今回は、同じジムビームのハイボール缶なのに異なる2つの製品を飲み比べます。
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ジムビームハイボール

サントリーが販売するジムビームのハイボール缶のスタンダードであり、大半のコンビニ、スーパーなどで購入できるものになります。

ただ、ジムビームと炭酸水で構成されているわけではなく、スピリッツ、レモン果汁、酸味料、糖類が加えられて、レモンハイボールでもない、カクテルに近い構成になっています。

バーボンハイボール ジムビーム

こちらは同じくサントリーが販売するものの、セブン&アイ限定となります。

異なる点としては、ジムビームと炭酸水のみで構成されている点です。
つまりはジムビームの香りと味を堪能してほしいという狙いなのでしょう。

テイスティング

まずジムビームハイボールは、レモンからの香りが先にやってきて、バーボンならではのメロン、接着剤、ナッツの香りは抑えめです。

味わいは、レモンの酸味が目立ち、奥からほろ苦さと甘さが追いかけてくる印象です。

いっぽうでバーボンハイボール ジムビームでは、バーボンならではの接着剤、メロンを思わせる香りが先にやってきて、ヨード、ブドウ、リンゴの香りが続きます。

味わいは、ほろ苦さが先行するものの、後からじわじわと甘みが広がってきます。

純粋なウイスキーソーダは評価できる

一般的に売られているジムビームハイボールは、居酒屋やファストフードを食べながら飲むにはちょうどよく、レモンの酸味も強くはなく、程よいさっぱり感があります。

いっぽうでバーボンハイボール ジムビームは、純粋にハイボールとして飲めるようになっていて、ジムビームが好きな人や、しっかりハイボールにしたときの味や香りを堪能したい人に向いているでしょう。

わざわざジムビームのボトルと炭酸水を買って2000円近い出費をするのが無駄に感じる人にもいいでしょう。