【独自】孤立集落 #全住民避難 の現実…議員が説得し住民決断
金沢市が、輪島市・南志見地区から255人を受け入れ
石川県議会の吉田修議員が発案
「避難所の環境を見た限り、あと3日でも1週間でも10日でもあの状態でおいておくことができない」
▼被災者の間で意見が割れるも説得
避難者
「“ライフラインの復旧はGWが過ぎてもお盆が過ぎても分からない。確約できるか分からないから全員避難にふみ切りますよ。県庁での話し合いがそうなった”という言い方」
避難者
「“絶対行かない”という人はいて、“自分の財産があるのに”“家がある”とか、“俺はここに生まれたからここにいる”“建てて間もない立派な家がある”そういう理由を言う」
石川県議会 吉田修議員
Q.どういう言葉で説得?
「“最終的には個人の判断で決めてください。でも私の立場から、金沢から能登を見た状況では、これ以上ここでお住まいになっても生きていける保障はありません。ある意味、命がかかっている状況下で協力をお願いできませんか”と」
▼“命令に近い”と受け止めた人も
避難者
「“この地区は閉鎖して金沢へ引っ越すよ”と。これはある種、選ぶのではなくて“移動する命令”に近いものが、9日の夜にあった」
避難者
「水も電気も出ないところにおっても、ひと月やふた月なら我慢できるけど、1年も2年も我慢できない。“避難が正しい”と思ったから従った」
#報ステ
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