9月26日 甲信越地方某所
今季最後の樹液採集
今年は6・7・8月に数回出撃したものの全て不発でしたが
2014年の9月下旬に1♂採集したことを思い出し
最後の挑戦をしてみました。
第1ポイント…前年2♂採集した場所で
冬に♀の死骸も見つけているので
最も期待出来るポイントです…

最初見たときは今日もダメか~と思ったのですが、
低い位置の樹皮捲れの隙間をよく見たら
見覚えのある点刻線が…

だいぶ擦れた個体でしたが
今年も樹液で採れました。
(この♀は後にリリース)
下の捲れに1♀ということは
上のほうにもいるのでは…?と思い
下側からよ~く覗き込んでみたところ…

捲れの奥に何かいる…?
足が見えた瞬間、オオだと確信しました。
4~5mラインなので梯子を持ってきて捕獲にかかります。
位置的にピンセットで掴み捕るのは難しかったので
掻き出し棒で突いたところ、すぐに動いてくれましたが…
勢い余って落下…(前年と同じ)

すぐに拾いに行き捕獲に成功しました。
(下の地面に草等が少なくて良かった)
58mmくらいの中歯としては最大クラスの個体です。
大アゴ先端に少し摩耗が見られるので
真新しい個体ではなさそうです。
8月にはいなかったと思うので
どこからか移動してきたのでしょうか…?

裏にはダニが結構付いてます。

♂がここにいて下の捲れに1♀いたということは
奥にもう1♀いる?
よく見ると♂のいた更に奥の隙間に
何かいるのが見えました。
まあ、♀で間違いないでしょう…

これも突いたら即落下…(笑)
まあ、無事に拾い上げましたが。
32mmと今まで採集した♀の中では最小ですね。
このくらいのサイズのほうが野生個体っぽくて良いですね。
いきなり採れてしまったので
これで終了…でも良かったのですが、
まだチャンスありそうな予感がしたので
次のポイントへと移動します。

第2ポイント…
3年前に1♂採集したポイントですが、
コクワのみ…

第3ポイント…ノコ発見

樹皮捲れの中にいたので
一瞬???と思いましたがノコでした(笑)

第4ポイント…コクワのみ
第5ポイント…
3年前に1♂発見も捕り逃した場所
最初に見たときは樹洞の付近にコクワが付いていて
その奥にも何かいるのが見えたのですが、
どうせコクワだろうと思ってました。
しかし、外にいたコクワが樹洞の中に入ろうとしたら
すぐに追い出されて外に出てきたので
なんだろう?と思ったら…

!!!!!?
なんとオオ♂が姿を見せているではありませんか~
(画像左上に写っているのは追い払われたコクワ♂です)
これは3年前の雪辱を果たすためにも
なんとしても捕まえねばと思い捕獲にかかりますが、
ここからが大変でした…
この位置、斜面に突き出た場所なので
正面からだと手が届きません。
手前が斜面になっているので梯子も設置出来ないので
まずは木に登って上側から見えるか確認しますが、
上側からは全く見えない位置でこれも断念…
そうなると横側から手を伸ばすしかないのですが、
隣に生えている細い木を足場にして
ギリギリ手が届く位置です。
しかも暗くなってきたのでライトがないと見えませんが
片手しか使えない位置なので苦しいです。
(片手は木を掴んでないと自分が転がり落ちる)
そのため、ライトを照らしながら
ピンセット等で抑えることが出来ず
相当苦しい戦いに…
仕方がないので手探りで
樹洞に指を突っ込んで大アゴを引っかけて
取り出そうとしますが、なかなか動いてくれません…
しかも、ちょっと奥に引っ込んでしまい苦しい展開に…
傷付けたり落としたりする事を警戒して
慎重に引きずり出そうとしますが
とにかく見えない位置なので苦しい…
それでも最後は少しづつ手前に動かして
大アゴが掴める位置に来たところで
掴んでゆっくりと引っ張り出しました。

発見から捕獲まで2時間近くを要する死闘の末、
採集に成功した中歯型53mm
3年前の無念を晴らす、
今までで最高の樹液採集となりました。
これで思い残すことなく今季の樹液採集は終われます。
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