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新章開幕!~家康は天下をめぐる大きなうねりの中へ~

前回(第13回)では、徳川家康は将軍・足利義昭に謁見、室町幕府の末席に加わり、初めて日本や天下を意識しました。三河を平定するのに精いっぱいだった家康が、今後は天下をめぐる大きな争いに巻き込まれていきます。金ヶ崎の戦い、姉川の合戦、そして三方ヶ原の戦いはこれまで大河ドラマで描いたことがない圧倒的なスケール感で、家康・信玄の直接対決を描きます。その後も大岡弥四郎事件、長篠設楽原の戦い、築山事件、武田討伐、本能寺の変、伊賀越えと歴史イベントがめじろ押し。戦国時代のど真ん中を家康とその家臣たちは駆け抜けていきます。

これからの家康の「どうする」は、ひとつひとつの判断が、国や家の運命を左右する、多くの命に関わるとてもシビアなものになっていきます。まさに人間・家康の成長が試される、新たなフェーズに入ります。
足利義昭(古田新太)や明智光秀(酒向芳)、浅井長政(大貫勇輔)といった新キャストも続々登場。家康が今まで遭遇したことがない、個性あふれたタイプを意識して出演をお願いしました。また、子・信康(細田佳央太)、井伊直政(板垣李光人)、武田四郎勝頼(眞栄田郷敦)、五徳(久保史緒里)、亀姫(當真あみ)と次世代を象徴する役柄を、今をときめく旬なみなさんに演じていただきます。今後も秀吉の家族や家臣たち、真田などの有力武将の登場が控えています。
「試練は乗り越えるものにしか、与えられない」という言葉のように、家康の人生は試練と決断の連続。ますますスケールアップしていく「どうする家康」に、どうぞご期待ください。

制作統括 磯智明チーフ・プロデューサー

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