから』
とも言えますね。
中古ブランド品の流通の仕組みって 買取
↓
BtoBオークション
↓
業者(ヤフオク含む)
↓
消費者(エンドユーザー)
ざっくりいうと、
このようになっています。
BtoBオークションは、1段階上。
つまり、卸値での競争となるので安くなる
ということです。
流通量も多くて、価格も安い。
だから、メイン仕入れ先になるというわけです。
またお勧めできる理由がもう一つあって
それは
入会金、年会費がかかる
ということです。
「え、お金かかるなら検討しようかな…」
一瞬こう思った方、
きっといますよね?
そう、これがお勧めする理由です。
ライバルが絞られるんです。
コンサルやスクールなども含めたお金がかかること、
リターンの方が大きく見込めるものでも、リスクあることを
基本、人間は避けたがります。
そして自分に都合いい言い訳して
結局、何も行動しません。
ちなみに今回だってそうです。
これだけの情報が無料で手に入ったのにもかかわらず
行動する人はどうせ5%にも満たないと思います。
稼いでる人と稼げない人の違いは、何でしょうか?
いい情報を持ってる、持ってないというだけでしょうか?
違います。
稼げる人は、そもそも
稼ぐに値する態度、行動をしています。
なのでもしあなたも、
本気で稼いでいきたいと思うなら
稼ぐに値する人間の態度、行動を心がけてください。
さて、そんなBtoBオークションですが
一口に言ってもいっぱいあります。
ここでは、僕がサストレ内でも紹介・解説してる
各オークションについてざっと紹介した後に
これから始める初心者は、どのオークションから使っていくといいのか?
それを解説します。
BtoBオークションのシステム
はじめに、オークションシステムの話をします。
オークションごとに形式が異なり、
大きく2タイプに分かれます。
(名前は僕が便宜上つけたものです)
✅ライブ型
決められた時間より、リアルタイムで競りが行われる形式です。
例えば『エコリングtheオークション』というところであれば
月曜日、水曜日、金曜日のAM10:00よりスタートします。
1商品あたり7~10秒、入札があった場合には時間がリセット
という感じで、すごいスピード感で競りがすすんでいきます。
なので、自分の目当ての商品が流れてきて
「えーっと、これはメルカリでいくらで売れてるのかな?」
なんてやってる余裕はありません。
「じゃあ、初心者には難しいの?」
「しかも平日の午前開催だから、副業勢は無理?」
いえ、そんなことはありません。
ライブ型のオークションには『事前入札』という機能があります。
これは、競りの数日前に下見できる期間があって、そこで事前に入札の予約をしておくことができる
というシステムです。
例えば月曜日のオークションに参加したい場合は
日曜日の夜とかに事前入札を済ませておく。
で、あとは月曜の夜とかに
どのくらい落札ができたのか確認するだけ
って感じです。
ちなみに事前入札した額とライブで参加した人の入札額が同じだった場合は、基本的にライブ参加された人の方が優先になります。
ただ、僕もサストレ生徒もほぼ事前入札しかしていませんが
ちゃんと落札できていますので安心してください。
✅ヤフオク型
ヤフオクのように終了日時が定められていて、そこまで値段が競り上がるタイプのものです。
ヤフオクと同じだという認識で大丈夫ですね。
こちらはライブ型とは違い、いつ入札してもOKです。
全く難しくないですね。
ただ、終了時刻が近づくと一気に入札が増えて値段が競り上がります。
そこだけ注意してください。
以上、大きく2つのオークション形式がありますが
どちらがいい、悪いというのは特にありません。
なので、どちらのタイプだとしてもぜひチャレンジしてみてください。
そして入札については、ライブ型の事前入札だとしてもヤフオク型だとしても、基本的にその時の最低金額で入札となります。
例えば、50000円で事前入札した商品が40000円までしか競り上がらなかったとしましょう。
この場合、50000円で入札していても40000円で落札される、ということです。
※後ほど紹介するスターバイヤーズオークションのみルールが違うため注意
ではここからオークションを紹介していきます。
特性ごとにまとめました。
物量が豊富なオークション
数あるオークションのなかでも、ダントツに物量多いのがこの2つ。
・エコリングtheオークション
・オークネットブランドオークション
必ず入っておきたい、メイン仕入れ先となります。
それぞれ解説します。
通称「エコオク」国内最大級のBtoBオークションです。
ヴィトンの財布など、僕らが狙っているブランド品は毎週月曜日、水曜日、金曜日に競りが行われます。
オークション形式は、
ライブ型の「リアルタイムオークション」
ヤフオク型の「タイムリミットオークション」
2種類ともあります。
エコオク側でバランスなどを見てランダムに振り分けているそうです。
特筆するべきは、やはり物量。
最も多くて、毎週2万点以上の商品が流通します。
ヴィトンの小物だけでも約2000点あるくらいです。
商品点数がめちゃくちゃあるので、全部見てくとキリがありません。なので商品の種類やブランドを絞ることをお勧めします。
入会金は30,000円
年会費は20,000円
他のオークションに比べると、比較的高めです。
ただ、すでに入会してる人からの紹介だと
入会金は1万円引きの20,000円にすることができます。
もし登録したい方がいたら、DMでもなんでもしていただければ入会金が安くなるよう手配いたしますのでご連絡ください。
また年会費ですが、上半期と下半期で分かれています。
下の画像をご覧ください。
2月〜7月に入会すると、年会費は半額の1万円になります。
なので1月や7月に入るのではなく、ちょっと我慢して2月8月に入るとオトクです。
物量の多い、老舗のオークションです。
オークション形式はエコオク同様2種類あって
ライブ型の「リアルタイムオークション」
ヤフオク型の「バリュープライスオークション」
商品それぞれに定められた”売却希望金額”というものが
・51,000円以上だとリアルタイム
・50,000円以下だとバリュープライス
という感じに分かれます。
なのでヴィトンの小物だと、バリュープライスを見ることが多くなりますね。
オークネットは数あるBtoBオークションの中でも、一番顧客対応が丁寧です。
担当者がついてくれて、最初に操作説明をzoomで行ってくれますし、その他入会にあたって必要なことや分からないことがある場合も電話で優しく対応してくれます。
他のオークションとかだと、基本はメールだけ、というところも多いです。
ただ会費はちょっと高めです。
入会金は0円なんですが
年会費などの費用がかかります。
レギュラー会員とプレミアム会員の2つがあって
プレミアムの方が会費は高いけど手数料は安いよ
って感じです。
月額利用料の他に、過去の取引データが見れるサービス(情報提供料)に強制入会となるのですが、その費用が半年毎にかかります。
そして最初の1年間は縛りがあって、途中解約すると差分も支払わないといけません。
分かりやすいようにまとめると
・レギュラー会員が月4,600円、年間で55,200円
・プレミアム会員だと月10,600円、年間で127,200円
かかるという感じです。少し高いですよね。
ただエコリング同様、オークネットの方も僕が紹介すると安くなって
・初月の利用料が無料
・商品を落札した時の配送料が950円×5回分無料
という特典を受けることができます。
実はこれ、オークネットのさんから僕個人宛に特別に提案されたものです。
そして予告なく特典がなくなることがあります。
なのでもし安く入りたい場合は早めにご連絡ください。
「じゃあ、もし入るならレギュラーとプレミアム、どっちがお得なの?」
ってことなんですが
これは明確なラインがあって
・落札した金額の合計が30万円(指値)
これがボーダーとなります。
なので最初はレギュラーで十分かな、って感じですね。
エコリングとオークネットについて
主な特徴を比較し図解でまとめたので、こちらもご覧ください。
会費が安いオークション
先ほど紹介した物量が豊富なオークションは
デメリットとして『会費が高い』というのがありました。
ですが、それに比べ
・モノバンク(MEKIKIオークション)
・JBAライブネットオークション
この2つは会費が安く入会しやすいのが特徴です。
ただどちらも商品点数は先ほどよりも少なく
月に換算すると約1万点程度となります。
では、見ていきましょう。
少し開催形式が特殊なオークションです。
基本的に金曜日、土曜日の開催なのですが、
毎週というわけではなく、大体月2回程度開かれるという感じです。
オークション形式は基本ヤフオク型なのですが
一部値段が高い商品のみライブ型での競りが行われます。
ちなみにライブオークションやってる時にログインすると
いきなりオークション実況が流れてきます。
突然、周囲一体におじさんの声がこだまするので
カフェなど周りに人がいる時は気をつけてください。
商品点数は、1回のオークションで大体4000〜5000点ほど。
それが月2回程度開催されるので、
月に換算すると1万点程度となります。
入会金は20000円
年会費は12000円
なので一度入ると毎月1000円の固定費のみで使い続けることができ、コストはかなり安めです。
そしてモノバンクは
紹介するオークションの中では一番手数料が安く
3%しかかからないのも魅力です。安いですね。
また個人的には、サイトがとても見やすく
使いやすいのもいいなと思います。
【JBAライブネットオークション】
商品点数は少ないですが、毎週開催されるオークションです。
オークション形式はライブ型のみ。
毎回約2000~3000点ほどの商品が流れてきます。
ヴィトンの小物は毎回200~300点ほどです。
入会金は、本来30,000円かかるそうなのですが
今は無料です。しばらくはそうだと思います。
年会費は33,000円。毎月の支払いだと月3,000円です。
最初に紹介したオークションに比べ、比較的安いですね。
モノバンク、JBAともに会費が安いのは魅力的ですが
メインの仕入れ先としてはやはり商品点数がちょっと少ないかなと感じます。
入会金、年会費は無料だが参加費がかかるオークション
ここで紹介する3つのオークションは
入会金、年会費がかかりません。
「なら先に紹介してくれよ!」
って思った人もいるかもしれませんが、
その代わりに、参加費というものがかかります。
結論、
入会金、年会費がかかるこれらのオークションは
初心者にはオススメしません。
なぜなら、
結局、割高になる危険性が高いからです。
オークションの紹介をしつつ、
その理由についても詳しく説明していきます。
入会金、年会費が無料なので
古物商許可証さえ持っていればすぐにでも登録が可能です。
オークション形式はヤフオク型、
開催タイミングは毎月2回
・13日下見開始、15日に終了時刻到達
・27日下見開始、29日に終了時刻到達
となっています。
点数は徐々に増えてきている印象で
毎回4000点〜5000点ほど、直近のオークションでは5000点以上ありました。
おおきな特徴は、参加費がかかること。
1点でも商品が落札された場合は、
オークション参加費2,200円(税込)がかかります。
もし毎回参加して、1点以上仕入れができたとすると
毎月2,200円×2回=4,400円
年間に直すと
4,400円×12ヶ月=52,800円
入会金、年会費は無料でも
はじめに紹介したエコオクやオークネットのレギュラー会員と同じくらいの年間費用がかかってしまします。
どでかく『5%』と書かれた、下の小さい文字をご覧ください。
「ブランド・小物の手数料は8%になります」
そう、なんと8%もかかります。
なので例えば、指値5000円の小物を1点だけ仕入れできた場合
・指値5000円+消費税500円=5500円
・手数料8%=400円+消費税40円=440円
・参加料2200円
合計:8,140円
結局、割高になるというのは、こういうことです。
中級者、上級者の方で
1回のオークションでたくさんの商品を落札できたり、高い商品の落札ができるような方、
かつ、高く売る技術を持っている方であれば良いかもしれないですが
まだ入札できる商品が少ない初心者のうちは手を出さない方がいいと思います。
入会金、年会費が無料という魅力に惑わされないようにしましょう。
こちらも年会費、入会金が無料のオークションです。
オークション形式はヤフオク型。
僕らが狙うブランド品の開催は、毎月4日、18日、25日の3回があります。
商品点数は約3000~4000点ほど。タイミングによってもっとあったりもします。
そして大吉オークションも、先ほどのプライムオークション同様、1点でも落札されると参加費が加算され、3000円(税込)がかかります。
なのでこちらも同様、中上級者向けかなという感じです。
また商品点数はそこそこあるのですが、今回のテーマであるヴィトンの小物はかなり商品点数が少ない印象です。
なので、それ以外のブランド、ジャンルが取り扱えるようになってから登録し使ってみるのがいいですね。
ちなみに落札手数料5%なので、まあ普通です。
概要は先ほど紹介した大吉オークションとほぼ一緒です。
オークション形式はヤフオク型。
開催は6日、16日、26日の3回。
ただ商品点数は少しだけ少なくて
毎回2500点〜3000点ほどです。
手数料に関しても、大吉と同じです。
1点でも落札されると参加費の3000円(税込)と、落札手数料が5%かかります
ここまで聞くと大吉オークションと同じような感じですが、アプレオークションを使う場合は、1つ必ず注意してほしい点があります。
それが…
偽物が混じっている危険性が高く、返品も受けてつけてくれない
ということです。
実際、うちの生徒で事例がありました。
なので、僕が指導させてもらっている方達には使うなと言っています。
特殊なシステムのオークション
ここから紹介するのは、ちょっと特殊なシステムのオークションです。
といっても、制度が少し他と異なるだけなので難しいことはありません。
「へえ、そうなんだ。気をつけよ」
くらいに思ってもらえれば大丈夫です。
買取で有名な、おたからやのオークションです。
2022年の1月か2月か、そのあたりからスタートした比較的新しいオークションなので、まだ成熟されていません。
それもあってなのか、現在までずっとキャンペーン中となっていて
・入会金30,000円→無料
・年会費20,000円→無料
・落札手数料5%→3%
となっています。
なので今のうちに入っておくといいのですが、僕が見ている感じだと
ヴィトンの小物など、初心者向けの商品はまだ数がかなり少ない印象です。
ヴィトン小物もあるにはあるんですが、ほとんどが安くても仕入れ値2万円付近のもので、他オークションに比べると高めの商品が多いです。
またおたからやオークションの特徴は、オークション形式が独特なところ。
下見期間がスタートしたらまずはヤフオク型で値段が競り上がります。
そしたら次に、競り上がった金額からライブ型でさらに競りにかけられる、という2段階方式となっています。
なので、入札する際は注意してください。
毎月18日の1回開催で、点数は5000~6000点ほどです。
ただ、これからもっと点数や開催日が増えてくるんじゃないかな?と思います。
「なんぼや」という買取店をやっている会社が運営母体のオークションです。
入会金、年会費無料で入会が可能なのに、参加費がとられることはありません。落札手数料も5%と、高いわけでもないです。
スターバイヤーズオークションは、落札システムがちょっと特殊です。
他のオークションだと、ライブ型の事前入札だとしてもヤフオク型だとしても、基本的にその時の最低金額で入札となります。
ただ、スターバイヤーズオークションだけは違います。 落札金額は、次点入札額を基準として、当該基準額に、最高入札額と次点入札額の差額の50%相当額(1円未満の端数は切り捨て)を加えた金額とします。なお、最高入札額の入札が複数ある場合には最高入札額を、また、入札が1件のみである場合には当該入札額を、落札金額とします(いずれの場合も、出品商品の落札最低金額として売主様が設定した指値(以下「指値」といいます。)以上の入札である場合に限ります。)。
例えば、あなたが20000円で入札した商品があったとして、それがオークションで10000円までしか競り上がらなかったとしましょう。
この時、他のオークションであれば最低入札額での落札となるため
10000円の次の11000円とか10500円とかで落札、となります。
ただ、これがスターバイヤーズオークションだと、10000円と20000円の差額の半分(今回は5000円)が加算される、ということです。
今回のケースだと、15000円での落札となります。
つまり、より正確にその商品の相場を判断できなければ損してしまいかねない、ということです。
こういった理由から、僕は中上級者むけのオークションだなと思います。
またバッグが多めなので、ヴィトンの小物などはそこまで多くありません。
なので、上達してきてバッグなどの取り扱いも増えたタイミングで参加してみるといいと思います。
店舗もよく見かけるあの「KOMEHYO」のオークションです。
開催日は毎月第2、第4水曜日。
点数は1万点前後とまずまずあります。
コメ兵オークションの特殊なところは、落札手数料。
3%がかかるだけではなく、参加費用として1商材毎に一律1000円(税別)がかかってしまいます。
値段が高い商品であればそこまで気にならない程度の数字かもしれませんが、ヴィトンの小物などそこまで高くない商品だと大きく利益を削ってしまいます。
なのでこちらもスターバイヤーズ同様、バッグなどの商品を取り扱えるようになってからでいいかな、という感じです。
まだ商品点数が少ないオークション
最後に紹介するのは、まだ商品点数が少ないオークションです。
"まだ"としたのは、今後どうなるかは分からないから。
もしかしたら規模が大きくなるかもしれないですからね。
BtoBオークション自体、全体的に歴史がまだ浅いです。
なのでこれからどのようになっていくのか、楽しみな部分でもあります。
ヴィトンの小物はあまり数がないので、今回は一応軽く紹介だけさせていただきます。
開催日は月1回、点数は200~300点のみという、かなり小規模のオークションです。
僕らが狙うブランド品よりも、時計などの方が盛んみたいですね。
入会金、年会費無料、手数料も最安の3%とコストはかなり低めです。
ただ、ヴィトン小物はあまり点数がないので、今はまだ、たまに見てみる程度でいいかな、と思います。
あのトレファクがやっているオークションです。
紹介してきたオークションとは異なり、ブランド品がメインというよりは、道具など中古商品全般的に取り扱っている、という感じです。
開催は月1回、点数は1000点程度と少ないわりに
入会金、年会費はがっつり取られます。
一応紹介しましたが、僕らにとっては相性が良くないので入らなくていいかなって感じです。
以上がBtoBオークションでした。
もちろん今回紹介したもの以外にもありますが、それは僕がまた実際に入会したりなどしてうまく言語化できるようになったら
どこかでご紹介していこうと思います。
⑤古物市場
・商品点数:☆☆
・商品種類:☆☆☆
・安さ:☆☆☆☆☆
・難易度:☆☆☆☆☆
市場形式で、古物の競りが行われている
場所になります。
先ほど紹介したBtoBオークションの、リアル版って感じです。
大手がやっている有名なところから比較的ローカルなものまで色々あって、倉庫など、現地に行って、そこでせりが行われます。
特徴は、参加できる人がかなり限られている
ということです。
基本、ネット参加というものがないので、現地に直接足を運べる人しか参加できません。
つまり同じ仕入れに来てるライバルが、かなり絞られるということになります。
だから、いい商品があった場合は
安くゲットできるチャンスも高いです。
古物市場は、東京や地方都市を中心に
全国各地にあります。
Googleとかで
「お住まいのエリア 古物市場」
と検索すると、色々と出てきますので
気になる方はぜひ検索してみてください。
で、この古物市場
今回紹介するブランド品の仕入れ先の中では
一番安いところかなと思います。
ただ、僕個人的には
初心者、中級者の方には
古物市場はおすすめしません。
理由は大きく3つ。
1、難易度が高い
2、かなり地方差が出る
3、新規参入が難しい
順番に解説します。
1、難易度が高い
市場、なので、せりが行われます。
豊洲市場とかでやってる、お魚のせり。
あれの、古物バージョンってことです。
つまり、物凄い勢いとスピードで
商品がどんどん『せり』にかけられます。
そして買い付けに来てる業者は、
目当ての商品が来たら他の業者との駆け引きをして
仕入れをすることになりますよね。
この時必要なのが
・瞬時に価値を見抜ける相場感
・そしてメンタル
この2つです。
商品流れてきて「ええ〜っと、この商品はメルカリでこの値段だから…」なんて余裕ありませんし、
場所や人によっては後ろから
「何やってんだ早くしろよ!」とか言われるところも実際にあるくらいです。
BtoBオークションだと下見や事前入札ができたりするので、
ゆっくり落ち着いて入札ができるのですが、
古物市場はそうもいきません。
だから難しいということです。
2、かなり地方差が出る
リアル参加になるため、ネットとは違って
全国どこにいても、とはいきません。
なので都内とか、盛んな地方都市とかなら当然有利ですけど
田舎の方に住んでる人からすると
そもそも自分が行けるエリアに
ブランド品扱う古物市場が存在しない
なんてことだって普通にあります。
僕も田舎に住んでいるので
もうこの時点で不利なゲームなんですよね。
3、新規参入が難しい
古物市場に参加するためには
・古物商許可証
・行商従業者証
・入会金や年会費
こういったものが必要になりますが
それ以外に、紹介がないと入れない、というところも結構あります。
これキツイですよね。
知り合いいないのにどうやって紹介受ければいいんだ、って感じになっちゃいます。
で、参入が難しいのは制度的な問題だけじゃなくて
場所によっては、
元々いる参加者からの圧力、というものも結構あるようです。
僕が昔見学にいったところは
まあ特にそんなことないかな?って感じだったんですが
古物市場に参加したことある人からよく聞くのが
さっきみたいに「早く商品回せよ!」って言われたりとか
あとは中でグループ作ったりして
この商品とかこのジャンルはこの人のものだよね
他の人は入札しないよね?!みたいな
そんな空気感があったりするようです。
あとはオークションごとに
細かいルールなどが設けられてたりもします。
主催者とか参加者と
うまくコミュニケーション取って
仲良くなれればいいのかもしれませんが
僕は正直そういうの苦手なので出来る気がしませんし、
人付き合いのストレスで病みそうです。。。
なので、もし古物市場に参加したい場合は
・自分の住んでるエリアにある
・相場感をしっかり身に付ける
・覚悟とコミュ力を持つ
この条件が揃ったら入ると良いんじゃないかなって思います。
初心者の方とかであれば、BtoBオークションで十分です。
ネットで参加できるので地方差もほとんどないですし
完全在宅で仕入れができちゃいますからね。
⑥卸業者
・商品点数:業者による
・商品種類:業者による
・安さ:業者による
・難易度:☆☆☆☆☆☆
最後に紹介するのは、卸業者です。
卸業者とは、商品を卸売価格、
つまり、通常よりも安く販売してくれる業者のことです。
「卸業者を紹介してほしい!」
「自分も安く仕入れできるルートが欲しい!!」
こう思う人だらけだと思います。笑
だって楽ですからね。
ただ、一口に卸業者って言ってもいろんなところがあります。
・安く、いい商品を卸してくれる業者
・安いけどボロボロのものがメインの業者
・聞けば聞くほどおいしい話すぎて怪しい業者
etc…
僕も昔、使っていたことがありました。
僕の会社と業務提携してた企業さんがあって
そこから特別に降ろしてもらってたんですよね。
だからこそ、伝えられます。
結論から伝えると、初心者・中級者に卸業者はお勧めしません。
理由は4つ。
1、かなりまとまった資金が必要。
2、赤字商品も入っている
3、良い卸業者に巡り合うことはあり得ない
4、リサーチ力が身に付かない
順番に解説します。
1、かなりまとまった資金が必要
基本的に卸業者は、ロット売りをしています。
ロット売り、つまり、まとめて売っていると言うことですね。
まとめて売ることで、利益をおさえて売っている。
だから1点1点の単価で見ると、安い。
というわけです。
例えば、100万円分売って利益を5~10万円取る。
こんな感じです。
これがもしバラ売りしてたら。1個数百円の利益のために手間をかけなくてはいけません。送料、手数料を考えると、業者はやるメリットがないんです。
こういった理由からロット売りされてるので、まとまった資金が必要というわけです。僕がお世話になってた業者も、最低額80~100万という値段です。
初心者の段階では、なかなかこのくらいまとまった資金を用意するのは難しいですよね。リスク面を考えても、やめておいた方がいいです。
2、赤字商品も入っている
基本的に卸は、全部が利益商品ではありません。
ほぼ確実に赤字商品というものもたくさん混じっています。
上の写真だと、赤字見込みの商品が15点くらい混じってました。
卸業者は、赤字商品も混ぜることによって利益調整をしています。
そうしないと、売れない商品がどんどん溜まっていきますからね。
なので、赤字でも高く売ることができる。捌く先があるのであればいいですが、初心者・中級者までの方だとなかなか厳しいかと思います。
資金も限られてます。出来るなら、赤字商品にお金使いたくないですよね?
うちの場合はリペア技術や販売も得意なので、そういった商品もなんとか赤字にならずに済んだのですが
これが初心者の方とかだと結構厳しかったんじゃないかな、って感じます。
3、良い卸業者に巡り合うことはあり得ない
「良い仕入れ先ないですか?」
「卸業者紹介してもらえませんか?」
このようなメッセージを頻繁にもらいます。
確かに、いい仕入れ先があれば
リサーチ不要、出品するだけでどんどん利益になる。
おトクでザクザク儲かる感じがありますもんね。
いわゆる「おいしい話」なわけです。
でもね、ちょっと冷静に考えてみてください。
どこの誰だかわからない。ましてや、たくさん仕入れたり、毎月コンスタントに仕入れ出来るわけでもない。
そんな個人に対し、卸業者わざわざ関わるメリットは、どこにありますか?
はい、全く、ないですよね。
想像してみてください。もしあなたが卸業者だった場合。
会社の倉庫には、数千万、数億の商品ストックがあります。
これを捌いて、お金にして、次の仕入れをしたい。
一気に数百万円、数千万円と仕入れてくれたり
毎月100万円仕入れますと約束してくれるところなら
在庫を捌けるからメリットありますよね?
でも、そんな中で、副業で月10万稼ぎたいと言ってる人が
「5点くらい売って欲しい」
とか言ってきたら、どうですか?
そんなの相手にしてられないですよね。笑
しかもそういう人に限って質問とかクレームが多かったりする。。
はい、つまり
「上手い話はないかな」と思って卸業者を探すのはやめましょう。
「いやでもshinnさん!インスタ見てたらブランド品卸してくれるって業者があって…」
はい、確かにそういう業者は存在します。もちろん僕も何個か見てみたことあります。でも、普通に高い。そして、人気商品がほとんどない。
一般の人向けに卸をしている場合、おいしい話に見せかけて、搾取されてる危険性大です。情弱狩り、ですね。
SNSのアカウントしか分からないような、そういう怪しい業者からは絶対に仕入れないようにしましょう。
4、リサーチ力が身に付かない
そのまんまですね。卸は売り手が選んだ商品です。
こちらから指定はできません。基本的に。
つまり、卸に頼ってるとリサーチしなくても強制仕入れになるので
リサーチ力は身につきません。
それに、もしその卸業者がいなくなったらどうするんですか?
「明日から、卸やめます。」
と言ったら?
仕入れルートとか、そういった
何かに頼らないと稼げないビジネスは、ビジネスとは言いません。
まがいものです。
せっかく、このnote見て勉強してるんですから。
いい情報だけでなく、しっかりと『稼ぐ力』を身につけていきましょう。
美味しい情報に惑わされないこと。
どの仕入れ先がオススメなのか?
ここまで仕入れ先をたくさん紹介してきましたが、
「じゃあどこを使えばいいの?」
って感じですよね。
これは厳密にいうと、その人の状況によります。
資金力、目標金額、精度高く扱える商品数、お住まいの地域etc…
なので一概に「ここが絶対にいい!」というのはありません。
ただ今回のテーマはヴィトン小物なので
・これからブランド品転売を始める初心者
・使える資金が20~50万円
と仮定した上でお伝えします。
この場合、
ヤフオク+オンラインストア→BtoBオークション(古物商取得後)
この流れがいいです。
まずはじめは古物商も必要なく、登録料もかからないヤフオクとオンラインストアから商品をリサーチし、仕入れてみましょう。
そこから慣れてきて、古物商も無事取得できたらBtoBオークションへ。
この時、参加するのは
・エコリングtheオークション
・オークネット ブランドオークション
この2つのみ、もしくはエコオクのみで十分です。
なぜなら物量を確保できるから。
他のオークションだと、せっかく入ったはいいけど物量がない、つまりチャンスがないため全然仕入できないということになりかねません。
物量が多いということは、それだけチャンスが多いということです。
サストレの生徒さんたちを見てると
月利30~50万円くらいまでは、この2つ+ヤフオク等で十分に到達可能です。
最初からたくさんのオークションに参加しても見切れないですし、仕入資金が追いつかないですからね。
以上が、仕入れ先についてでした。
5、簡易鑑定
ご存じの方も多いと思いますが、
偽物(コピー品)を売って商売することは
犯罪にあたります。
(詐欺罪or商標法違反)
ここでは、本物か偽物か見極めるための
鑑定ポイントを紹介します。
「でも鑑定って、なんだか難しそう…」
「専門知識とか特殊な見極め方が必要なんでしょ?」
確かに、本物偽物を正確に見極めるためには
実際手に取った上で
商品全体を見てみないと分からないことも多いです。
精度の高いスーパーコピーともなると
鑑定士すら難しいケースもあります。
ただし、
明らかに偽物だといえるものも
多く存在します。
その見るべきポイントは、決まっています。
なのでここでは、
本物ニセモノの見分けをつけることができるポイントについて、一部解説します。
ちなみにこの部分のノウハウは、
僕が独断で執筆したのではなく
ブランド品物販歴22年、ブランド品鑑定士として5年勤務経験がある、サストレ講師も特別に監修してくれてます。
なので、ご安心ください。
最低限おさえてくべきポイントは以下の3つ。
①『LOUIS VUITTON』の、2つの『O』
② 作りの雑さ(刻印、ステッチなど)
③ シリアル
順番に解説していきます。
①『LOUIS VUITTON』の、2つの『O』
一番、偽物との区別がつきやすいところです。
そして偽物の代表的な特徴でもある部分となります。
ヴィトンの財布には、必ず下の画像のような刻印がされてます。(バッグも同様)
・®️
・LOUIS VUITTON
・PARIS
・生産国
この4つが必ず刻印されています。
ここで注目してほしいのが
『LOUIS VUITTON』に書かれた『O』の形。
よーく見てほしいのですが、
これ、正円(綺麗なマル)になってますよね。
本物のヴィトンの刻印は
アルファベットの『O』が、きれいなまんまるの形をしています。
『LOUIS VUITTON』ではなく
『L○UIS VUITT○N』こんな感じですね。
では、偽物はどうかと。
この『O』が、そのまんまアルファベットのフォントの『O』になっています。
明らかに『O』の字が違いますね。
正円ではなく、縦長で数字の『0』に近い形。アウトです。
よく偽物に見られる特徴の一つです。
必ず覚えておくようにしましょう。
ちなみに、ヴィンテージ品の中には『O』が正円では無いものも一部存在します。
80年代の商品や、シリアルが3桁のものの中には
この特徴に当てはまらないものもあります。
あまり出くわさないとは思いますが、頭の片隅に入れておいてください。
② 作りの雑さ(刻印、ステッチなど)
ヴィトンに限った話ではありませんが
ハイブランドは高級品です。
なので、当たり前ですが
商品のクオリティはめちゃくちゃ高いです。
ですが、偽物は作りが雑。
特に、細かいところの処理が適当なものが多いです。
具体的にいうと
・刻印の鮮明さ
・縫製の丁寧さ
・その他細部の処理
この辺りです。
いくつか事例を見て行きましょう。
型押しされてる文字の太さが均一じゃない
線と線が滲んでくっついてる
文字が揃ってなくガタガタ
全然綺麗じゃないですよね。
①で説明した特徴の『○』は正円っぽいですが、刻印がおかしいのでこれは偽物です。
この画像のように、縫製の処理が汚いのも偽物の特徴です。
しかもステッチの間隔も変ですよね。
素人が手縫いしてミスった、みたいな。
この縫製の丁寧さは、ヴィトン以外のコピー品でもよく見られる特徴の一つですので覚えておきましょう。
ちなみに、経年劣化によりボロボロとなって
縫製が雑に見える物もたまにあります。
そこだけはご注意ください。
・その他細部の処理
偽物は、とめの部分など、細部の処理が適当です。
例えば、こんな感じ。
赤丸で囲った部分、これ、重なってる革がずれたまま縫われてますよね。
こんな感じで、詰めが甘いんです。
ちなみにこの画像だと、
ヌメ革(肌色部分)のコバが赤すぎるのも偽物の特徴です。
③ シリアル
シリアルが入ってない物、シリアルの記載の仕方がおかしい物も、もちろん偽物です。
ただ、大体②までの特徴でわかるので
ここまで見るケースはあまり無いかもしれません。
ヴィトンの商品は、商品ごとにシリアルが刻印されてる場所が決まっています。
財布で多いのは、カードケースやお札入れの中、手前側。
グッと、革を広げてみるとあります。見づらいものが多いですが。
もしわからない場合は
『商品名 シリアル 場所』
でググれば出てきます。
シリアルの見方については、ここで書くと長くなるので、いいサイトをご紹介しておきます。
気になる方はぜひ見ておいてください。
→BRAND OFF TOKYO『ルイ・ヴィトン製の製造番号(シリアル)について』
ちなみにですが、
ヴィンテージ品と、2021年のある時期以降に製造された商品には、シリアルの刻印がありません。
最近の商品は、シリアルの型押しでは無いんですよね。
ICチップが埋め込まれて、アプリで検知し確認できるようになっています。(RFIDといいます)
おそらくですが
近い将来、どのブランドも似たような形式を取ると思います。
以上、初心者の方でも見分けることが出来やすい3つの特徴を紹介させてもらいました。いかがだったでしょうか?
「ん〜わかったんだけど…でもこれ、本物かどうか不安だなぁ…」
そういう時の対処法を2つ、ご紹介します。
・対処法1:鑑定アプリを使う
今は便利なもので、鑑定ができるアプリがあります。
検索するといくつか出てきますが、僕が実際に使ったことがあるものを一つ紹介します。
・CheckGoods
ヴィトンだけでなく、プラダ、フェンディ、エルメスなどのブランドも鑑定が可能です。
指定された箇所の画像を送信すると、AIもしくは鑑定士が鑑定を実施してくれます。
鑑定結果がすぐにアプリ内で表示され、
鑑定書が発行されます。
・対処法2:怪しいものは取り扱わない
そもそも論にはなりますが、
「なんかこれあやしいな…」と感じたものは
取り扱わないようにしましょう。
今回紹介した3つの特徴に当てはまるものや
なんか違和感を感じたもの、
とかですね。
実は本物だった、
というケースもありますが
偽物を扱うリスクは排除できます。
それに、怪しいポイントがあって
それが仮に本物だとしても、
購入するお客さんも同じことを思って
買わないかもしれないですからね。
・間違った対処法:買取店に持ち込む
最後にちょっとオマケで
間違った対処法についても紹介します。
これ勘違いしてる人もいますが
買取店で受け付けてもらえない=偽物
ではありません。
今日紹介した特徴などがあって
明らかに偽物の場合は
当然、受け付けてもらえません。
ただ、他に買取店で受け付けてくれないケースとして
「買い取っても利益にならないような商品」
これも含まれます。
当然ですよね。
特に個人など小規模でやってる買取店なんかだと
資金がかなり限られていたりもするので
利益出るか微妙なものは買い取りたくないです。
また、鑑定する人の技量が微妙なケースもあります。
特にリサイクルショップなんかは
マニュアルを読んだ程度のスタッフが対応したりもするので、全然信用なりません。
だから買取をしてる方達は
「(弊社)基準内」「(弊社)基準外」
という言葉を使うんです。
「本物、偽物と言ってはいけない」
というマニュアルが用意されている買取店もあるくらいです。
ちなみに、
僕の知人がある実験を行ったのですが
お店で買い取った商品を、後日、そのお店に持ち込むというもの。
そしたらなんと
「これは偽物ですね」
と言われ、買取拒否されたそうです。笑
意味不明ですよね。
以上、最低限の真贋ポイントはおさえた上で
もし怪しいと思うものは
上記の方法で対処していきましょう。
6、たくさん落札するためのポイント
商品知識が身につき、リサーチの仕方を覚え
仕入れ先が分かって、状態による相場の判断も分かった。
ここまで来ればあとは実際に仕入れるだけ!
と思ったものの、いざ入札して仕入れてみようとすると
「すごく高い金額まで競り上がってしまう」
「全然落札できない…」
こんな経験したことある人も多いんじゃないでしょうか?
中には、入札金額を高く設定してやっとの思いで落札できたけど
高値で仕入れてしまったから、思ったような利益を全然出せない。
こんな人も、多分いますよね?
これは特に初心者の99%が陥ってしまう現象なんですが、こうなってしまう原因は明確で
それは、
「シンプルに、入札の数が少ない」
ということです。
僕は2023年の1年間だけで、サストレ入会希望者との個別相談会を約200名ほど行ってきました。
そのうち既にオークションを活用して仕入れにチャレンジしてる人も多かったのですが、
「全然落札できません」って言ってる人に
「じゃあどのくらい入札しているんですか?」
と聞くと
思ったように落札できていない人の多くは
1回のオークションで、たったの10個とか20個とかしか入札していません。
はっきり言わせてもらうと、少なすぎます。
きっとみんな、
「入札したら3つに1つくらいは落札出来るんじゃないかな」
「何個かは仕入れ出来るだろ」みたいな
そんな感覚なのかもしれませんが、甘すぎます。
まず基準値を知っておいてください。
良い人でも、オークションの落札率は10%いけばいい方です。
むしろ10%を超えるようだと、高値で落としてしまっている危険性が高いです。
僕も前数えてみたことあるんですけど、4~5%程度でしたよ。
このくらいが普通なんですよね。
だから、たった10個20個入札しただけだと
せいぜい1個、良くても2個程度しか落札できなくて当然なんです。
「そんなにたくさん数こなさなきゃいけないの?」
って思った人もいるかもしれないですけど
慣れてくれば商品1個判断するのにかかる時間なんて10秒程度ですし
ネットを使って在宅で出来るから
店舗まで行って、そこで店員や他のお客さんの目を気にしながら商品ゴソゴソ漁って、また次の店舗いってそれを1日繰り返して…
とかやるよりも何倍も効率いいですからね。
・落札率は、どんなに良くても10%
・shinnですら4~5%程度
まずはこの基準を頭に入れておいてください。
では、たくさん仕入れをするためにはどうすればいいか?
そのポイントは何か?
この答えは簡単で、
入札数をあげることです。
「え、そんな単純な話なの?」
「もっとすごいノウハウ教えてよ!」
って思った人いるでしょうけど
もう本当にこれに尽きます。
よく失敗してしまう人でやりがちなことが
思うように落札できないからといって
入札の金額をあげてしまうことです。
それをやってしまうと高値で仕入れることになるので、想定した利益が全然が出ない、周りに吊り上げられてせっかくリサーチした意味がない
という現象に陥ってしまいます。
戦略的にあえて少し入札金額を増やすこともしますが、それはもう何回もその商品を売って「確実にこのくらいの期間で売れる!」
というくらい確信を得ている時です。
オークションでたくさん仕入れをするコツは
かける”ふるい”の目を大きくするのではなく、
ふるいにかける数を増やすことです。
10個入札して1個しか落札できないところから、高く入札することで2個落札するのではなく
入札数を2倍の20個にすることで、2個にしてください。
そして中には金額が競り上がって高くなり、落札できなかった商品も出てくると思いますが、それはそれでOKです。
「高値で掴まされなくてラッキー」
「利益出ない商品はじけてよかった」
って思っておけばいいです。
結局、最終的に落札できるかどうかは”運”ですので。
自分の力ではコントロールしきれないです。
それよりも、
自分のコントロールできる範囲=入札数をあげること
にフォーカスしましょう。
ただ、落札できなかったその商品が
どこまで競り上がったのかは確認おきましょう。
はじめのうちはその商品の相場感が分からないため
もしかしたら、自分が安く入札しすぎていることもありえます。
もし自分の予想とあまりにもかけ離れている場合は
もう一度、相場判断をやってみましょう。
タダでは転ばず、必ず次に生かす意識を持ってくださいね。
まとめると、仕入れのポイントは
・オークション落札率は良くて10%程度と知っておくこと
・ふるいの目を大きくするのではなく、ふるいにかける数を増やすこと
このことを必ず頭に入れておきましょう。
7、初心者でも利益が出るリペア
これも仕入れと同じくらい、気になってる人が多い部分だと思います。
「リペアをすれば、ものすごい利益が出そうだ」
「自分もそのスキルを身につければ稼げそう」
こう思っていろんな情報を漁ってる人も多いんじゃないでしょうか。
また𝕏では僕はリペアのイメージが強いらしいので
「しんさん達が利益出せてるのはリペアしてるから」
と思っている人もいるかもしれません。
初めに伝えておきますが、全て、勘違いです。
リペアを身に着けただけでは
ものすごい利益も出ませんし、安定的に稼げるようにもなりません。
ましてや僕も、サストレ生徒も
リペアになんか、全然頼ってないです。
特に着色を要するリペアなんて、僕含めた多くの人の場合、
ほとんどやらないケースの方が多いくらいです。
それよりも大切なことは、前の章までで話してきた
・商品知識
・相場の判断
・売り方(次章で解説)
こういった部分になります。
それがあってはじめてリペアが生かされる
というだけです。
リペアは、あくまで"ツール"です。
大谷翔平のバットを使えば誰でもホームラン打てるわけではないのと同じで、それ以外の部分をしっかり磨いていく必要性があります。
まずはこのことを必ず覚えておいてください。
また初心者の方は、リペアにはあまり手を出さない方がいいです。
なぜなら、逆に状態を悪くしてしまい
価値を落としてしまいかねないからです。
詳しくは、以前僕がYouTubeチャンネルにてアップした
こちら動画をぜひご覧ください。
リペアについての基礎知識ややり方など、初心者の方でも一から理解できるよう詳しく動画にしてあります。
ではこの章では何を話すかというと、
初心者がヴィトンの小物を取り扱って利益を出そうとする時にポイントとなる
①リペア不可能な商品の見極め
②初心者でも出来て、利益に差がつくリペア方法
この2つをお伝えします。
①リペア不可能な商品の見極め
まず、 そもそも僕ら個人単位でリペア方不可能なものを挙げていきます。
ダメージがあっても売れなくはないのですが、
売値が一気に落ちる上、売値と回転の想定がかなり難しいです。
なので仕入れは避けるようにしましょう。
・革の破れ
このダメージはよく見かけますね。
特にお札入れの中の柔らかい革が加水分解によって剥がれてしまっているもの。こうなると中の革を張り替えるしかなくなります。
・素材の欠け、ひび割れ
欠けてなくなってしまっている部分やひび割れてしまっているものも、交換するしかないので不可能です。
パテみたいなのを使って復活させる技術もありますが、素材がそもそも違うので仕上がりは不自然になります。写真上綺麗に見えてるだけで、実際には触り心地も違うし、そもそもリペアした割に合いません。
・濃い黒ずみ
写真のホック付近のような濃い黒ずみもリペア(クリーニング)で除去することは出来ません。もしやるとしたら、上から色を塗って隠すことになりますが、
濃い色(黒)を、それよりも薄い色(今回だと茶色)で隠すので、どうしても厚塗りせざるをえません。
そうなると、シボの間の溝を顔料で埋めてしまい、質感が変わって逆に変な印象となってしまいますので、やめておいた方がいいです。
また、リペアはできるけど
現段階ではやめておいた方がいいものもあります。
それが、
着色を要する革のスレ、色褪せ、剥げの補色
これです。
リペアといったら、革表面に着色をして綺麗に見せること
みたいな認識が強い方もきっといますよね。
確かに可能ですし、それによって大きな利益に繋げることもできます。
僕らの生徒だと、それで一撃なんと55万円の利益を出した方もいるくらいです。
ただ、補色のリペアはやらないようにしましょう。
理由は大きく2つ。
・調色が難しい
調色とは、色を合わせることです。これがすごく難しい。
ほとんどの人は、9割近い色は作ることができます。
ただもちろんそれでは違う色なので、着色すると別物になってしまいます。
そしてこの残り1割を合わせるのが非常に難しいです。
何色を混ぜればその商品の色味に近づくのか?
顔料によっても発色が違うので、習得には時間を要します。
だからサストレでは、僕ら講師陣が全国各地まで出張して、対面のリペア講習をガッツリ行ってるというわけです。
特に調色なんて、オンラインだとカメラや画面で色味変わるのでなかなか教えられないですからね。
・着色も難しい
色さえ合ってればいいかというと、それでは不十分です。
色を合わせるのと同じくらい大事な指標が合って、それが
『質感を合わせる』
ということです。
質感が合っていないと、全体的にのっぺりとした印象になり不自然な仕上がりになって逆に価値を落としてしまいますし、
実際手に取ったお客さんも「あれなんか違うな」
となってしまいます。
質感を合わせるためには
・着色の技術(刷毛の使い方、顔料濃度の調整など)
・顔料とその他資材の調合との配分調整
など、こういったことが必要です。
よく「黒なら調色がいらないから簡単」といって
革やリペアのことをまともに勉強せずベタベタと塗り始める人がいますが、絶対にやめましょう。
黒だって、一口にいっても
赤みがある黒、青みのある黒、黄色みのある黒
と分かれている上に
黒と似てるけど違う色(アルドワーズとか)だってありますし
たとえ色が合っていても質感を考えないと反射の仕方が変わるので、
手に取ったお客さんからすると「あれ、なんかここヘンだぞ?」となってしまいます。
つまり、全くの別物に仕上がってしまうというわけです。
自分の利益のためにお客さんを騙すような行為は、絶対にやめましょう。
そんなことしてお金稼いでも気持ちよくないですからね。
②初心者でも出来て、利益に差がつくリペア方法
初心者でも道具と慣れさえすれば可能なリペア方法についても解説していきます。
まず、リペアできるのは以下の状態のもの。
・表面が白く汚れているもの
・コインケースの黒ずみ
・コバの割れ
・金具のくすみ
・金具の金メッキの剥げ
では、まずはリペアに必要な道具から紹介します。
1.古タオルや古着の切れっ端(ウエス)
2.馬毛のブラシ
3.歯ブラシ
4.汚れ落とし:ステインリムーバー
5.小銭入れの汚れ落とし:ニューネオクリーナー
6.コバ材:フェニーチェ
7.パテ材:フィリングペーストorアドベース
8.金属磨き:ピカール
9.金メッキ:めっき工房
10.その他:革用接着剤、つま楊枝、綿棒、紙やすり
順番に解説します。
1.古タオルや古着の切れっ端(ウエス)
いろんな場面で使います。
汚れ落としを拭き上げるのに使ったり、金属磨きに使ったり。消耗品なので、あればあるだけいいって感じです。
わざわざ新しい布を用意しなくても大丈夫。使い古したタオルとか、着なくなった服を小さく切っておくとかでも十分です。
理想はマイクロファイバークロスがあるといいですね。柔らかくて、水分の吸収もいい。僕はAmazonベーシックのコチラの商品を使ってます。
2.馬下のブラシ
クリーニングの最初に使います。
目に見えないチリやホコリを落とし、後の汚れ落としの効果を高めます。
僕が使っているのは写真のもので現在は無くなっていますが、他のものでも大丈夫です。
革を痛ませず、かつ広い範囲も楽にブラッシングできます。
3.歯ブラシ
細かいところに入り込んだ汚れをかき出したり、シボの間の汚れを取るために使います。わざわざ新しいものではなく、ある程度使い古したものでもOKです。
理想は、毛の柔らかいものとそうでないものの2種類あるといいです。
柔らかいものはシボのある革に、普通のものはトアル地など丈夫な生地に、と使い分けるとより効果的です。
4.汚れ落とし:ステインリムーバー
革やトアル地など、表面に付着した汚れを落とすためのものです。
一口に革用汚れ落としといっても色々あるのですが、僕がお勧めするのはコチラのステインリムーバー。
非常に優秀なクリーナーです。ヴィトンに限らず、他の革商品全般に使えます。新旧でパッケージが変わってますが、同じ商品です。
ただし、ヴィトンのモノグラムの一部バッグだと注意が必要です。
持ち手や端に使われてる、ヌメ革(白っぽい革)に使うと、シミになるので注意してください。
5.小銭入れの汚れ落とし:ニューネオクリーナー
財布の小銭入れの中は、結構汚れやすいです。
そこに使えるのが、コチラのニューネオクリーナー
革製品全般に使えるクリーナーなのですが、特にコインによる金属系の汚れはよく落ちます。
ただ、使い過ぎは注意です。
石油系の匂いがキツいので、ちょっとずつ使うことと、他の場所にはあまり使わない方がいいです。
ちなみにクリーニングついても
以前僕が出した動画で徹底解説しています。
ぜひ後でご覧ください。
6.コバ材:フェニーチェ
革の端に処理されてる、以下の写真のような部分に使うものです。
中古品だと、このコバダメージあるものがよく見られます。ハゲてたり、取れてたり、割れてたりとかですね。
で、このコバは、コバ材というものを使うことで補修できます。
ヴィトンにオススメなのがコチラ。
フェニーチェのコバ材、ダークブラウン
これが扱いやすく、色味や質感も近いです。
先ほどのコバの写真は、このフェニーチェのコバ材を使ってうちでリペアしたものになりますが、新品のコバの状態はこちら。
もう全く一緒ですね。
中古だとコバがツルツルしてるものありますが、ほとんどが劣化によるものです。マットな質感が使用してるとツルツルしてきます。
7.パテ材:フィリングペーストorアドベース
コバ材を塗る前に、割れがある部分を埋めるために使います。
一番良いのは、コチラのフィリングペーストというもの。
柔軟性があり、しっかりスキマを埋めてくれます。
ただ、売り切れになってることが多いのが難点です。
なのでその場合は、代用として
コチラのアドベースでも大丈夫です。
柔軟性には欠けるのですが、ここでパテを使う目的は、あくまでちょっとした溝を埋めるためです。部材の役割を担うくらい大きくは使わないため、こちらで代用しても問題ありません。
8.金属磨き:ピカール
ホックなど金属のくすみをとって、ピカピカにしてくれたり
ファスナープルについたサビを取ってくれるものです。
くすみだけ取るのなら、コチラのピカールケアという金属磨きです。
ホックのくすみを取るだけならこちらで十分なんですが、ファルナープルについた写真のようなサビまでは取ることができません。
これを取るための道具が、ピカールネリという粒度の荒い金属磨きです。
これを使うと、サビの後は少し残ってしまいますが、黒いサビを取ることができます。写真の通りです。
使い方は後ほどまとめて説明しますね。
9.金メッキ:めっき工房
金メッキが禿げてしまってる部分を復活させます。
使うのはコチラのめっき工房というもの。
ちょっとお高いです。なので、これから始める初心者の方は、初めはなくてもいいかな、とも思います。
慣れてきて、金メッキ処理できればもっと利益上がるのに、、と分かってきた段階でもOKです。
10.その他:革用接着剤、つま楊枝、綿棒、紙やすり
いろんな場面で使うものたちです。
革用接着剤のおすすめは、コチラのGクリヤーという多機能ボンドです。
速乾性があるためくっつきやすいですし
柔軟性があるため接着した部分が固くなる心配もありません。
さらにはみ出した部分は指で擦れば綺麗に取れるので、失敗もしにくいですし、しかも安い。
紹介のためにAmazonのページを貼っていますが、100均でも売っててそっちの方が安いです。
つま楊枝、綿棒も100均で買えますね。
綿棒は、普通サイズで先端が尖っているメイク用のものと、赤ちゃん用の小さいやつがあると便利です。
紙やすりは目の細かいものを用意しましょう。
主にコバの処理をするのに使います。
おすすめは、スポンジタイプのやすりです。少し高いかもしれませんが、使いやすく強度もあります。
今回必要な道具は以上です。
古タオル、歯ブラシ、つま楊枝、綿棒は家にあるとすると、今日紹介したリペア道具をめっき工房以外揃えても、たった8000円程度です。それでしばらくは活躍してくれます。
ヴィトンの財布1~2個売ればペイできちゃうレベルですね。それなのに受けられる恩恵はでかい。圧倒的コスパの良さです。
では次に、どのようにしてリペアしていくか。
揃えた道具をどう使うか具体的手順を解説します。
✅ Step.1 ブラッシングで細かいチリやホコリを取る
✅ Step.2 ステインリムーバーで汚れ落とす
✅ Step.3 コバの補修
✅ Step.4 ホック磨き
順番に見ていきましょう。
✅ Step.1 ブラッシングで細かいチリやホコリを取る
まずは表面についてるチリやホコリを落としていきます。
中古品って、目に見えないだけで実は結構汚れています。特に革の凹凸に汚れが溜まってるんですよね。
なのでまず初めに、馬毛のブラシや歯ブラシを使ってブラッシングしてあげましょう。この一手間を加えるだけで、後の汚れ落としの効果が全然違ってきます。
女性ならわかる人がいるかもしれませんが、髪洗うのと一緒です。先に髪を一度ブラッシングしたり、お湯でしっかり流して汚れをある程度取ってからだとシャンプーの泡立ちが全然違いますよね?あれと同じです。
(やったことない人は是非試してみてください。違いがわかるはず。)
細かいところに溜まってる汚れは歯ブラシの先端を使いましょう。
✅ Step.2 ステインリムーバーで汚れ落とす
次にステインリムーバーを使い、表面に付着した汚れを落としていきます。
モノグラムやダミエ表面のトアル地には、ステインリムーバーを歯ブラシにつけて、シボの間の汚れをかき出すように磨いてあげましょう。
白いタオル使って拭いてみると「こんなに汚れてたの?!」ってびっくりすると思います。
ぱっと見綺麗な商品を仕入れられたとしても、一度軽く拭いておきましょう。この表面の汚れを取ると、かなり写真映えしやすくなります。
モノグラムだったら、柄がハッキリと映るようになるので印象が全然違うんですよね。
財布の内側など、革素材の場合はタオルなどにステインリムーバーを取って優しく拭きあげるか、シボの間に白く汚れた溜まっているようであれば、毛の柔らかい歯ブラシを使って汚れをかきだしましょう。
またこの工程によって、皮脂汚れも取ることができます。
ベタベタした質感がサラッとしたものになるので、手触りも良くなりお客さん側も嬉しいはずです。
✅ Step.3 ホック、ファスナーなど金属磨き
超カンタンです。
先ほど紹介したピカールを綿棒で取り、金属部分に乗せて優しく擦るだけ。
雑な説明かもしれませんが、ほんとこれだけです。
ホックなどくすみを取りたい場所には、ピカールケアorピカールネリをほんのちょっと
ファスナープルのサビを取りたい場合は、ピカールネリ
と、使い分けましょう。
ネリは粒度が粗いため、やりすぎると金メッキを削ってしまう危険性があります。気をつけましょう。
ポイントは、乾拭きをしっかりとすること。
ピカールは研磨剤なので、磨けば磨くほど綿棒が黒くなっていきます。
これは汚れではなく、削れた金属です。
なので、ほんの少し取って乾拭きをしっかりしてあげましょう。
ちなみに磨き過ぎて不自然なくらいピカピカに仕上げると違和感ハンパなくなるので、やりすぎは注意です。
またメッキが禿げている場合は、ここでめっき工房を使います。
✅ Step.4 コバの補修
ここからはちょっと慣れが必要な部分です。
といっても、練習すればちゃんと出来るようになります。
使うものはボンド(Gクリヤー)、パテ材、フェニーチェのコバ材、
あとコバ材を塗る道具です。これは、綺麗にできればなんでもOKです。
僕個人的なおすすめは、コバローラーという
こういった金属の専用の棒です。
僕はこれが使いやすいと感じたので、サストレの生徒さんにも勧めてみたのですが、、、
どうやら、道具の使いやすさは人によるようです。
他の方だと、つま楊枝、綿棒、割り箸など
人それぞれ使いやすいと感じるものが違いました。
なので、やっていくうちに色々試してみるといいと思います。
ではやり方です。つま楊枝を使うと仮定しましょう。
まずは、下処理からです。
コバ補修において、この下処理が仕上がりのクオリティを大きく左右します。最初にコバ面を綺麗に整えてあげましょう。
やり方はシンプルです。
まず革と革が離れている部分をGクリヤーで接着します。
つま楊枝などを使って、革と革の間にいれてしっかり接着します。
もしはみ出してしまったら、指で擦れば綺麗に取れます。
次に、隙間がある場合はそこをパテで埋めます。
接着しても隙間が出来る場合があったりとか、あとは接着剤が入りこまないくらい細い隙間とか、ですね。
これをパテで埋めていきます。
パテは、使い過ぎ注意です。
今回の目的は、後にぬるコバ材が革と革の間に入り込まないようにするための、ちょっとしたフタの役割ってだけです。
部材を担ってしまうくらい多く使ってしまうと、強度に問題が出るのでやめましょう。
パテで埋め終わったら、ヤスリで軽くコバ面を磨いて
綺麗に整えてあげます。
そして、ここまでやってようやくコバ材を使います。
最初から使ってしまう人もいるようですが、それだとうまくいきませんので気をつけてください。
コバの補修は、下処理が9割です。
コバローラーやつま楊枝の先にコバ材をつけます。
次に、それをコバ面に塗っていくのですが
ぬりぬりするのではなく、乗っけてください。
表面張力をつかって、ちょん、と乗せるイメージです。
ポイントは、つま楊枝をコバに当てないこと。爪楊枝でコバに沿って、表面張力で伸ばしていく感じです。
こするようにコバ材を伸ばすと表面が凸凹してしまい綺麗な仕上がりになりません。
だから、表面張力で伸ばすのが大事ってことです。
もしコバ材がはみ出してしまったら、ステインリムーバーをつかってすぐに拭きましょう。時間が経ってなければ落ちます。
手順をまとめると
Gクリヤーで接着→スキマをパテで埋める→ヤスリで整える→コバ材塗布
この流れです。
いかがでしょうか?
「なんとなく分かったけど…正直イメージしずらいよ」
って思った人もいると思います。
これは文章ベースだと、どうしても伝えられる情報に限界があります。
なので、今回のこのnoteの特典として
『コバのリペア:ノーカット実演動画』
をご用意しました。
状態が悪い商品のコバを、一から処理しています。
かなりイメージしやすくなると思いますので、ぜひご覧ください。
受け取り方法は、このnoteの最後に記載しておきます。
コバが綺麗にリペアできるようになれば、売値に圧倒的な差がつきます。
「コバを制するものは、ヴィトンの小物を制する」
と、僕は思っているくらいです。
ちなみにうちは妻がリペア担当なのですが、もうめちゃくちゃ仕上がりが綺麗です。おかげでライバルと差別化できています。
先ほども載せた写真ですが、
上が新品、下がダメージ商品をリペアしたものです。
ここまで綺麗に仕上げることができます。
でも実は、妻は最初はカッターで紙を真っ直ぐに切ることすらできませんでした。
なので最初うまくできなくても、ぜひ頑張って練習してみてください。
8、売り方 写真撮影
最後は売り方、写真撮影についてです。
ヴィトンを含めた中古ブランド品転売において
この写真の重要度はかなり高いです。
「写真が大事なことくらい知ってるよ」
「そりゃ綺麗な方がいいよね」
と、この程度に思ってる人もいると思いますがそんなもんじゃないですからね。
なぜなら、中古ブランド品は
何度も伝えている通り、状態によって値段が大きく変わるからです。
「同じ値段で買うとしたら、どっちがいいですか?」
と聞かれたら、おそらく多くの人が下だと思います。
だって全然状態が違いますからね。
でもこの2つの写真、同じ商品です。
加工は一切していません。
売値に開きが出て、そりゃ当然ですよね。
さらに言うと、この売り方というのは
仕入れ以上に、利益に大きく影響が出る部分です。
なぜなら
1000円安く仕入れることは難しいけど、1000円高く売ることは売り方でなんとでもなるから。
それに安く仕入れできるかどうかは、オークションでライバルがどう出てくるかの運勝負ですが
売り方に関しては、自分のコントロールでいくらでも改善ができます。
なので重要度が高い、ということです。
中でも大事な写真について、ここでは解説をします。
ポイントはいくつもあるのですが、まず初心者の方に意識して欲しいのが次の3点です。
①マットに、テクスチャをくっきり
②商品の全貌が分かるように
③丁寧に
順番に解説します。
①マットに、テクスチャをくっきり
これは状態を良く見せるための工夫です。
あ、勘違いしないで欲しいので先にお伝えしますが、
ここで言う「状態を良く見せる」というのは「写真詐欺して綺麗に見せろ」という意味ではありません。
多くの人の場合、撮影すると
その商品の良さが60%くらいしか出ないんです。
実物の方が全然良い、という感じですね。
これを、90~100%の精度まで持って来れるようにしましょう
という意味です。
決して、120%にしましょうと意味ではありませんので誤解のないようお願いします。
状態を良くする=新品の状態に近づける
ということですよね。
そして新品の状態というのは、ほとんどの場合
テクスチャはマットでサラッとした質感をしています。
状態を良く見せたい=新品に近づけたい
だから一度お店に行って、新品の商品を確認して欲しいんですよね。
また当然新品だとテクスチャもくっきりして禿げていないので、そう見えるように角度を工夫しながら撮影をします。
これは特に1枚目の写真において重要なことになりますが、必ずしも写真の向きや角度を全て統一する必要性はありません。
その商品が一番綺麗み見える向きや角度を探し、撮影してあげましょう。
新品なら同じでもいいのですが、中古品はどうしても状態に差が出てしまいますので。
同じ商品なのに、ほんの少しの角度で見栄えは全然違います。
最初に比較した黒い商品がまさにいい例ですよね。あれ、少し角度変えただけです。
逆にやってはいけないのが、
テカテカと光が反射して、マットな質感になっていない
ということ。
例えば上記のような写真。
中央上の部分に光源が反射して、テカテカしてしまっていますよね?
そうすると
・LVテクスチャがくっきり見えない
・皮脂汚れっぽく見える
・新品のマットな質感から遠くなる
となってしまい、売値や回転率が落ちてしまいます。
そうならないよう、商品、カメラ、光源の位置関係を変えてみて
・マットでサラッとした質感
・テクスチャがくっきり
という写真を目指しましょう。
②商品の全貌が分かるように
これは2枚目以降の写真についてです。
1枚目の写真は気合い入れて撮ってる人も多いと思いますし、売値に大きく影響することも理解出来ると思います。
確かにそれでいいねなどの反応は取れると思います。
でも実は、売るためには2枚目以降の写真も非常に大切です。
そもそも、1枚目の写真と2枚目以降の写真では役割が違います。
1枚目は購入者の目を引くための「サムネイル(表紙)」
そして2枚目以降は、その商品がどういうものなのか「詳細説明」する役割を持ちます。
そしてなかなか思うように商品売れない人がやってしまっていること
それが、商品の全貌が分からない、ということです。
内部はどうなっているのか?
お札入れに破れはないか?
小銭入れに汚れはないか?
フラップ(フタ)の裏側の革の状態は?
このような、その商品に関する情報が欠けていると
お客さん側は
「あれ、写真ないけどこの部分どうなってるんだろ…?」
と不安に思ってしまい、購入を躊躇ってしまいます。
実際仕入れをしたことがある人だと、このお客さんの気持ちがわかると思います。
あれ、この部分の写真ないけどどうなってるんだろ。おいおいちゃんと載せておいてくれよ、ってなりますよね。
その気持ちは、あなたから商品を買うお客さんも同じだよ、ってことです。
特に忘れやすいのが
・フラップ(フタ)の裏側の革の状態
・金具などディテール
・側面の4辺
この辺りは、うっかり抜けている人が多いです。
この部分を撮る、というようなマニュアルを自分の中で作っておくといいですね。
③丁寧に
とてもシンプルかつ抽象的ですが、印象を大きく左右します。
そのままの意味ですが、丁寧に撮りましょう。
・ピントを合わせる
・商品を写真中央に配置する
・水平垂直を揃える
・小銭入れやお札入れは底まで光を当て鮮明に
・全体の明るさ、色味を揃える
・お客さんが自然と手に取る順番に並び替える
など、項目を挙げるとするとこういったことです。
丁寧に撮らず雑な写真になってしまうと
一気に素人っぽく、つまり不用品販売っぽくなってしまいます。
ヴィトン公式だったら、こんな写真の撮り方するかな?
と、プロの販売者としての意識を持った上でやりましょう。
中古とはいえブランド品です。
取り扱いは丁寧なほうが、その人を信頼できますよね。
この写真に関しては、細かくいえばもっと色々とあります。
ただここで色々と伝えすぎると
「何が良くて何が悪いか分からなくなってきた…」
となってしまう危険性があるので
まずは今回お伝えした
①マットに、テクスチャをくっきり
②商品の全貌が分かるように
③丁寧に
この3つに絞って意識して撮影を進めていきましょう。
本来は繰り返し添削を行うとみるみる上達していくので、サストレの生徒さんたちには行っているのですが、
この場ではどうしても一方通行の文字情報だけになってしまうのがもどかしいところではあります。
終わりに
いかがだったでしょうか?
妥協なく仕上げたい、と思ったらとんでもないボリュームになってしまったので、見切るのも大変だったと思います。
今回はヴィトン小物:完全攻略というテーマでしたが
りサーチ方法や仕入れ先、落札のポイントは他の中古ブランド品でも使えるものです。
なのでぜひ、今回のバイブルを基礎知識にしていってほしいと思います。
最後に、このnoteを見たあなたへ。
おそらく、今回このnoteをここまで見てるということは
「自分で何か稼ぐ方法を身につけたい!」
「ブランド品転売をできるようになりたい!」
という想いだったり、あるいは
「会社を辞めて自由な生活を手に入れたい!」
「起業にむけた足がかりにしたい!」
という方もいると思います。
もしかしたら、稼がないといけない窮地に立たされてる人もいるかもしれません。
当時の僕は、窮地に立たされてました。
独学でカメラ転売に挑戦し、失敗。
1食19円のうどん食べて生活してるレベルの貧乏学生が、一気に大赤字を被ってしまうという事態。
当時は本当に貧乏で。彼女(今の奥さん)にお弁当作ってもらって生活してた時期もありました。
でも、なんとかしなくちゃいけない。
自分の人生は、もっと自由で、楽しくていいはずだ。
そう思い、何か突破口はないかとガムシャラになって行動していました。
貯金を全額叩いて、人生初の自己投資をして物販スクールにも入りました。
仕入れは新しくクレカを作り、支払いにビビりながら購入してました。
まさに「稼ぐか、死ぬか」でした。
この話をすると「怖くなかったんですか?!」とよく聞かれますが、何言ってんですか。
怖かったに決まってるじゃないですか。笑
でも、当時の僕は、うすうす気付いてました。
怖くて、ビビってたところで、なにも始まらない。
何か行動を起こさないと、現状は絶対に変わらない。
だからこそ、あの時勇気を持って一歩踏み出しました。
そして今。
僕は勇気をもって一歩踏み出した未来を歩んでいます。
控えめに言って最高にいい人生になりました。
当時の彼女とは無事結婚し、誕生日に車をプレゼントすることも出来ました。シングルマザーで連れ子2人がいたのですが、その子たちも養えるほどになりました。長女は来年大学受験ですが、その費用も貯まりました。大きな家を建て、家族みんなで暮らせるようにもなったし、年2回は家族旅行にも行ってます。さらに、奥さんとの間に、可愛い息子を授かることもできました。当時の恩返しが出来ているのかなと思っています。
もしあの時、いつもの自分通り、ビビって何も初めてなかったら…
と思うと、ゾッとします。
長くなりましたが、僕が最後に伝えたい一言。
『行動することでしか、僕らの未来は変わらない。』
このnoteをみて終わり、ではなく
ぜひ実際に行動に移し続けて
あなたの理想の未来を叶えるきっかけにしてほしいと、心より願っています。
最後までこのnoteを読んでくれた方限定のプレゼントをご用意しました!
プレゼント①:『コバのリペア:ノーカット実演動画』
ヴィトンの小物で大きな差がつくコバのリペア方法を、一からノーカットで動画にしました。今回のnoteとこの動画を繰り返し見てもらえば、コバのリペアはみるみる上達していくはずです。
プレゼント②:『金メッキリペア 方法めっき工房の使い方』
めっき工房を使って、実際に金メッキをしてるところを動画にしました。
写真のように、見栄えが全然違ってきますのでぜひマスターしてください。
プレゼント③:【重点図解集】ルイヴィトン小物 完全攻略
今回のnoteの内容のうち、重点をまとめた図解集です。
要点をスピード復習することができますし、最初に解説した商品知識の部分は辞書のように使うことも可能です。
ぜひ役立ててください。
プレゼントの受け取り方法についてです!
✅Step1. 感想の引用ポスト 🎁【期間限定】無料プレゼント🎁
このnoteをリリースした𝕏の投稿に、今回の感想を書き込んで
引用のリポスト(引用ツイート)をしてください。
(今回かなり長いので、途中でもOKです!)
こちらの投稿です↓
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一撃で5,000~10,000円の利益が出る方法をまとめた
【2024年最新】
ルイヴィトン小物:完全攻略バイブル
ついに公開します。
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完全無料なのに
⭕️50,000文字超えのボリューム
⭕️図解40枚… pic.twitter.com/UUNpp1KiQL
✅Step2. スクショを送信
引用リポストした画面をスクショして、noteを受け取った際の公式LINEへ送ってください。一人一人個別に確認させていただきます。
✅Step3. 特典を受け取る
確認ができましたら、個別に特典をお渡しいたします!
配布期限は、1月いっぱいまでとさせていただきます。
リポストは全て拝見させていただいて、今後のコンテンツ制作や情報発信の参考にさせていただきます!
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