遺伝子組み換えで作り出された「光る熱帯魚」を違法に飼育した疑いで、熱帯魚店経営者の夫婦が逮捕された。
照明を当てられ、黄緑色に光る魚。
「ベタ」と呼ばれる熱帯魚の一種で、遺伝子組み換えされたもの。
「光るベタ」を飼育し販売したカルタヘナ法違反の疑いで逮捕されたのは、熱帯魚店経営者の武田英彦容疑者(66)と妻のタケダ・ソムポーン容疑者(56)。
警視庁によると、武田容疑者らはタイから遺伝子組み換えされたベタを密輸し、「ネオンベタ」という商品名で、高いもので1匹3万円の値段で販売していた。
「カルタヘナ法」では、生態系に影響を及ぼすことから、遺伝子の組み換えをした生き物の飼育などが禁止されている。