去年12月30日に大阪府岸和田市の府道で軽乗用車を飲酒運転し親子2人を死傷させたとして、30歳の男が逮捕されました。

 危険運転致死傷の疑いで逮捕されたのは、岸和田市の会社員・岩井拓弥容疑者(30)です。

 警察によりますと、岩井容疑者は去年12月30日、岸和田市小松里町の府道で軽乗用車を飲酒運転し対向車線脇の路側帯を歩いていた親子2人に突っ込み、母親の大久保春江さん(82)を死亡させたうえ、50歳の息子にも重傷を負わせた疑いです。

 息子は目が不自由で、白杖をついて歩いていたということです。

 警察の取り調べに対し岩井容疑者は、「酒は飲んだが事故を起こした記憶がない」と容疑を一部否認しています。