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再生可能エネルギーの発展と地域循環型社会に貢献する
ワタミエナジーでは、事業活動で発生する環境負荷を可能な限り低減する環境活動に取り組んでいます。風力や太陽光など、再生可能エネルギーによる発電と販売、地域電力立ち上げ支援を通じた電力の地産地消に取り組み、それぞれの地域において資源やエネルギーが経済的に循環する「持続可能な循環型社会づくり」を目指しています。
再エネ100プラン「RE100 」・「再エネ100宣言 RE Action」の達成を支援
ワタミエナジーは再生可能エネルギー100%の電力を提供することにより、「RE100」と「再エネ100宣言 RE Action」の達成を支援しています。
ワタミエナジーが提供している「再エネ100プラン」は、「RE100」の再エネ調達基準に準拠しており、使用する電力を実質的に再生可能エネルギー100%の電気にします。今後もみなさまと一緒に気候変動問題の解決に寄与して参ります。 「再エネ100プラン」にご興味のある方は是非ご連絡下さい。
「再エネ100プラン」詳細
2020年11月に再生可能エネルギー普及に寄与するため販売を開始したプランです。
「再エネ100プラン」をご利用のお客様が使用した電力量と同量の環境価値を使用し紐づけています。
環境価値には発電場所がわかる再エネ指定の非化石証書(トラッキング付)を使用しています。
これを使用することにより、使用する電気が実質的に再生可能エネルギー100%になり、電気の使用により発生するCO2が実質ゼロになります。
このプランの利用者には、当社が作成した「実質再エネ100%証明書」を配付させて頂いております。
再生可能エネルギーの取り組み
1.風力発電
概要
所在地:秋田県にかほ市”風民”・秋田市・由利本荘市、全3機
設備容量=1機につき約2,000kW
タワー高さ=80m
最高高さ=120m
2.太陽光発電
ルーフソーラーの概要
所在地:相模原・日高・東松山・丹波・岩国・関西の全6機
合計設備容量=897.2kW
3.バイオマス発電
概要
所在地:大分県臼杵市
設備容量=45kw
でんきの売上の1%は、100年後の地球環境へ
電気の供給を「ワタミの電気」に切替えていただくと、地球上の再生可能エネルギーとして発電される割合を増やすことにつながります。ワタミエナジーでは、風力発電や太陽光発電などで発電される割合を増やすべく電力事業に取り組んできましたが、地球の気候変動の抑制に貢献し、持続可能な再エネを利用した循環型社会を目指していくことを考えると、現状ではまだまだ不十分です。
そこで、ワタミエナジーでは、100年後の地球の姿を思い、売上の1%※を再生可能エネルギーの開発に投資する仕組みをつくりました。お客様とともに、着実に再エネによる発電量を増やすことで、地球が直面している気候変動の問題の解決に取り組んでいきます。
電気の販売
エネルギー見える化の取り組み
ワタミエナジーでは、WEBで30分単位の電力データをグラフで見ることができ、1日のおよその電気料金がメールで届きます。また、高圧のご契約をしていると、契約電力を超えそうな場合にメールでの連絡も行っています。これにより、日々の節電・省エネルギーに取り組むことができます。
コミュニティ応援電力
ワタミエナジーでは、電力を通じて、様々なコミュニティを応援するために、電気代の一部を寄付する電気プランや新しいプランを考えています。今後もコミュニティと協力し、そのコミュニティがより良い環境になるための応援を行うことを目指しています。
「フローレンス応援電気」
ワタミエナジーでは、「認定NPO法人フローレンス様」と協同し、電気代の一部を寄付する、寄付型の電気「フローレンス応援電気」の販売を行っています。
「学校応援電力」
ワタミエナジーでは、地域の学校と協同し、電気代の一部を学校に販売協力金としてお支払いさせて頂く、「学校応援電力」の販売を行っています。
フローレンス応援でんきについて
「フローレンス応援でんき」をつくろうと思ったきっかけは?
電力事業、電気の販売に携わる中で、社会貢献とビジネスと環境貢献が両立できる仕組みがないかと考えていました。さまざまなNPO団体や福祉施設等で働いている方々と出会っていく中で“認定NPO法人フローレンス”さんと出会いました。15年前から始められた事業なんですが、病児保育、ひとり親支援や貧困家庭に対してSNSを駆使し社会にまずは知ってもらうこと。そして団体が小規模な保育所がないなら自分たちでつくってしまうなど積極的に取り組んでいて現在では、569名(2018年度)のスタッフさんがいて、なおかつ寄付や事業収益等合計で26億円もあがっているという実績と行動力に驚きました。
ですが、それでさえまだ子供を預かるところが少ない、貧困でお子さんを預けられない、虐待の報告は減っていないとかそういった日本の社会問題はまだ無くならないなという事実にもショックを受けました。
そこで、ワタミも支援やお手伝いする事でもっと活動を広げ、社会問題に対して行動したいという思いから、フローレンスさんに去年(2019年)企画のお話をさせていただきました。
今回のご提案が最初の出会いだったんですね。
はい、詳しくお話をお聞かせください、という連絡をいただけたので、そこからスタートしてフローレンスさんについていろいろと教えていただきました。
子どもがいるから働けないとか、そういったハードルを下げられるお手伝いが出来たら、未然に防げたら、ワタミとして凄い活動になるなと思っています。
社会にはいろいろな課題や問題があるけれど、それらを解決して働きやすい社会に変えられたらいいなと思っています。
『フローレンス応援でんき』は、加入してくださった応援企業が負担無く支援できるというのはいいですね。
メリットですね、毎月必ず支払う電気代から、育児や社会問題で笑顔を取り戻せる家庭がでてくるかもしれないですし、無理なく続けられます。
環境に対しても配慮が出来るし、会社の経費もちょっと削減でき、経費を無駄なく利用できます。
フローレンス応援でんきの概要を教えてください。
支援者の契約電力1kW(10アンペア)につき50円寄付されます。例えば、40A(アンペア)だったら毎月200円がフローレンス様に寄付されます。例えば、3,000円寄付して頂くと恵まれない妊娠をしてしまったなどの問題を抱えた女性が無料相談の電話が出来たりします。
メリットが多いですね?
メリットだらけなんですけど、個人ではなく企業向けのサービスなので。
そのメリットを企業の方が良いなと思えるように、今後サービスを改善していこうと思います。
例えば、会社として寄付をしていただくのであれば、その会社の女性社員の方にフローレンス様の保育のサービスを受けられる。お子様のいる家庭に「ワタミの宅食」のお弁当・お惣菜をお届けするなどご案内できれば、スタートアップの会社や女性社員の働き方をサポートしたい会社、育休をとるパパを支援したい会社、などなどそんなお手伝いが出来たら良いなと思っています。
フローレンス様も当社もお客様も皆が喜ぶ関係が出来上がればと。
他に今後やりたい事はなんでしょうか?
沢山の方に社会貢献や環境保全の活動を知ってもらいたいです。
ワタミエナジーの電源構成比
再エネ100プラン
弊社の電力プランで使用した電力量(kWh)に環境価値証書のトラッキング付非化石証書を付帯し、実質的に再生可能エネルギー100%の電気を供給するプランです。RE100やCDP、SBTなどの報告に使用できます。ゼロエミ価値(CO2ゼロ価値)も有しており、プランの適用となる使用電力量のCO2排出は実質ゼロで算定することが可能となり、お客さまのCO2排出量の削減にご利用いただけます。また、その他契約の高圧電力の契約、市場連動型プランにも適用可能です。プランのご利用者様には証明書の発行も行っております。
通常プラン
基本料金単価と従量単価が固定型のプラン(2部料金制)です。
多くの電力会社が採用している最も一般的な電気料金プランです。契約しているプランごとに単価が固定で定められており、その単価と当月の燃料等調整費、再エネ賦課金に電気の使用量を乗じることで電気料金が決まります。
市場連動型プラン
日本卸電力取引所(JEPX)の市場価格に連動して単価がきまるプランです。他プランで適用される燃料等調整費は発生しません。
市場価格は前日に30分ごとの単価が公表されるためて、安い時間帯に電気を使用することで、電気料金を抑えることが可能です。また、環境価値証書を付帯し、実質再エネ100%にすることも可能です。
(※1)この電気を調達する費用の一部は、当社以外のお客様も含めて電気の利用者が負担する賦課金によって賄われています。また、非化石証書を使用していない部分は再生可能エネルギーとしての価値やCO2ゼロエミッション電源としての価値は有さず、火力電源などを含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として扱われます。
(※2)この電気には、水力、火力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギーなどが含まれます。
(※3)インバランスや他社から調達している電気の一部で発電所が特定できないもの等が含まれます。
注1 弊社は再生可能エネルギー100%の電気を供給するプランを一部の需要家に販売しており、表示されている非化石証書の電源構成割合(外枠)は、全販売電力量のうち、再エネプランの販売電力量の非化石証書使用量を含んだ割合です。
注2 算定期間は令和4年4月1日~令和5年3月31日です。
当社の調整後CO2排出係数(2022年度実績)再エネ100プラン:0kg‐CO2/kWh
再エネ100プラン以外:0.375kg‐CO2/kWh
再エネ100プラン以外:0.375kg‐CO2/kWh
新規・切り替えをお考えのお客様
Q&A
これまで電気を売る会社は地域ごとに一つと決まっていましたが、2016年4月1日から、 家庭を含むすべての電気を使う人が電力会社や料金メニューを自由に選べるようになりました。
電気の切り替えによる停電のご心配はございません。電気は生活に不可欠なものであるため、今までどおりお住まいの地域全体で需要と供給のバランスが維持されます。仮に小売電気業者が十分な電力を調達できなくても、お客様への供給は止まらない仕組みになっています。
電力の自由化後は、各小売電気事業者において料金メニューの設定が可能になるからです。
初期費用はかかりません。既存の電力会社からの切り替え時、スマートメーター*1の取り付けを行います。取り付けはワタミエナジー株式会社から連絡を受けた一般送配電事業者*2が行います。原則お客様の費用負担は発生いたしません。
*1 スマートメーター | 遠隔で検針が可能な電力量計 *2 一般送配電事業者 | 電気の送電を担当する事業者で自由化後の旧一般電気事業者(北海道電力、東北電力、北陸電力、東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力)の送電部門です。
新しい電線は引かれません。
切り替え後も既存の送電線・配電線を経由して電気は届けられます。
契約は電気を使う場所ごとに結びますので、同じ家に住んでいる場合は別々の電気の契約を結ぶことはできません。
引き続きこれまでどおり一般送配電事業者、若しくは一般送配電事業者から調査業務の委託を受けた登録調査機関によって行われます。
お客様ご自身での連絡は不要です。現在契約している電力会社様への解約手続きはワタミエナジー株式会社にて行います。
お気軽にお問い合わせください
でんきの受付窓口
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