現在、救助最優先で対応するとともに、陸・海・空のあらゆる手段を総動員し、被災地の避難所から、1.5次避難所(いしかわ総合スポーツセンター)や2次避難所(ホテル・旅館)、金沢市に昨日開設いただいた避難所への移送を急いでいます。
こうした中、外浦の国道249号や県道輪島浦上線については、国にも被害状況を確認していただきましたが、今後当分の間は、復旧の目途が立たない状況です。
例えば、これらの沿線にある輪島市の西保地区や鵠巣地区といった孤立集落には、現在も多くの避難者が取り残されており、連日、自衛隊の皆さんに、生活に不可欠な物資を搬送いただいています。
しかしながら道路の復旧の目途が立たず、集落の孤立状態が長期化することが判明した以上、災害関連死を防ぐためには、集落の避難者を丸ごと金沢市以南の避難所に移送することも考えなければならない時期にきていると判断し、今日は、輪島市をはじめとした被災地の首長の皆さんに、孤立集落等の2次避難に向けた現状、課題、今後の方向性について、お考えをお聞きしました。
会議では被災地の首長の皆さんからも、現地からの2次避難がとにかく重要であるとのご意見をいただきましたので、今後は
①被災地の避難所からの1.5次避難所・2次避難所等への移送
②孤立集落で避難されている皆さんの移送
という、2つの面からの取り組みを加速することとします。
特に、医療ニーズが高い方、妊産婦、乳幼児、介護・障害福祉サービス受給者や、75歳以上の高齢者については、皆さんの命と健康を守るために、積極的な2次避難を検討していただきたいと思います。
さらに次の段階として、被災者の応急的な住まいを確保するため、明日12日には輪島市・珠洲市で応急仮設住宅を着工するとともに、みなし仮設住宅、公営住宅への入居のマッチングも開始しています。
日々刻刻と現場のニーズが変化し、新たな課題が発生する状況にありますが、国・県・関係団体の総力をあげて、スピード感を持ちつつも、きめ細かな対応をしてまいります。
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