個人情報が保存されたUSB メモリの一時紛失について

令和5年(2023 年)12月25日

個人情報が保存されたUSB メモリの一時紛失について

令和5 年(2023 年)12 月8 日(金)、本校教員が個人情報を保存したUSB メモリを一時紛失しました。当該USBメモリは、3日後の12月11 日(月)に、別の教員によって本校の教職員駐車場で発見されました。なお、本日までにこの情報流出による被害の報告はありません。
該当する方々には、ご迷惑、ご心配をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。このような事態を招いたことを重く受け止め、今後、個人情報の取り扱いには厳重に注意し、再発防止に努めてまいります。

1. 事案の内容
令和5 年(2023 年)12 月8 日(金)、本校教員が個人情報を保存したUSB メモリを紛失しました。当日夜に本人が紛失に気付き、心当たりを探しましたが見つからず、本校には報告をしていませんでした。12月11日(月)8:20頃、別の教員が本校の教職員駐車場で拾得したことで事案が発覚しました。USBメモリに保存された内容を確認したところ、本校の学生、保護者、教員に関する個人情報(氏名、生年月日、電話番号、メールアドレス、テスト成績等)が記録されていました。紛失したUSBメモリには、パスワードが設定されていませんでした。

2. USBメモリに保存されていた情報
氏名、生年月日、電話番号、メールアドレス、テスト成績等 延べ2,744件
(1)本校学生に関するもの 1,207人分
(2)本校学生の保護者に関するもの 446人分
(3)本校教員に関するもの 12人分

3. 対応
個人情報が流出した方に対して、個別に内容報告とお詫びを行いました。
また、USBメモリを紛失し、その報告を怠ったことについて、当該教員を厳重注意処分としました。

4. 個人情報等の機密情報の取扱いについて
学校法人近畿大学では、令和5 年度(2023 年度)から、教職員に対してUSB メモリの利用を原則禁止としています。やむを得ぬ事情で使用する場合には、事前に申請を行ったうえで、暗号化機能や生体認証機能等を利用するようガイドラインで定めています。しかしながら、今回の事案では利用申請がされておらず、パスワードも設定されていませんでした。

5. 再発防止策
今後、このような事態を招くことがないよう、下記のとおり取り組んでまいります。
(1)USBメモリ等の可搬型記憶媒体の原則利用禁止の徹底
(2)個人情報を含む資料へのパスワード設定の徹底
(3)個人情報の管理に関する講習会の実施
(4)法人として実施する情報セキュリティ研修での事例共有

【本件に関するお問い合わせ先】
近畿大学工業高等専門学校
TEL:0595-41-0111
E-mail:jimubu@ktc.ac.jp

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