食品廃棄物を有効利用して代替パーム油、代替メチルセルロース、代替ミルク、ジュースなどを開発するアップサイクルが確認される中、米Optimized Foodsはユニークな取り組みで細胞培養キャビアを開発している。
Optimized Foodsは、培養キャビアの開発で使用する足場として、菌糸体を活用した独自の食用足場・MycoCarrierプラットフォームを開発した。菌糸体足場の生成に食品廃棄物や農業廃棄物を活用しているため、同プラットフォームを使用することで、「食品廃棄物や農業廃棄物をアップサイクルして利益率の高い、健康に良い持続可能な食品に変換」することができるという。
同社によると、1トンの食品廃棄物を約300キログラムの栄養のある食品に変換できるという。
独自の菌糸体足場を活用した細胞培養キャビア

出典:Optimized Foods
ここから先は有料会員限定となります。
読まれたい方はこちらのページから会員登録をお願いします。
すでに登録されている方はこちらのページからログインしてください。
関連記事
2021/10/03
細胞農業企業の多くが牛肉や鶏肉、チーズなどの製造に力を注ぐ中、高級食材であるキャビアの製造にも注目が集まっている。
オランダのスタートアップ企業Geneus Biotechが、細胞農業によるキャビア製造に関...
2022/02/14
細胞を培養して動物肉、魚肉を開発する企業が近年、増加している。培養肉の開発が進む背景には、家畜による温室効果ガスがもたらす地球温暖化、家畜の飼育に大量の飼料・水が必要で効率的でないこと、水産資源の乱獲と高まるシー...
2023/12/08
細胞培養によるティラピアを開発するイスラエル企業EFISHient Proteinが、最初のプロトタイプとなる培養ティラピアの切り身開発に成功したことを発表した。
プレスリリースによると、このプロトタイプは...
2023/05/02
イスラエルの培養肉企業Steakholder Foodsは、世界初のバイオ3Dプリントされた培養ハタの切り身製品を発表した。これは、培養シーフード企業Umami Meatsのハタ細胞を使ったバイオインクをカスタマ...
2023/12/14
シンガポールに続き、今年6月にアメリカでも培養肉の販売が承認されました。
今Foovoが注目しているのは、培養魚の動向です。
2023年11月時点で培養魚で販売認可を取得した企業はまだありません。培養...
アイキャッチ画像の出典:Optimized Foods