事前に知っておけば怖くない!フィリピンの入国審査を流れや質問項目、回答例をご紹介

フィリピン 入国審査

photo by:Kim David / Shutterstock.com

こんにちは!フィリピンのセブ島に留学したことがあるモリキです。

「フィリピンの入国審査ってどんな感じなんだろう……」

と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。

フィリピンの入国審査で、特殊なことはしません。パスポートや質問を通して「入国条件を満たしているか」「不法滞在の可能性はないか」などをチェックされるだけです。

とはいえ、具体的な入国条件や審査官からの質問は、なかなかわかりにくいですよね。

そこで今回は、入国審査とは、フィリピンの入国条件、フィリピンへ入国する流れ、出入国カードと税関申告書の書き方、入国審査でよくある質問、乗り継ぎの注意点を解説します。

初めてフィリピンに渡航する方は、この記事を参考にしながら入国審査の流れをつかんでくださいね。
本記事は2022年12月時点での情報に基づいて作成しています。コロナ禍での入国条件などは変わりやすいため、渡航に向けて準備を進める際には別途最新情報をご確認ください。

【留学行くか迷っているなら、まずはLINEで相談!】

LINEで留学のプロに無料相談

いつかは留学へ行ってみたい。そう思ったのは何度目のことでしょうか?
スクールウィズのLINE相談なら下記のメリットがあり、留学の検討が一気に前に進みます。

1. 自分が留学するべきか、どうすれば留学できるかがわかる
2. 留学の不安や疑問など、気軽に相談・質問できる
3. 自分にピッタリな留学先やプランが分かり、準備をスムーズに進められる

いつか行きたいと思っていた留学。このタイミングでいつ行くか考えてみませんか?

【無料】LINEで留学相談する!

そもそも入国審査って何をしているの?

フィリピン 入国審査

入国審査とは、海外からの旅行者を自国に迎え入れてもいいのか、入国にふさわしい人物かどうかチェックするものです。飛行機を降りて、荷物を受け取る前に実施されることが多いです。

入国審査では怪しい人物ではないことを証明するために、

・パスポートやビザの提出
・指紋の採取
・質問による渡航目的のチェック

などが行われます。

旅行者が入国を拒否されることは、ほとんどありません。しかし国によってはパスポートの残存期限の少なさ、ビザの入手忘れ、薬物の所持、質問に答えられないと、別室へ案内されたり、入国を拒否されたりすることがあります。

入国条件は国によってさまざまなので、事前に確認しておきましょう。

次は、フィリピンの入国条件を詳しく見ていきましょう。

LINE留学相談

【フィリピン入国の条件】ビザは不要!ただし帰りのチケットは必須

ここからは、日本人がフィリピンに入国するための

・条件
・必要な持ち物

を紹介します。

日本人がフィリピンに入国する条件

フィリピンの入国条件は、主に以下の3つです。

1. 6ヶ月以上の有効期限が残っているパスポート
2. 30日以内に帰国できる往復航空券、もしくは第3国に出国する航空券
3. eTravelへの事前登録

1. 6ヶ月以上の有効期限が残っているパスポート

フィリピンへの入国には「フィリピン到着時点で6ヶ月以上の有効期限が残っているパスポート」が必要になります。

こちらはコロナ以前と変わらない準備項目ですが、意外と見落としやすいので注意しましょう。

2. 30日以内に帰国できる往復航空券、もしくは第3国に出国する航空券

フィリピン入国から30日以内に日本に帰国する復路航空券を用意しましょう。もしくは日本以外の第三国へ向かう航空券でも問題ありません。

もしフィリピンに30日以上滞在する予定がある場合は、現地で予約の変更ができるチケットを用意してください。

3. eTravelへの事前登録

国外からフィリピンへ入国する全ての人は、eTravelというオンラインフォームへの登録が必須です。登録にはウェブサイト上で個人情報、フライト情報、滞在先情報などが求められます。
eTravel登録ページ

その他、留学を目的とした渡航の場合、審査官によっては教育機関が発行する入学許可証の提示を求められることもあるので、念の為書類を印刷し手荷物で持っておくようにしましょう。

フィリピンに入国する流れ

フィリピン 入国審査

続いては、フィリピンに入国する流れを

・列に並ぶ
・審査を受ける
・荷物を受け取り、税関申告書を渡す

に分けて、「マクタン・セブ国際空港」を参考に解説します。

STEP1. 入国審査の列に並ぶ

飛行機を降りたら案内に沿って進み、入国審査の列に並びましょう。「Immigration」や「Passport Control」の看板を目印にすると分かりやすいです。

また入国審査には「Philippine(フィリピン人専用)」「ASEAN(東南アジア専用)」など、列がいくつか分かれていることも。日本人は基本的に「Foreigner」の列に並んでください。

入国カードは基本的に機内で書きますが、書き忘れたときは入国審査前にあるカウンターで書くことができます。

STEP2. 入国審査を受ける

順番が来たら、入国審査を受けましょう。

入国審査の流れをこまかく分けると、以下の通りです。

(1)審査官にパスポートと入国カードを渡す
(2)写真撮影のためにカメラを見る
(3)指紋採取のために、人差し指や親指をスキャナの上に置く
(4)審査官がパスポートとカードを確認し、質問を受ける
(5)問題なければパスポートを返される

入国審査官からの質問は、あとで詳しく紹介しますね。

STEP3.荷物を受け取り、税関申告書を渡す

審査が終わったら、スーツケースなど預けている荷物を受け取りましょう。

そして機内で書いていた税関申告書を、カウンターで提出します。

LINE留学相談

フィリピンの入国審査で聞かれる内容

フィリピン 入国審査

続いては、入国審査でよくある質問を

・滞在目的
・期間
・滞在場所
・仕事
・帰りのチケット

に分けて紹介しますね。

質問1. What’s the purpose of your visit?

和訳:入国の目的は何ですか?

まず聞かれるのは、フィリピンに渡航する目的です。入国審査では審査官がまず入国目的を聞きますが、しっかりと答えられないと不審がられてしまいます。

回答例:To study.(留学です。)

留学目的で入国する場合は、留学しにきたことを伝えましょう。語学留学を強調するために「To study English.」などと答えることもできます。

回答例:For sightseeing(観光です。)

旅行での入国では、「For sightseeing.(観光です。)」「For vacation.(休暇で来ました。)」と、観光目的であることを伝えましょう。

ビジネスであれば「For business.(ビジネス目的です。)」と答えます。

質問2. How long will you stay here?

和訳:どれくらいフィリピンに滞在しますか?

滞在期間はビザの有無に関わってくるので、聞かれることが多いです。また滞在期間にあわせた、パスポートの残存期間があるかどうかもチェックしておきましょう。

回答例:I’ll stay for one month.(1カ月の予定です。)

自分の留学期間にあわせて答えてください。また「どうしてそんなに長い間フィリピンにいるの?」と聞かれたら、堂々と「英語を勉強するから(To study.)」と答えましょう。

質問3. Where are you staying?

和訳:どこに滞在しますか?

旅行者の居場所を把握するために、滞在場所を聞かれます。基本的にはホテル名や語学学校の名前を伝えましょう。

回答例:Water front hotel.(ウォーターフロントホテルです。)

ホテル名を伝えるとスムーズです。すぐに語学学校に向かうときは「3D Academy,english school」などと答えてください。

What is your job(occupation)

何の仕事をしていますか?

フィリピンに滞在できる収入があるかどうか、職業を聞かれることも多いです。退職して留学する場合でも、前職を答える方が怪しまれないのでおすすめです。

回答例:Student.(学生です。)

現在の職業や前職を答えましょう。社会人は「Office worker(会社員)」などになります。

よくある職業の英語名は、以下の通りです。

・個人事業主:Proprietor
・看護師:Nurse
・エンジニア:Engineer
・主婦:Housewife

Do you have return ticket?

帰りのチケットは持っていますか?

フィリピンの入国条件に「帰りのチケットを持っていること」があります。出国する航空券は、日本行き以外でも問題ありません。フィリピン以外の第3国に渡航するチケットを購入しておきましょう。

回答例:Yes,I’ll go back to Japan.(はい、日本に帰ります。)

答えると同時に、スマホで「eチケット」や「予約メール」を見せる必要があります。

上記を参考にすれば、入国審査は怖くありません。

まとめ

写真の内容

photo by:ARTYOORAN / Shutterstock.com

今回は、フィリピンの入国審査について解説しました。

おさらいすると、入国審査でチェックされるポイントは以下の通りです。

・入国に必要なパスポートやビザを取得しているか
・帰りのチケットを持っているか

また入国審査では、以下の質問をされることが多いです。

・入国の目的
・滞在期間
・滞在場所
・職業
・帰りのチケットの有無

初めてフィリピンに渡航するときは不安に感じますが、事前に調べておけば問題ありません。

フィリピンに留学するときは今回の記事を参考に、入国審査に備えてみてくださいね。

あなたはどのステップにいる?語学留学実現までの流れ

留学 ステップ

語学留学を具体的に検討するなら、まずは留学を実現するまでの流れを確認しましょう!留学準備では大まかに5つのステップがあります。


  1. ステップ1:目星をつける
  2. ステップ2:相談する
  3. ステップ3:申し込む
  4. ステップ4:渡航準備
  5. ステップ5:出発!

留学を思い立ったら、まずは渡航時期、期間、渡航先の目星をつけてみてください。
いつ、どれほどの期間、どんな国で留学するかイメージが持てると具体的な計画を立てやすくなります。

考えることが多い留学準備には、プロの伴走者を

留学 ステップ

留学へ行くとなると考えることはたくさんあります。

  • 「そもそもどんな留学体験ができるんだろう?」
  • 「気になる留学先はあるけど、自分に合っているかわからない」
  • 「結局のところ何から準備を始めたらいいんだろう?」
  • 自分で調べてみたものの、ネット上ではさまざまな意見が発信されていて、何を信じていいかわからないまま、検討途中で止まってしまう留学生は多くいます。その疑問、無理に一人で解決せずに留学カウンセラーに相談してみませんか?

    申込者の満足度95.7%!ベストな留学体験を作るならスクールウィズ!

    スクールウィズ

    スクールウィズは、「一人ひとりにベストな留学体験」をサポートする海外留学の総合エージェントです。
    LINE相談では、留学カウンセラーが無料で相談に乗っており、気軽にプロの目線から留学プランへのアドバイスしています。

    1. 【スクールウィズの特長】
    2. 1. 業界最大級の情報掲載数:16ヵ国746都市2,979校
    3. 2. 留学問い合わせ人数:累計5万人以上
    4. 3. 申込みユーザーの満足度:95.7%

    自分で調べているだけでは検討が前に進まないと感じているなら、今度は留学カウンセラーと一緒に検討を進めてみませんか?

    留学に対するご質問から、留学プランづくり、事前の英語学習、留学中のサポートまで対応しておりますので、ご相談お待ちしております。

    【無料】LINEで留学相談する!

    この記事に関連するタグ

    この留学ブログを書いた人

    モリキアユミ

    モリキアユミ

    1992年生まれ、京都府出身のフリーライター。大学卒業時に就職を蹴って、24カ国・50都市の世界一周を実行し、旅の途中からそのままライターへ。現在はタイと日本を行ったり来たりしています。オーストラリア留学とセブ島留学の経験あり。

    カテゴリーから記事を探す

    英語力アップの留学エージェントなら
    スクールウィズ

    無料留学相談する!

    英語力を伸ばす「あなたにピッタリな留学プラン」を一緒に見つけましょう

    \直接話を聞いて相談したいなら/

    留学カウンセラーと
    個別面談する(オンライン)

    \まずは気軽に相談したいなら/

    公式LINEで
    相談・質問する LINE留学相談 QRコード

    スクールウィズのユーザーになる
    ×

    会員登録は無料!30秒で完了します。
    以下いずれかの方法で会員登録してください。

    既に会員登録がお済みの方はこちらからログインできます。