12月20日 オンエア
ヒーローSP part 1
 

【高層ビルで火災発生!】

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イギリス・ロンドン。 今から1ヶ月前の今年11月、工事中の高層ビルで火災が発生。 黒煙と炎が激しく立ち上る中、50人以上の消防隊員が懸命の消火作業に当たる。
実はこの時、最悪の事態が迫っていた。 ビルに取り残された作業員がいたのだ。 迫りくる炎と煙。 とても飛び降りられる高さではなく、逃げ場がない。 命の危機は確実に迫っていた。 しかし、消防隊も炎と煙にはばまれ救助に向かうことができない。

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すると、その時! 作業員の頭上に…ゴンドラが!
実はこのゴンドラ、吊るしているのは、火災が起こっているビルに設置されたクレーン。 これに作業員を乗せて救出しようというのだ!
クレーンを操縦するのは、65歳のベテランオペレーター、エドワーズさん。 強い風が吹いている上に、炎と煙で男性の周囲は全く見えない状況。 そんな中、先端に取り付けられたカメラだけを頼りに、ゴンドラを男性の近くに下ろすことに成功! しかし勢いを増す煙と炎に、作業員はなかなかゴンドラに近づけずにいた。

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エドワーズさんはクレーンを巧みに操り、炎の反対側に入口が来るように位置を微調整。 ビルの中からは消防隊員がホースで消火活動を行う。
そして、一瞬炎が弱まった隙にゴンドラに乗り込むことに成功。 作業員は、無事救出された。
強風にあおられながらも、見事なクレーン捌きで作業員を救出した、エドワーズさん。 一連の救出劇を見ていた多くの人たちは、その技術に盛大な拍手を送った。

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だが、後のインタビューで彼はこう語っている。
「誤解しないでほしいのは、私はたまたま、その場にいたクレーンオペレーターだったということです。世の中にいるクレーンオペレーターなら誰もが同じことをしたと思います。私は偶然、あの場に居合わせただけなんです。」
謙虚に語るエドワーズさんだが、間違いなく、仲間の命を救ったヒーローだ!

【路上で炎上する車】

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今年1月、ラスベガスの道路で車が中央分離帯に激突、煙を噴き上げていた。 警官が中を確認すると、運転席に気を失った男性が! 直ちに運転席側に回り、ドアを開けようとするが、ロックが掛かり、開かない。 すると、その場に偶然居合わせた男性が中からロックを解除。

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話しかけても、運転手の反応はない。 2人で協力し、車から引っ張り出そうとした、その時! 突如、車体が炎上!
間一髪救出に成功、運転手も無事意識を取り戻した。 あと数秒、助け出すのが遅れていれば、運転手は車ごと炎に包まれていただろう。 名もなきヒーローによる奇跡の救出劇であった。

【上空4300mからのダイブ】

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こちらは、オーストラリアのスカイダイビング学校で行われた実践授業。 上空4300mからのダイブ、生徒とインストラクターがバディを組んで行う。 生徒のジョーンズくんが先に飛び、インストラクターがその様子を撮影する。
ジョーンズくんは、今回2回目のダイブとあって少し余裕が感じられる。 そして、順調に降下していると思われたのだが…上空3000m地点で、ジョーンズくんの様子に異変が! なんと気絶してしまったのだ。 体は秒速50mのスピードで急速に落下!

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この時の高度は2250m。 高度750mまでにパラシュートを開かないと、十分な減速ができず、地面に激突する危険がある。
リミットである高度に到達するまで、残り30秒。

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果たして…見事、インストラクターは、安全な高度でジョーンズくんをキャッチ! パラシュートを開くことに成功した!
頭上に開いたジョーンズくんのパラシュートが見える。 しかし、まだ危機が去ったわけではない。 パラシュートは開いたものの、気絶したままだと着地の体勢によっては地上に激突、最悪の事態もありえるのだ。

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先にインストラクターが着地。 すると、その直後、ジョーンズ君から無線連絡が入った。 パラシュートが開いた瞬間、その衝撃で意識が戻ったという。 そしてジョーンズ君は、レッスン通り、しっかりと両足を開き、無事 着地に成功。
絶体絶命の状況の中、自らの危険も顧みず、生徒の危機を救う、その姿はまさに空を飛ぶスーパーヒーローだった。

【自殺した女性を救助】

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今年6月、中国浙江(せっこう)省でデリバリーの配達員がとった行動がまさにヒーローそのものだと大きな話題を呼んだ。
青年が立っているのは、高さ12m、ビルの4階の高さにあたる橋の上。 そして、なんと橋の上から飛び降りたではないか!
実は川の中には、溺れている女性が。 そう!彼はこの女性を助けるため橋から飛び込んだのだ。

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この配達員の名は、彭清林(ぽんちんりん)さん。 荷物を届けるため橋を渡っていたところ、誰かが川に飛び降りたと騒いでいる人たちに遭遇。 彭さんが橋の下をみると、そこには溺れている女性が!
実はこの女性は、自殺しようと川に飛び込んだものの、死ぬことができず、溺れもがいていたのだ。 そのことを知らない彭さんは、警察が来るまで待っていたら間に合わないと思い、飛び降りた。
しかしこの時、最悪なことが起こっていた。 彭さんは川底の岩に背中を強打、その衝撃で背骨を圧迫骨折していたのだ! それでも必死に女性の元へ泳ぐ。
すると、その時だった! 救命用の浮き輪が投げ入れられた。 ほどなく警察のボートが現場に駆けつけ、無事 女性を救出した。

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その後、彭さんはボートには乗らず、自力で岸辺まで泳ぐと、お客さんが待っていると、濡れたまま配達に向かった。
翌日、彭さんは入院。 検査の結果、命に別状はなかった。 その後、危険を顧みず、女性の命を救った彭さんの行動が報道されると、一躍、彼はヒーローとなった!
しかし、ヒーローと呼ばれることに対して彭さんは…
「ヒーローと呼ばれるのは、不思議な感じがします。私はただいい人間でありたい、そう思っているだけです」
行動だけでなく、その精神もまさにヒーローだった。

【電柱から降りられない猫】

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電柱を登る男性、その先には…猫。 てっぺんまで登ったものの、降りられなくなってしまったらしい。
男性のミッションは、この猫を無事に地上に降ろすこと。 電柱の高さは10メートル。 流石の猫でも落ちれば無事では済まない。

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自身の安全もしっかり確認し、いざ! しかし、恐怖からか電柱に爪を食い込ませ、離れようとしない。 ようやく離れた! だが、男性はなぜか猫に再び、電柱を掴ませる。
その後も、離しては掴ませることを繰り返す。 一体、何をしようというのか?

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「手はここに置いて。足はここ。いい?足をここに持って来るんだ。」
男性は猫の手を取っては、少し下に。 足も同様に少しずつ下の方を掴ませる。 そう、実はこれ、抱えて降ろすのではなく、自分で降りられるように教えているのだ。
男性によれば、降り方を教えることによって、また同じような状況に陥った際、自分で降りられるようにするためなのだそう。 少しずつゆっくりレクチャーを続けると…なんと、教えられた通り、自分で降り始めた! そして、無事 地上へ生還!
男性の本業は樹木栽培業。 しかし今回のような依頼も多いという。 猫にとっては、ヒーロー兼ティーチャーなのだ。

放送内容

次回 | 1月10日(水) 19:00~21:54 放送

奇跡体験!アンビリバボー 絶景!衝撃事件!大感動!年始め怒涛の3時間SP

世界一の奇景!悪魔の目&回転する不思議な陸地!?現地に潜入調査▽伝説の鑑識官が発明した驚愕捜査術▽亡き妻が残したレシピに隠された愛!夫婦が歩む感動の軌跡

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番組へのメッセージ

毎回楽しみにしています。

大逆転SPバスケットボールのお話よかったです。チーム全体が一つになったからこその勝利だと思います。
(南光太郎・男・フリーター・50's)2024/01/02 05:07

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