Record China 2010年3月1日(月) 15時54分
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1日、中央大学非常勤講師の水谷尚子氏が北京空港で入国を拒否された件について、日本のメディアが大きく報じていると中国紙が伝えた。写真は亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長が80年代にウルムチ市内に建てた「ラビアビル」。
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2010年3月1日、中国紙・環球時報は、中国から海外に亡命したウイグル人活動家の研究などに取り組む中央大学非常勤講師の水谷尚子氏が先月27日、北京空港で中国当局に入国を拒否された件について、日本のメディアが大きく報じていると伝えた。
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記事によれば、28日付朝日新聞は、水谷氏は北京空港に到着後、機内放送で1番先に降りるよう求められ、その後、入管当局に入国拒否を告げられた、と報道。また、同氏は昨年7月に亡命ウイグル人組織「世界ウイグル会議」のラビア・カーディル議長来日の際、身元保証人になった人物で、日本の「ウイグル独立派」勢力のため、積極的な活動を展開。同氏が中国を訪れるのは5年ぶりで、今回は15日以内の滞在であればビザ免除になる制度を利用し、新疆ウイグル自治区などを回る予定だったと紹介した。
記事は次に、読売新聞の報道を紹介。それによれば、水谷氏は「中国を追われたウイグル人」などの著書があり、昨年7月に騒乱のあった同自治区を訪ねたり、北京で同自治区に関するノンフィクション作品を執筆予定の作家と会ったりする予定だった。中国政府が日本人の入国を拒否することは異例で、それだけウイグル問題に神経を尖らせている証拠だと報じられた、と記事は伝えた。
記事はまた、日本の中国問題専門家が匿名で「中国政府がこのような措置を取るのは理解できる」と話したと報じた。中国側にとって、カーディル議長の行動は中国を分裂させるもので、カーディル議長を支持することは中国の分裂を支持することにつながる、自国の分裂を願う人物を入国させる国はない、というのがその理由だという。(翻訳・編集/NN)
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