東京・足立区の夫婦遺体遺棄 前から刺されたような複数の傷
東京・足立区の住宅の床下に50代の夫婦の遺体を遺棄したとして30歳のフィリピン人の女が逮捕された事件で、夫婦の遺体には上半身を中心に前から刺されたような傷が複数あったことがわかりました。
この事件は、今月16日から行方不明だった自営業の高橋徳弘さんと妻の希美江さんの遺体が足立区にある自宅の床下から見つかったもので、警視庁は19日未明、夫婦の遺体を遺棄したとして、フィリピン国籍のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者を逮捕しました。
モラレス容疑者は夫婦と同居していた息子と以前交際していて、夫婦とも数年前から知り合いだったということです。
また、その後の捜査関係者への取材で、夫婦の遺体は洗面所の床下にブルーシートに別々にくるまれた状態でみつかり、上半身を中心に前から刃物で刺されたような傷が複数あったことがわかりました。
警視庁は夫婦が死亡した経緯についても調べるとともに、他にも関与した人物がいる可能性があるとみて捜査しています。