遺伝子を組み替えられた“光る熱帯魚”をタイから輸入し、未承認で飼育したなどとして、熱帯魚店経営の社長とその妻が逮捕されました。

カルタヘナ法違反の疑いで逮捕されたのは、熱帯魚店経営会社の社長・武田英彦容疑者(66)と妻で店長のタケダ・ソムポーン容疑者(56)で、去年6月、東京・江戸川区の熱帯魚店で、遺伝子が組み替えられ緑色に光る「ベタ」という熱帯魚10匹を飼育した疑いがもたれています。

警視庁によりますと、武田容疑者らは去年5月、タイから16匹を輸入し「ネオンベタ」と名付け、1匹あたり最高3万円で販売していたということで、取り調べに対し2人は容疑を認めているということです。

また、この店で「ネオンベタ」を購入し飼育したなどとして、千葉県や大阪府の男女5人も書類送検されています。