Bitnami環境のワードプレスにおけるhtaccess

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自動化博士
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今日はBitnami環境のワードプレスにおけるhtaccessを解説するぞい。

Bitnami環境のhtaccessは特殊である

まずはじめにBitnami環境では.htaccessは特殊な場所にあります。その運用方法も「普通」とは異なります。

まず基本的にOverrideがオフにされています。ですので、ワードプレスのファイルが入っているディレクトリにあるhtaccessは無効化されます。ここに注意してください。

AllowOverride Allとしてhtaccessを有効化する

ひとつの方法として、AllowOverride Allとして、htaccessを有効化すると言う方法があります。これのメリットはいままで非Bitnami環境で構築されていたワードプレスの.htaccessを転用しうるということがあります。

注意点も先に書きます。ただし、この方法はBitnami側からは非推奨とされています。Bitnami側でhtaccessを制御した方がセキュリティー的に堅牢だということが、そのおおまかな理由と言えます。

この方法で.htaccessを有効化する場合には次のファイルを変更してください。

/opt/bitnami/apache2/conf/vhosts/wordpress-https-vhost.conf

あるいは古いバージョンではこちらの場所に変更箇所があることもあります。

 /opt/bitnami/apps/wordpress/conf/httpd-app.conf

変更内容ですが、下記で始まるDirectory内のAllowOverrideをALLとしてください。

<Directory "/opt/bitnami/apps/wordpress/htdocs">
#省略
    AllowOverride All
  ~~

これで従来通りの.htaccessが利用できるようになるはずです。

推奨される方法

ただし、前述の方法はBitnami側からは非推奨です。それを利用するかどうかは個々人で判断していただく事項かと思いますが、Bitnami側から推奨される方法も記します。

Bitnami側から推奨される方法は以下のconfファイルに記述する方法です。

/opt/bitnami/apache/conf/vhosts/wordpress-https-vhost.conf

このファイルがvirtual-host上のワードプレスとつながっており、.htaccessを記述するのと同様の効果を得ることが可能となります。

まとめ

2つ方法がある。オーバーライドをallにするか、bitnami側のconfファイルを編集するか。

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