2次避難するよう輪島市長が住民を直接説得
石川県では、今も15地区で415人が孤立しています。断水はおよそ5万5000戸に上り、1万6742人が避難所での生活を強いられています。
健康面を考えれば、生活環境が整っている別の町に2次避難した方がいい。輪島市の坂口市長は避難所を訪れ、一旦、市から離れるよう住民を直接説得しました。

輪島市 坂口茂 市長
「水とかちょっと長引くので」
住民
「結構かかる感じですか?」
輪島市 坂口市長
「3か月以内には何とかしたいと思っていますけど」
「どうしても長引くので、病気のことを考えたら一旦(市の)外に出て、いい環境の方で」
住民
「限界かなと思ってます」
輪島市 坂口市長
「病院も体調を崩された時、なかなか十分な対応はできない」
こちらの男性はこの取材の翌日、別の町へ2次避難するそうですが、未だに行き先が告げられていないといいます。
「(Q.どちらへ二次避難される)分からない。県の人の考えは分からん。(Q.説明がない)全くわからん。県外なんか県内なんか。『県のバスに乗ったら行き先を話します』ってわけわからん。どこか全く分からん、県外かも」
