【真冬の川に転落した車】
真冬のラスベガス郊外、豪雨で氾濫した川に転落し、逆さまの状態になった車が発見された。
しかも中には、運転手が取り残されているという。
水温はわずか5度。
すぐに運転手を救出すべく、救助隊員が川へと入った。
だが、落下の衝撃で運転席がつぶされ、この状態での救出は不可能。
何とか車体を持ち上げると…運転手の足が見えた。
しかし、体が車体に挟まり、助け出すことができない。
もはや万事休すだった。
水温はわずか5度、懸命な救出活動が行われていた。
ようやく意識を失った運転手を座席から救出。
だが、助けに入った隊員まで流されてしまう。
寒さと激しい流れのため、体が思うように動かない。
隊員同士が手を繋ぎ、流されないよう必死に堪える。
一丸となっての救出作業により、なんとか引き上げに成功。
しかし、努力はむなしく、運転手は重度の低体温症に陥っており、心肺停止状態。
絶望的な状態で病院へと運ばれた。
しかし…なんと彼は無事であった。
運ばれた病院には偶然にも、これまで低体温症の患者を数多く救ってきた名医がいたのだ!
引き上げられ命を救われた男性。
その裏側には、激流の中 救助にあたった、ヒーローたちの存在があった。
【ベランダの柵に宙吊り!】
中国・山東省の団地の5階に、今にも落ちそうな子供が!
それを助けようと、下の階から身を乗り出す男性たち。
この子は1歳8ヶ月の男の子。
両親の留守中、窓の外に出てしまい、柵の隙間から落下、頭が引っかかってしまったのだ。
気付いた団地の住民が部屋の中に入ろうとしたのだが、鍵がかかっていた。
そのため、下の階に住む人に事情を説明、中に入れてもらったのだという。
さらに、最悪の事態に備え、地上で布団を広げる人たちの姿も。
下から手を伸ばす2人の男性。
ここは団地の5階、少しでもバランスを崩せば、自分たちも命を落としかねない。
そんな中、恐れていた事態が…柵にぶら下がっていた男の子が気を失ってしまったのだ!
このままだと呼吸困難に陥り、間違いなく死に至る。
状況は一刻を争う。
すると下の階の男性たちが、部屋にあった折りたたみの椅子を使い、男の子を下から支え始めた。
少し意識を取り戻したようだ。
さらにもう一つ椅子を追加する。
すると、次の瞬間!
完全に男の子が意識を取り戻した。
必死に立ち上がろうとする。
しかし、首を外すことは出来ない。
下で支える2人の男性の体力も限界に近づいていた。
するとその時…鍵をこじ開け入ってきた住民が、男の子を救出!
20分以上に渡った救出劇。
男の子は軽い打撲だけですみ、大事には至らなかった。
専門家によれば、足下に置いた椅子で体を持ち上げたことで、首元に余裕が出来た。
そのお陰で気道が開き、意識を取り戻した可能性が高いという。
いずれにせよ、2人の男性の機転を利かせた行動がなければ、男の子の命は助からなかったに違いない。
小さな命を救ったのは、同じ団地に住む、ご近所のヒーローだった。
【転覆したカヤック】
アラスカ、シックスマイル川。
流れが早く、川下りなどのアクティビティが楽しめると人気のこの川で…転覆したカヤックにつかまりながら流されている、一人の男性が!
岩場に挟まり、カヤックだけが流されてしまう。
かろうじて岩にしがみつく男性。
周囲にいた人が必死に対岸の人に叫び救助を求める。
すると、気づいた人が駆けつけ、男性にロープを渡した。
だが、足が岩に挟まり、身動きが取れない。
救助する彼は、溺れる男性の呼吸を確保しようと、力一杯、ロープを引っ張り続ける。
しかし、足場が濡れているため、自分もいつ転落するかわからない。
そして最悪の事態が訪れる。
激流の勢いで足が外れたものの、そのまま流れに飲み込まれてしまったのだ!
姿を現さない男性。
絶体絶命と思われたその時!
突然、一人が飛び込み、男性の元へ。
そのまま男性を抱え下流へ。
岸からロープが投げ込まれる。
そして無事救助、すぐに心肺蘇生が行われ、男性は意識を回復した。
死の淵にいた男性。
その命は、勇敢なヒーローと仲間たちの連携プレーによって救われた。
【深さ15m! 井戸に落ちた男の子】
大勢の人が見守る中、懸命に土を掘る作業員たち。
神に祈るように様子を見つめる人々。
そのわけは…作業員たちが覗くこのパイプの中に、3歳の男の子が落ちてしまったのだ。
これは子供の家の前に設置してあった井戸。
使われなくなったため、フタがしてあったのだが、この日はなぜかフタが外れていたため、子供が誤って落ちてしまったのだ。
穴は直径約30センチ、深さ15メートル。
子供は井戸に引っかかりながらゆっくりと落下したとみられ、幸い生存は確認されていた。
しかし幅が狭く、救助隊が入ることはできなかった。
そのため周りを掘り、井戸ごと取り出す作戦が実行された。
しかしこの時、すでに15時間が経過。
一向に救助の目処は立たない。
他にも、ロープで子供を引っ張りあげる作戦も試されたが、うまくいかない。
ライトで確認するも、男の子の衰弱は激しく、ほとんど反応しなくなってきた。
ただ様子を見守るしかない両親。
果たして幼い命の運命は?
すると、ふいに、1人の少年の周りが慌ただしくなった。
作業員たちがその体に取り付けようとしているのはハーネス。
彼はこの近くに住むクリスチャンくん、14歳。
学校帰りに騒動を聞きつけ、様子を見に来ていたという。
少年は落ちた子供やその家族と面識はなかったが、状況を知り、自ら助けに行きたいと志願したのだ。
井戸の直径は少年が肩を窄めてギリギリ入る程度のサイズ。 子供にロープを結ぶとなれば、頭から入らなければならない上に、途中で詰まってしまえば、中で宙吊り状態になる可能性もある。 その状況が続けば、呼吸困難や意識を失う危険もあり、最悪の場合、少年自身が命を落としかねない。 だが、現状では子供を救えるのは彼しかいない。
準備を万全に整え、いざ!
慎重にクリスチャンくんを降下させていく作業員たち。
果たして…見事、救出成功!
男の子に目立った怪我はなく、意識もはっきりしている様子。
その後、クリスチャン君には、人々に大きな勇気と感動を与えたとして、「ヒーロー・オブ・ザ・タウン」の称号が贈られた。
あれから10年後の現在。
救助されたガブリエルくんは、13歳になり元気に過ごしているという。
そして救助したヒーロー、当時14歳だったクリスチャンくんは現在24歳。
そして、結婚し1児のパパになっていた。
小さなヒーローだった少年は、家族を支える頼もしいヒーローへと変身していた。
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